【2025年最新】地クラブのドライバーおすすめ15選│飛ぶ人気モデルや選び方は?

ギア情報

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本記事では、地クラブのドライバーおすすめ15選や選び方、メリット・デメリットなどを解説します。

以下のような方は地クラブのドライバーの導入がおすすめです。

  • 尖った性能やデザインのドライバーを使いたい
  • ほかとは被らないモデルを使いたい
  • より幅広い選択肢から自分に合ったドライバーを選びたい

地クラブメーカーは多岐にわたり、それぞれ魅力的なドライバーを展開しています。自分にピッタリのモデルを導入すれば、ティーショットの飛距離や精度が向上し、飛距離アップ安定性の向上につながるため、ぜひ参考にしてください。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

筆者も地クラブメーカー「GTD」のドライバーを愛用しています!

※最初からおすすめの地クラブドライバーをチェックしたい場合は「こちら」からジャンプできます!

地クラブのドライバーとは?

地クラブとは、大手のゴルフメーカーではなく、比較的小規模なメーカーによって開発されたクラブです。日本には多岐にわたる地クラブメーカーが存在し、それぞれ魅力的なクラブが展開されています。

大手メーカーよりも特定層をターゲットにしたクラブが開発されている傾向があり、オンリーワンな性能・デザインのモデルが数多く存在します。また「ヘッド」や「シャフト」のようにパーツ単体で販売されていることが多く、大手メーカーのモデルよりカスタマイズしやすい点も魅力です。クラブの製造数が少ないので一般的なゴルフショップに並ぶことは少ないですが、多くのゴルファーに有力な選択肢となるでしょう。

「地クラブは技術力が不安」という印象を持つ層もいるようですが、クラブの精度はむしろ地クラブのほうが高い場合があります。地クラブメーカーのなかには、大手メーカーの製造委託を請け負っているケースもあるので、技術面での心配は不要です。

地クラブドライバーの5つのメリット

地クラブのドライバーを導入する主なメリットは、以下の5つです。

  • クラブの精度が高い
  • カスタマイズ性が高い
  • 尖った機能やデザインを有しているケースがある
  • 幅広い選択肢からドライバーを選べる
  • ほかのゴルファーと被りにくい

各メリットを詳しく解説します。

クラブの精度が高い

地クラブメーカーは、一般的な大手メーカーと比較して、クラブの精度が高いといわれています。大きな理由は、ドライバーのヘッドの管理方法が異なるためです。

大手メーカーでも地クラブメーカーでも、クラブを制作する際は「公差」が生じます。具体例をいくつか紹介します。

  • ヘッド重量が仕様書から数グラム重くなった
  • ロフト角が仕様書から0.1度小さくなった

大量生産を行う大手メーカーの場合、クラブ一つひとつの管理や計測はほぼ不可能です。事前に許容した公差内であれば、そのままドライバーを販売します。

一方で、生産数が少ない地クラブメーカーの場合は、個体をそれぞれ検査可能です。公差が限りなく少ない個体を販売できるので、精度が非常に高くなっています。また、公差を利用して顧客の要望にマッチした個体を選別できるケースもあるでしょう。

もちろん、ヘッドの管理方法は各地クラブメーカーで異なるので一概にはいえませんが、少なくとも「地クラブはクラブの精度が低い」という意見は見当違いでしょう。

カスタマイズ性が高い

カスタマイズ性が高い点も地クラブのドライバーの魅力です。

「カスタムクラブ」とも呼ばれる地クラブは、ヘッドやシャフトなど、パーツごとの販売が基本です。大手メーカーの純正品とは異なり、ヘッドからシャフト、グリップまで、個々のスイングや好みに合わせてカスタマイズできます。

大手メーカーもシャフトをカスタムできるケースがありますが、ヘッドだけ購入できるモデルは稀でしょう。

こだわりを持って自分好みのドライバーを使いたい方にも、地クラブのドライバーがおすすめです。

尖った機能やデザインを有しているケースがある

地クラブのドライバーは、機能やデザインが尖ったモデルが多いです。具体例をいくつか紹介します。

  • 極限まで低スピン化したモデル
  • ひたすら飛距離を追求したモデル
  • 競技では使用できないルール上限を超えた高反発ドライバー
  • ヘッド体積300cc前後の小型ドライバー

地クラブメーカーは、特定のターゲット層に特化したクラブを開発している傾向があります。傾向としては、中~上級者向けのモデルが多いです。希望の性能のモデルが大手メーカーでは販売されていなくても、自分にピッタリのドライバーを購入できる可能性があります。

幅広い選択肢からドライバーを選べる

地クラブを視野に入れることで、より幅広い選択肢からドライバーを選べるようになります。

新しくドライバーを購入する際、そもそも地クラブは検討すらしない方が多いです。しかし、国内には多岐にわたる地クラブメーカーが存在します。地クラブを視野に入れるだけで、今までより多くの選択肢のなかから自分に合ったドライバーを見つけることができます。

特に「ドライバー選びは妥協したくない」と考える場合、地クラブのドライバーは必見です。

ほかのゴルファーと被りにくい

ほかのゴルファーと被りにくい点も地クラブのドライバーの魅力です。

多くのゴルファーは、大手メーカーのドライバーを使用しています。地クラブの希少性や特徴的なデザインは、目新しさを与えられるでしょう。

会話が盛り上がるきっかけや新たな出会いにつながる可能性があり、ゴルフ通という印象を持ってもらえるかもしれません。

地クラブドライバーの4つのデメリット

地クラブのドライバーには、以下のデメリットがあります。

  • 購入できるショップが限られている
  • 情報収集が難しい
  • パーツ別の販売が基本
  • 大手モデルより高額な可能性がある

各要素を詳しく解説します。

購入できるショップが限られている

地クラブのドライバーは、大手メーカーのモデルと比較して、購入できるショップが限られています。大手メーカーのクラブが当然のように並んでいても、地クラブの取り扱いがないショップも多いです。

地クラブのドライバーを購入できる主な手段は、以下の通りです。

  • ゴルフ工房
  • 小規模なゴルフショップ
  • ネットショップ
  • 公式のオンライン通販

中古クラブであれば、大手ゴルフショップにも並んでいることがあります。

大手ゴルフショップでクラブを購入したい方にとって、地クラブのドライバーは向いていない可能性があります。

情報収集が難しい

地クラブのドライバーは、大手メーカーのモデルと比較して、情報収集が難しいです。

大手メーカーの新作モデルは、当然のようにゴルフ雑誌やWebメディア、プレスリリースなどで情報が公開されます。一方で、地クラブの情報を取り扱うメディアは決して多くなく、受動的だとなかなか情報が手に入りにくいです。

地クラブのドライバーを購入したい場合は、積極的にメーカーのホームページなどを確認する必要があるでしょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

筆者もこの記事を作成するにあたって、今まで知らなかった地クラブメーカーに出会いました!

パーツ別の販売が基本

地クラブのドライバーは、パーツ別での販売が基本です。ヘッドだけでなく、シャフトやグリップも自分で選択し、購入しなければなりません。

大手メーカーの純正クラブであれば、ある程度ヘッドの性能とマッチするシャフトがセットになっています。しかし、地クラブのドライバーの場合、自分のスイングやレベルに合ったシャフトを見つける必要があるため、必然的にシャフトに関する基礎知識が求められます。

ただ、なかにはヘッドの性能を最大限に活かせる「地シャフト」を開発しているメーカーもあります。また、ネット通販で地クラブを購入する場合、クラブ販売者が任意のシャフトをセットした状態で販売していることも多いです。

大手モデルより高額な可能性がある

地クラブのドライバーは、大手メーカーのドライバーよりも高額な可能性があります。大手メーカーのように大量生産せず、クラブの開発ペースも早くないことが理由として挙げられます。

一見、大手メーカーと価格が変わらないクラブも多いですが、あくまでもヘッドだけの料金であることが多いです。地クラブを購入する際は、ヘッドの料金に加えて、シャフトの料金を支払う必要がある点に留意してください。

地クラブドライバーの選び方5つのポイント

地クラブのドライバーを購入する際は、以下のポイントに着目してクラブ選びを行いましょう。

  • ヘッドの性能
  • ロフト角
  • ヘッド体積
  • ヘッド重量
  • シャフト

各要素を詳しく解説します。

ヘッドの性能

地クラブのドライバーは、各モデルでヘッドの性能が大きく異なります。ヘッドの性能の一例を紹介します。

  • 低スピン設計で強弾道を実現
  • 高い慣性モーメントにより高い直進性を実現
  • オープンフェースで左へのミスを抑制

たとえば、もともとスライスで悩んでいる方が、左へのミスを抑制するドライバーを選択してしまうと、ミスが強くなる原因となります。まずは「どのようなドライバーが欲しいか」をイメージしてからクラブ選びに移りましょう。

ロフト角

ドライバーのロフト角は、大きく以下の2つの要素に影響を及ぼします。

  • 打ち出し角
  • スピン量

ロフト角が大きいドライバーほど、インパクト時の打ち出し角が高まります。また、ロフト角が大きいとバックスピン量が増え、ボールに浮力が加わります。ヘッドスピードに自信がない方や初級者などにおすすめです。

一方で、ロフト角が小さいドライバーは、打ち出し角が低くなり、バックスピン量も減少するので、比較的ヘッドスピードが速い方向けです。また、ロフト角が小さくなると、サイドスピンの影響を受けやすくなるため、初心者の場合、曲がり幅が増える原因となります。

ただし、ドライバーショットの弾道は、ロフト角だけでなく、総合的なヘッドの性能によって異なります。ロフト角の調整機能が搭載されている地クラブであれば、ヘッド性能に合わせて柔軟に最適なロフト角を設定できるでしょう。

ヘッド体積

現在のドライバー市場では、規則上限の460ccのヘッド体積が一般的です。しかし、地クラブでは、ヘッド体積430~450cc程度の若干小ぶりなモデルも存在します。

ヘッド体積が小さいドライバーのメリットは、ヘッドの操作性が高まる点です。ティーショットでボールをコントロールしたい方によって有力な選択肢となるでしょう。

一方で、寛容性に着目すると、ヘッド体積が大きいドライバーのほうが優れています。できるだけティーショットを安定させたい方は、上限である460ccのドライバーがおすすめです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

稀ではありますが、地クラブではヘッド体積300cc前後のドライバー、いわゆる「ミニドラ」が販売されていることもあります。

▼おすすめのヘッドが小さいドライバー(ミニドラ)はこちら!
ヘッドが小さいドライバー・ミニドラおすすめ10選!小型ヘッドのメリットや注意点とは

ヘッド重量

ドライバーのヘッド重量は、190~210g程度が一般的です。基本的に、力のあるゴルファーは重めのヘッド、非力なゴルファーは軽めのヘッドが適しています。

また、ヘッドが重いモデルは多少ミスをしても弾道がブレにくい傾向があり、ボールを叩く感覚を得られます。

一方でヘッドが軽いモデルは、ヘッドを加速させやすい点が魅力です。ヘッドスピードを加速して飛距離アップを目指したい方にもおすすめです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

クラブの重量は「シャフト重量」も非常に重要です!ヘッド単体で考えるのはなく、シャフトとの組み合わせやバランスを踏まえて検討しましょう!

シャフト

地クラブのドライバーを購入する場合、シャフトの選択肢は大きく以下の3つです。

  • 任意のシャフトを別途購入
  • 地クラブメーカーが展開しているシャフトを購入
  • 既にクラブ販売者が任意でカスタムしているクラブを購入

地クラブの購入で最も一般的なのは、任意のシャフトを別途購入する方法です。シャフトに関する知識は必要ですが、自身のスイングや希望に合わせて柔軟にドライバーをカスタマイズできます。

また、地クラブメーカーがヘッドとは別にシャフトを開発している例もあります。ヘッドの性能を最大限に活かせるスペックであることが多いです。すべてのメーカーで開発されているわけではありませんが、有力な選択肢となるでしょう。

また、ネットショップで地クラブのドライバーを購入する場合は、販売者側が任意のシャフトをカスタムしていることが多いです。「シャフトに関する知識はない」「手軽に地クラブのドライバーを使ってみたい」といった方などにもおすすめです。

地クラブのドライバーおすすめ15選

ここからは、地クラブのドライバーおすすめ15選を紹介します。

  • TT DRIVER GT2 DEEP FACE MODEL【バルド】
  • TP-XI(イレブン)nitrogen【カムイ】
  • RELOADED+ NEO Driver【ドゥーカス】
  • BLACK XSPIRE【ムジーク】
  • AS-450ドライバー【アビリス】
  • EF-02D【エポン】
  • LEIZAM【ジェイビーム】
  • WACWAC 8 DR【ワクチンコンポ】
  • MINERVA VANGUARD【ミネルヴァ】
  • F-Tuning【ロッディオ】
  • MODEL02C DRIVER Two Star【ジニコ】
  • FBL Series 8 ドライバー【マスダゴルフ】
  • KS2 Driver【フソウドリーム】
  • Black Ice The MAX【GTD】
  • Buddy Episode Hyper【バディー】

なお、先述した通り、地クラブのドライバーをネット通販で購入する場合、商品販売者が任意のシャフトをカスタムしていることが多いです。さまざまな商品・シャフトをチェックしてみてください。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

Amazonは地クラブを取り扱っていないことが多いので、楽天市場かYahoo!ショッピングでの検索をおすすめします!

TT DRIVER GT2 DEEP FACE MODEL【バルド】

「TT DRIVER GT2 DEEP FACE MODEL」は、地クラブメーカー「バルド」から発売されているフルサイズのディープフェースモデルのドライバーです。

GT1~3のシリーズ中、最も有効打点距離が長くロースピン設計である点が特徴です。ボールを鷲掴みにつかまえて弾き出す感覚を得られ、自然に振り抜けばハイドローショットを実現しやすくなっています。

また、ソールのフェース寄りにはブースターグルーブを採用。インパクト時のたわみが増加し、初速アップを実現。さらに、ロフト角やライ角、フェースアングルを計8通りに調整できる弾道調整機能も搭載しています。

モデルTT DRIVER GT2 DEEP FACE MODEL
メーカーBALDO(バルド)
ロフト角(度)9.0/9.5/10.0/10.5/11.0
ライ角(度)59.0
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)198
弾道調整機能あり
発売日2024年

TP-XI(イレブン)nitrogen【カムイ】

カムイから発売の「TP-XI(イレブン)nitrogen」の大きな特徴は、窒素ガスをヘッド内に装填し、ヘッド内圧を高めている点です。窒素ガスの反発がインパクト後のヘッドの減速を抑制し、初速の向上やオフセンターにヒット時の安定感につながります。

また、ヘッドタイプが以下の2種類展開されている点も特徴です。

  • ガス+発泡タイプ(ソールライン銀):静かな打球音とソフトな打感、強弾道が特徴
  • ガスタイプ:高い金属音の打球音と長く続く余韻、高反発並みの打感・初速が特徴

ロフト角は1度刻みで計5種類展開されており、ロフト角が大きくなるほどフックフェース気味となっていきます。

モデルTP-XI(イレブン)nitrogen
メーカーKAMUI(カムイ)
ロフト角(度)8.0/9.0/10.0/11.0/12.0
ライ角(度)8.0:58.0
9.0:58.5
10.0:59.5
11.0:59.5
12.0:59.5
ヘッド体積(cc)445
ヘッド重量(g)193~
弾道調整機能なし
発売日2024年

RELOADED+ NEO Driver【ドゥーカス】

ドゥーカスの「リローデッド プラス ネオ ドライバー」は、カーボン内蔵のWフェース設計による高い反発性能が魅力です。さらに、やや前方寄りの重心により適正スピンを実現し、ランも伸びるので、トータルでの飛距離アップを目指せます。

また、高慣性モーメント設計となっており、直進安定性も向上。弾道調整機能でロフト角とライ角、フェース角を調整でき、個々のスキルにマッチしたセッティングが可能です。

Wフェースの効果により、打感は柔らかく、低めのシブい打音となっています。

モデルRELOADED+ NEO Driver
メーカーDOCUS(ドゥーカス)
ロフト角(度)10/11
ライ角(度)60.0
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)201
弾道調整機能あり
発売日2024年モデル

BLACK XSPIRE【ムジーク】

地クラブメーカー「ムジーク」から発売されている「ブラックエクスパイヤー」は、高い飛距離性能と寛容性が魅力です。

バックフェース部分に精密CNCミルド加工を施し、フェース周辺部を薄肉化。反発エリアの拡大やフェースセンター部のたわみの増加につながり、飛距離や安定性アップを実現できます。

また、軽量素材の採用によって余剰重量を創出し、ヘッド後方のドローバイアスにSUSウェイトを配置。ボールのつかまりやすさを促進します。さらに、2種類から選択可能なオリジナルスリーブにより、計16通りにロフト角・ライ角を調整可能です。

モデルBLACK XSPIRE
メーカーmuziik(ムジーク)
ロフト角(度)10.5
ライ角(度)60.0
ヘッド体積(cc)450
ヘッド重量(g)199
弾道調整機能あり
発売日2023年6月

AS-450ドライバー【アビリス】

「去年より遠くへ。」がブランドコンセプトの「アビリス」から発売されているドライバーです。

最大限の飛距離性能を発揮するために、ボールのつかまりにこだわって製造されている点が特徴のひとつです。ヘッドが450ccと比較的小ぶりで、重心距離も短く設計されているので、ヘッドターンでつかまえる感覚を持てるでしょう。

また、フェースの近くに深い溝を配備し、たわみやすさやフェース下部でヒットした際のスピン量の抑制を実現。手元寄りの中調子設計のオリジナルシャフトも相まって、高い飛距離性能を発揮します。

モデルAS-450ドライバー
メーカーABILES(アビリス)
ロフト角(度)9.5/10.5/11.5(Lのみ)
ライ角(度)60.0
ヘッド体積(cc)450
ヘッド重量(g)約195
弾道調整機能なし
発売日

EF-02D【エポン】

「EF-02D」は、1977年に創業した地クラブメーカー「エポン」のドライバーです。

アドレス時の投影面積が大きく、安心感を生みます。また、トゥにヒットしてもフェースが開きにくいセンター重心設計となっており、弾道の安定化やセンターヒット時の初速アップを実現しました。

さらに、ヘッド重量とロフト角が異なる2つのモデルが展開されており、ウェイトやロフト角・ライ角調整機能によって、柔軟にカスタマイズが可能です。ローロフトタイプの「EF-02D」は速めのヘッドスピード推奨で、ハイロフトタイプの「EF-02D HT」は、標準的なヘッドスピードの方向けのモデルです。

モデルEF-02D
メーカーEPON(エポン)
ロフト角(度)D:10-11
D HT:11.5-12.5
ライ角(度)59.0
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)D:202
D HT:199
弾道調整機能あり
発売日2023年2月

LEIZAM【ジェイビーム】

ジェイビームから発売されている「レイザム」は、直進性の高いフェースコントロールに重きを置いた、やさしさを追求した性能が特徴です。

独自の中型ヘッド構造を採用し、空気抵抗を軽減。さらに、ワイドスイートエリアによりミスヒットへの寛容性にも優れています。

専用レンチを使えば、フェースアングルやライ角、ロフト角を柔軟にセッティング可能です。

モデルLEIZAM
メーカーJBEAM(ジェイビーム)
ロフト角(度)9.5/10.5/11.5
ライ角(度)59.0
ヘッド体積(cc)455
ヘッド重量(g)198
弾道調整機能あり
発売日2023年12月

WACWAC 8 DR【ワクチンコンポ】

ワクチンコンポの「WACWAC 8 DR」は、キャビティーソール&ダブルカーボン構造により生み出した余剰重量をフェイス部に集中させることで、初速性能の向上を実現しています。さらに、フェース前面に重量を配分した浅重心により、強弾道性能を発揮します。

また、ロフト角のバリエーションが3種類提供されており、ロフト角10.5度でもヘッド体積430ccの小型設計である点も特徴です。ヘッドの操作性を求めるゴルファーにもおすすめです。

ロフト角やライ角、フェースアングルは、計8通りの弾道調整機能により柔軟にカスタマイズできます。

モデルWACWAC 8 DR
メーカーWACCINE COMPO(ワクチンコンポ)
ロフト角(度)9.5/10.5/11.5(HT)
ライ角(度)60.0
ヘッド体積(cc)9.5:415
10.5:430
11.5(HT):455
ヘッド重量(g)9.5:196
10.5:196/190
11.5(HT):190
弾道調整機能あり
発売日2024年9月

MINERVA VANGUARD【ミネルヴァ】

地クラブメーカー「ミネルヴァ」から発売されている「MINERVA VANGUARD」は、以下の3つの要素で理想の弾道を実現できる点が魅力です。

  • 可変式スリーブ
  • 4つのソールウェイト
  • フェース下の2つのウェイト

ロフト角やライ角、フェース角はもちろん、重心ポイントも微調整できるので、スイングに合わせて柔軟にクラブをカスタマイズしたい方などにおすすめです。

ミネルヴァは、2022年に第一作目のドライバーを発売した比較的新しい地クラブメーカーですが、高い飛距離性能で話題になった口コミもあります。

モデルMINERVA VANGUARD
メーカーMINERVA(ミネルヴァ)
ロフト角(度)9.5~11.5
ライ角(度)58.5
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)196~200
弾道調整機能あり
発売日2024年10月

F-Tuning【ロッディオ】

ロッディオの「F-Tuning」は、カーボンクラウン構造を採用し、最大限の軽量化が図られたドライバーです。スリーブタイプの場合、ヘッド重量は190.6gと比較的軽量なので、非力なゴルファーや女性でも扱いやすい一本です。

また、スイートスポット周辺の前後左右に反発スポットが点在し、有効直進エリアも最大限に拡大しています。飛距離性能と直進性を求める方にもおすすめです。

ホーゼルは「1度ホーゼル」と「2度ホーゼル」の2種類が用意されており、理想のライ角やロフト角、フェース角によって選択可能です。

モデルF-Tuning
メーカーRODDIO(ロッディオ)
ロフト角(度)9.5~12.5
ライ角(度)60.0
ヘッド体積(cc)440
ヘッド重量(g)190.6
※スリーブタイプの例
弾道調整機能あり
発売日2023年9月

MODEL02C DRIVER Two Star【ジニコ】

ジニコの「MODEL02C DRIVER Two Star」は、深重心設計+高慣性モーメントが魅力のドライバーです。

インパクト時のヘッドのブレを抑制し、ミスヒット時も安定した飛距離性能や方向性を発揮します。深重心で、自然にボールが上がりやすいため、非力なゴルファーにもおすすめです。

可変式スリーブはロフト角±1.5度、ライ角±3.0度、フェース角±2.0度に調整可能です。

なお、同シリーズの「One Star」は、浅重心の低スピンモデルとなっています。

モデルMODEL02C DRIVER Two Star
メーカーGINNICO(ジニコ)
ロフト角(度)10.5
ライ角(度)57.5
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)201
弾道調整機能あり
発売日2024年7月

FBL Series 8 ドライバー【マスダゴルフ】

「FBL Series 8 ドライバー」は、460ccで現代風なやさしさを持たせることをテーマとしたモデルです。操作性や振りやすさを備えつつ、直進性と打点のブレを向上させています。

また、シャローすぎず、ディープすぎないバランスが取れたヘッド形状も魅力です。洗練されたデザインは、アドレス時に弾道をイメージしやすく、ゴルフクラブらしい美しさを醸し出します。

さらに、マスダゴルフのドライバーとしては初となる、弾道調整機能が搭載されています。8種類のスリーブポジションにより、ロフト角を-2~+1度、ライ角をニュートラルorフェードに調整可能です。

モデルFBL Series 8 ドライバー
メーカーMasdagolf(マスダゴルフ)
ロフト角(度)9.5/10.5
ライ角(度)59.0
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)204
弾道調整機能あり
発売日2024年

KS2 Driver【フソウドリーム】

「KS2 Driver」は、徹底的に装飾を排除したシンプルなデザインの地クラブドライバーです。インパクト時に生じる運動エネルギーのロスを最小限に抑えました。

また、最適な上下慣性モーメント設計により、無駄なバックスピンを削減。451ccと大きすぎないヘッドは、つかまりやすさも実現しています。

可変スリーブにより8種類のポジションを設定可能で、以下の4つをカスタマイズできます。

  • ロフト角(-0.75~+1.5)
  • フェース角(3.0close~3.0open)
  • ライ角(0~+3.0)
  • FP値(15.8~18.6)
モデルKS2 Driver
メーカーFUSO DREAM(フソウドリーム)
ロフト角(度)9.5~11.5
ライ角(度)60.0
ヘッド体積(cc)451
ヘッド重量(g)183
弾道調整機能あり
発売日2024年4月

Black Ice The MAX【GTD】

地クラブメーカーGTDから発売の「Black Ice The MAX」は、低スピンで棒球のフェードを打ちやすいドライバーです。新開発の軽量スリーブで生まれた余剰重量を最適配分しています。

Black Iceシリーズは以下の3つが展開されており、それぞれ特徴が異なります。

  • Black Ice The MAX:低スピンかつ棒球が打ちやすいモデル
  • Black Ice 460 Driver:ドローバイアスで簡単につかまるモデル
  • Black Ice Studio 455 Driver:ハードヒッターが強く叩けるモデル

いずれも飛距離性能に定評があるため、個々のスイングに合わせて選択することをおすすめします。

モデルBlack Ice The MAX
メーカーGTD
ロフト角(度)10.5
ライ角(度)58.0
ヘッド体積(cc)460
ヘッド重量(g)194~198
弾道調整機能あり
発売日2022年5月

Buddy Episode Hyper【バディー】

バディーから発売の「Buddy Episode Hyper」は、ルール適合外の高反発ドライバーです。反発係数の規則上限である0.830を超え、0.8501以上が保証されています。

ロフト角は12度設計で、弾道調整機能により10.5~14.0度まで調整可能です。また、ライ角は最大64度、フェース角はフックフェースに3.0度までセッティングできます。

高飛距離かつドローボールを実現したい以下のようなゴルファーにおすすめです。

  • ヘッドスピードに自信がない方(39m/s以下程度)
  • 女性ゴルファー
  • シニアゴルファー
モデルBuddy Episode Hyper
メーカーBUDDY(バディー)
ロフト角(度)12.0
ライ角(度)62
ヘッド体積(cc)455
ヘッド重量(g)190~197
弾道調整機能あり
発売日2022年

地クラブのドライバーに関するよくある質問

ここでは、地クラブのドライバーに関するよくある質問に回答します。

  • 地クラブのドライバーは中古でも大丈夫?
  • 地クラブのドライバーを使っているプロはいる?

地クラブのドライバーは中古でも大丈夫?

地クラブのドライバーを購入する際は、中古クラブでも問題ありません。

ただし、中古クラブだとヘッドとシャフトがセットになっているケースがほとんどです。以前のクラブの持ち主に合わせてカスタマイズされているため、自分にピッタリのセッティングに出会える可能性は決して高くありません。地クラブのメリットを最大限に活かせない可能性もあるでしょう。

一方で「シャフトのカスタマイズは難しいけれど地クラブのドライバーを使いたい」や「コストを抑えてドライバーを購入したい」という方には最適な選択肢となる可能性があります。

地クラブのドライバーを使っているプロはいる?

プロゴルファーのクラブ事情は、契約した大手メーカーのモデルを使うケースが一般的です。しかし、契約フリーのプロゴルファーを中心に、地クラブを導入している方も存在します。具体的には、以下のプロゴルファーは、地クラブの導入実績(過去を含む)があります。

  • 片山晋呉プロ(ITOBORI)
  • 成田美寿々プロ(ロッディオ)
  • 葭葉ルミプロ(ロッディオ/クレイジー)
  • 石川遼プロ(ソリッドコンタクツ)※アマ時代

ただし、契約フリーのゴルファーが使うという特性上、クラブは頻繁に変わる可能性があります。

まとめ

本記事では、地クラブのドライバーおすすめ15選やメリット・デメリット、選び方などを解説しました。

地クラブのドライバーは、尖ったデザインやカスタマイズ性、精度の高さなどが魅力です。ドライバー選びの際に目を向けることで、より幅広い選択肢から自分に合ったクラブを導入できるでしょう。

しかし、一言で地クラブのドライバーといっても、特徴はさまざまです。本記事で紹介したモデルを比較・検討し、自分にピッタリの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。

この記事の著者
ゴルフシグナル編集部 渡邉

20代後半ゴルフ歴14年。学生時代は競技者としてプレーをしていました。皆さんのゴルフライフが少しでも充実する情報をお届けしたいです。

朝日新聞社・ベスティ・スカイAが運営する「golmicio(ゴルミーチョ)」のライターもしています。

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