やさしいユーティリティおすすめ10選│初心者~中級者必見の人気モデルを解説

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「やさしいユーティリティでグリーンをとらえたい」
「ミドルアイアンやロングアイアンがうまく打てない・・・」

このように考えている方に向けて、この記事ではやさしいユーティリティおすすめ10選や選び方、ユーティリティ採用のメリット・デメリットなどを解説します。

ユーティリティの採用によって、アイアンよりも簡単にボールを上げられ、多少ミスしても安定してグリーン周りまで運べます。ミドルホールのセカンドショットやショートホールのティーショットなど、幅広いシチュエーションで使うことができ、スコアアップの大きな武器となるはずです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ミドル・ロングアイアンの代わりや、フェアウェイウッドとの飛距離の差を埋めるためなどに有効です!

しかし、一言でユーティリティといっても各メーカーから多くのモデルが展開されています。クラブ選びで失敗しないためにも、それぞれの特徴を把握し、自分にピッタリのやさしいユーティリティを見つけましょう。

やさしいユーティリティってどんなモデル?

「やさしいユーティリティ」とは、一般的に以下のようなモデルを指します。

  • 簡単に高弾道なショットを打てる
    →低重心・深重心といったモデルはボールが上がりやすいです。
  • 直進性が高い
    高慣性モーメントや深重心、フェースの捻じれ補正搭載といったモデルは直進性が高めです。
  • 多少ダフっても適切にインパクトできる
    →ワイドソールのモデルであればソールが芝の上を滑ってくれます。独自のソール設計を採用しているモデルもあります。
  • 打点にバラツキがあっても安定して飛んでくれる
    →低・深重心設計や高慣性モーメント化、AI設計などで打点のブレに強いモデルがあります。

一言でユーティリティといっても、「初心者でも安定したショットを打ちやすいやさしいモデル」や「一定の操作性もある中~上級者向けモデル」などさまざまです。

やさしさを重視するにもかかわらず中~上級者向けのモデルを選んでしまうと、「思ったよりミスが減らない」や「左右にバラツキが出てしまう」といった事態が起こり得るため要注意です。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

簡単にボールが上がり、ミスにも強いやさしいモデルは、操作性が低いなどの注意点もあります!
そのため「安定して打てるやさしさ」を求めるのか、「柔軟にマネジメントできる操作性」を求めるのかを明確にすることが大切です!

やさしいユーティリティおすすめ10選

やさしいユーティリティのおすすめは、以下の10モデルです。

  • ELYTE X ユーティリティ【キャロウェイ】
  • Qi35 MAX レスキュー【テーラーメイド】
  • ゼクシオ 13 ハイブリッド【ゼクシオ】
  • B3MAX HYユーティリティ【ブリヂストン】
  • Utility Wings AKA【オノフ】
  • RS SPEED ユーティリティ【プロギア】
  • G440 HLハイブリッド【ピン】
  • GT1 Utility Metal【タイトリスト】
  • DRIVESTAR UT【ヤマハ】
  • UFO AIR UT【キャスコ】

ここでは、各ユーティリティの特徴を詳しく解説します。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

いずれもやさしいモデルですが、それぞれ特徴が異なるため、自分に合った一本を見つけてみてください!

ELYTE X ユーティリティ【キャロウェイ】

キャロウェイの「ELYTE Xユーティリティ」は、高い初速性能と寛容性を同時に実現することに成功したユーティリティです。フェースにある最適な弾道に補正する場所(コントロールポイント)の数を増加させた「Ai 10x FACE」により、前作以上の飛距離性能や方向性、ミスヒットへの強さなどを実現しています。

さらに、フェースのトゥからヒールまでの距離と、フェース面からヘッド後端までの距離が長いことで、アドレス時には安心感を得られます。この形状により、ボールも上がりやすくなるので、やさしく安定して飛ばしたいゴルファーにもおすすめです。

また、全番手に弾道調整機能が搭載されている点も魅力です。ロフト角とライ角を計7パターンに調整でき、ミスの傾向に合わせて最適なセッティングが可能です。

モデル名ELYTE Xユーティリティ
メーカーCallaway(キャロウェイ)
発売日2025年2月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:21.0
#5:25.0
#6:29.0
#7:31.0
ライ角(度)#3:58.875
#4:59.5
#5:60.125
#6:60.75
#7:60.75
長さ(インチ)#3:40.625
#4:40.0
#5:39.375
#6:38.75
#7:38.125
ヘッド体積(cc)#3:130
#4:119
#5:113
#6:104
#7:94
総重量(g)約350
※VENTUS GREEN 50 for Callaway(SR)の場合
シャフトVENTUS GREEN 50 for Callaway(R/SR/S)
FUJI MC 70 for Callaway(S)

Qi35 MAX レスキュー【テーラーメイド】

テーラーメイドの「Qi35 MAX レスキュー」は、やさしさ重視の大型ヘッドシェイプが採用されているユーティリティです。

打点が左右にズレてもミスヒットになりにくい「ツイストフェース」や、高い打ち出し角を実現する低重心化もやさしさのポイントです。ヘッド内部の重量を最適化することで、直進性の向上にも成功しています。

番手は3~7番の計5種類が展開されており、個々の課題やクラブセッティングに合わせて柔軟に選択可能です。

モデル名Qi35 MAX レスキュー
メーカーTaylorMade(テーラーメイド)
発売日2025年2月
ロフト角(度)#3:20.0
#4:23.0
#5:27.0
#6:31.0
#7:35.0
ライ角(度)#3:59.0
#4:59.5
#5:60.0
#6:60.5
#7:61.0
長さ(インチ)#3:40.75
#4:40.25
#5:39.75
#6:39.25
#7:38.75
※2025 Diamana BLUE TM60の場合
ヘッド体積(cc)#3:109
#4:109
#5:109
#6:109
#7:109
総重量(g)約335
※#3/2025 Diamana BLUE TM60(R)の場合
シャフト2025 Diamana BLUE TM60

ゼクシオ 13 ハイブリッド【ゼクシオ】

「ゼクシオ 13 ハイブリッド」は、大きな飛びと方向安定性を追求するさまざまなテクノロジーが搭載されたユーティリティです。

たとえば、トゥ・ヒールの厚肉部の拡大や、クラウン部の薄肉軽量化による余剰重量の最適化により、低・深重心化に成功しています。結果的に、高弾道なショットの実現や高慣性モーメント化によるやさしさの向上につながっています。

さらに、インパクト時に大きくたわむフェース設計や、ダウンスイング時に生じる空力をコントロールする「ActivWing」などにより高い飛距離も発揮します。ヘッドとシャフトはネイビーとレッドの2種類が展開されており、キャディバッグのデザインや好みに合わせて選択可能です。

モデル名ゼクシオ 13 ハイブリッド
メーカーXXIO(ゼクシオ)
発売日2023年12月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:20.0
#5:23.0
#6:26.0
ライ角(度)#3:59.5
#4:60.0
#5:60.5
#6:61.0
長さ(インチ)#3:40.75
#4:40.25
#5:39.75
#6:39.25
ヘッド体積(cc)#3:130
#4:129
#5:127
#6:125
総重量(g)#3:318
#4:323
#5:328
#6:332
※シャフトフレックスRの場合
シャフトゼクシオ MP1300 カーボンシャフト(ネイビー/レッド)(R2/R/SR/S)

B3MAX HYユーティリティ【ブリヂストン】

ブリヂストンの「B3MAX HYユーティリティ」は、「MAXやさしい」がキャッチフレーズのモデルです。

ヘッドのバック側の高性能ウェイトによる深重心化や、フェースの裏から支えるサスペンションコアにより、許容性の向上に成功しました。Bシリーズ史上最大の慣性モーメントを誇り、ユーティリティにやさしさを求めるゴルファーでも安心して使用できるでしょう。

さらに、スピンを抑制してボールの直進性を高めるミーリングも特徴です。番手は4~6番の3種類が展開されています。

モデル名B3MAX HYユーティリティ
メーカーBRIDGESTONE(ブリヂストン)
発売日2024年4月
ロフト角(度)#4:22.0
#5:25.0
#6:28.0
ライ角(度)#4:60.0
#5:60.5
#6:61.0
長さ(インチ)#4:40.0
#5:39.5
#6:39.0
※VANQUISH BSh for MAX シャフトの場合
ヘッド体積(cc)#4:117
#5:113
#6:109
総重量(g)#4:332
#5:336
#6:341
※VANQUISH BSh for MAX シャフト(S)の場合
シャフトVANQUISH BSh for MAX シャフト(R/S)

Utility Wings AKA【オノフ】

オノフの「Utility Wings AKA」は、「全芯主義」がキャッチフレーズのユーティリティです。

クラウンの薄肉化により低重心化を図りつつ、ヘッドの重心をアベレージゴルファーのスイングに最適化しています。深重心と大きな重心アングルにより、やさしくボールがつかまり、上げることができます。

さらに、ソールの中心にはダフっても刺さらず、抜けの良さを発揮する「レールソール」を採用。打点のブレによりフェースのブレや当たり負けを抑えられるオリジナルシャフトも魅力です。

モデル名Utility Wings AKA
メーカーONOFF(オノフ)
発売日2024年3月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:20.0
#5:23.0
#6:26.0
ライ角(度)#3:58.5
#4:59.0
#5:59.5
#6:60.0
長さ(インチ)#3:40.5
#4:40.0
#5:39.5
#6:39.0
SMOOTH KICK MP-524U(R/SR/S)の場合
ヘッド体積(cc)#3:138
#4:131
#5:122
#6:119
総重量(g)#3:332
#4:336
#5:341
#6:347
※SMOOTH KICK MP-524U(SR)の場合
シャフトSMOOTH KICK MP-524U(R2/R/SR/S)

RS SPEED ユーティリティ【プロギア】

プロギアの「RS SPEED ユーティリティ」は、シャローデザインでやや大きめのヘッドが採用されたモデルです。

高い打ち出し角やスイートスポットの拡大につながり、やさしくグリーンを狙えます。また、偏肉マレージングフェースの採用により、下打点でも高い初速性能を発揮します。

シャフトは適度な重量感を持つクセのないシャフトを採用。R2~Sまで計4種類のフレックスが展開されているため、幅広い方が導入しやすいでしょう。

モデル名RS SPEED ユーティリティ
メーカーPRGR(プロギア)
発売日2025年5月
ロフト角(度)#3:20.0
#4:23.0
#5:26.0
#6:29.0
ライ角(度)#3:59.0
#4:59.5
#5:60.0
#6:60.5
長さ(インチ)#3:40.0
#4:39.5
#5:39.0
#6:38.5
※SPEEDER NX FOR PRGR(SR (M-40)/R (M-37))の場合
ヘッド体積(cc)#3:135
#4:132
#5:123
#6:121
総重量(g)#3:325
#4:330
#5:334
#6:339
※SPEEDER NX FOR PRGR (SR (M-40))の場合
シャフトSPEEDER NX FOR PRGR(S (M-43)/SR (M-40)/R (M-37)/R2 (M-35))

G440 HLハイブリッド【ピン】

ピンの「G440 HLハイブリッド」は、「飛び重心」設計がキャッチフレーズのユーティリティです。

通常のG440ハイブリッドと比較して高弾道設計(High Launch)となっている点が特徴です。日本専用の軽量グリップや軽量シャフト、軽量ウェイトなどの採用により、ヘッドスピードに自信がない方でもしっかりと振り切れるスペックになっています。

さらに、ミスヒット時でも安定した飛び性能を発揮する「バルジ&ロール設計」や、ヒール寄りの重心設計でつかまえて飛ばせるヘッド性能も魅力です。ロフト角とライ角を計8ポジションに調整できるため、個々のスイングに合わせて理想の弾道を実現できるでしょう。

モデル名G440 HLハイブリッド
メーカーPING(ピン)
発売日2025年2月
ロフト角(度)#3:20.0
#4:23.0
#5:26.0
#6:30.0
#7:34.0
ライ角(度)#3:58.5
#4:59.0
#5:59.5
#6:60.0
#7:60.5
長さ(インチ)#3:40.25
#4:39.75
#5:39.25
#6:38.75
#7:38.25
※FUJIKURA SPEEDER NX GREY 35/40の場合
ヘッド体積(cc)#3:120
#4:118
#5:117
#6:117
#7:113
総重量(g)#4:約313
※FUJIKURA SPEEDER NX GREY 40の場合
シャフトFUJIKURA SPEEDER NX GREY 35/40

GT1 Utility Metal【タイトリスト】

タイトリストの「GT1 Utility Metal」は、ウルトラライトウェイト設計が特徴のユーティリティです。GTユーティリティメタルのなかで最も軽量なヘッドに加え、最新素材を採用した超軽量シャフトにより、ヘッドスピードアップが期待できます。

さらに、強化されたウェイト設計と深重心設計により、慣性モーメントを大幅に向上させています。大型のフェースデザインと相まって、自信を持ってショットに臨めるでしょう。

また、調整可能なウェイトが前後に配置されており、弾道の微調整が可能です。ロフト角は29.0度まで展開されているため、やさしいショートユーティリティを求める方にもおすすめです。

モデル名GT1 Utility Metal
メーカーTitleist(タイトリスト)
発売日2025年2月
ロフト角(度)20.0
23.0
26.0
29.0
ライ角(度)20.0:57.5
23.0:58.0
26.0:58.5
29.0:59.5
長さ(インチ)20.0:40.5
23.0:40.0
26.0:39.5
29.0:39.0
ヘッド体積(cc)
総重量(g)
シャフトFujikura AIR SPEEDER Next Gen(R2/R/S)

DRIVESTAR UT【ヤマハ】

ヤマハの「DRIVESTAR UT」は、6番でロフト角23度という飛び系設計が特徴のユーティリティです。

高強度素材「X37」とカーボンクラウンの組み合わせにより低重心化を実現。さらに、偏肉設計を施してフェース下部の薄肉化を図ることで、実打点の反発性能が向上し、高い飛距離性能を発揮します。

インプレスシリーズは飛距離性能を前面に押し出しているモデルであり、「少しでも飛距離アップを実現したい」と考える方を中心におすすめです。

モデル名DRIVESTAR UT
メーカーYAMAHA(ヤマハ)
発売日2024年9月
ロフト角(度)#4:18.0
#5:20.5
#6:23.0
#7:25.5
ライ角(度)#4:58.5
#5:59.0
#6:59.5
#7:60.0
長さ(インチ)#4:40.75
#5:40.25
#6:39.75
#7:39.25
ヘッド体積(cc)
総重量(g)#4:325
#5:330
#6:335
#7:340
※SPEEDER NX for Yamaha M-425U(SR)の場合
シャフトSPEEDER NX for Yamaha M-425U(R/SR/S)

UFO AIR UT【キャスコ】

キャスコの「UFO AIR UT」は、どこからでもグリーンオンを狙えるユーティリティです。150ヤード先に設定した目標地点の直径15ヤード以内に入る確率が、アイアンと比較して1.75倍を実現した調査結果もあります。

ソールのトゥ側には3枚のブレードを装着し、ディフューザー形状を採用することで、高い抜けの良さを発揮します。さらに、ヘッドから飛び出たウイング部分はウェイトの効果を発揮し、重心深度を深く、重心角を大きくしています。結果的に、つかまりが良く、高弾道なショットを実現可能です。

また、番手が3番からAAまで計9種類展開されている点も特徴です。各番手で求められる理想の弾道を得られるよう、重心高さがフロー設計されています。

モデル名UFO AIR UT
メーカーkasco(キャスコ)
発売日2024年9月
ロフト角(度)#33:15.0
#44:18.0
#55:22.0
#66:26.0
#77:30.0
#88:34.0
#99:38.0
#PP:42.0
#AA:46.0
ライ角(度)#33:58.0
#44:59.0
#55:59.5
#66:60.25
#77:61.0
#88:61.75
#99:62.5
#PP:62.75
#AA:63.0
長さ(インチ)#33:41.5
#44:40.75
#55:40.0
#66:39.25
#77:38.5
#88:37.75
#99:37.0
#PP:36.25
#AA:35.75
ヘッド体積(cc)#33:130
#44:127
#55:123
#66:121
#77:106
#88:99
#99:92
#PP:90
#AA:87
総重量(g)#33:319
#44:326
#55:334
#66:341
#77:350
#88:358
#99:367
#PP:377
#AA:386
※Falconshaft AIR UT(R)の場合
シャフトFalconshaft AIR UT(R/S)

やさしいユーティリティの選び方

やさしいユーティリティを選ぶ際は、特に以下の4つのポイントに着目しましょう。

  • 番手・ロフト角
  • ヘッド形状
  • ミスへの強さ
  • ボールの上がりやすさ

ここでは、それぞれの選び方のポイントを詳しく解説します。

番手・ロフト角

自分に合った番手を選ぶために、ユーティリティを採用する目的を明確にしましょう。

  • アイアンとフェアウェイウッドのギャップを埋めたい
  • ミドル・ロングアイアンを入れ替える形でユーティリティを入れたい

目的に合致した飛距離を打てる番手・ロフト角を選ぶことが大切です。

注意点として、「番手が同じでもモデルによってロフト角が異なる」点が挙げられます。たとえば、5番ユーティリティのロフト角は、23~27度などモデルによって幅広いです。ロフト角が1度異なると、飛距離は2.5ヤード程度変わるといわれているため、番手ではなくロフト角をベースとしたクラブ選びが大切です。

また、アイアンとユーティリティの飛距離を比べる場合、ロフト角が同じであればユーティリティのほうが5~15ヤード程度飛ぶ傾向があります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ユーティリティのほうが高弾道のショットになりやすく、シャフトが長いことでヘッドスピードも上がりやすくなります!

たとえば、ロフト角が22度の5番アイアンと入れ替えたい場合、ユーティリティはロフト角が23~26度前後のモデルが候補となるでしょう。

ヘッド形状

ユーティリティのヘッド形状は、大きく以下の2つに分けられます。

  • ウッド型:ヘッド形状がフェアウェイウッドに近いモデル
    →フェアウェイウッドに近い性能があり、アイアン型よりボールが上がりやすく、ミスに強い
  • アイアン型:ヘッド形状がアイアンに近いモデル
    →アイアンに近い性能があり、ウッド型より操作性が高い

やさしいユーティリティを使いたい場合、「ウッド型ユーティリティ」がおすすめです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ちなみに、現在はユーティリティといえばウッド型が主流です!

「ユーティリティには操作性も求めたい」や「ロング・ミドルアイアンが得意」といった方は、アイアン型ユーティリティの採用も検討しましょう。

▼おすすめのアイアン型ユーティリティについてはこちら!

ミスへの強さ

やさしいユーティリティを使いたい場合、ミスへの強さは必須の確認事項です。「ミスに強いユーティリティ」とは、具体的に以下のような特性があります。

  • 慣性モーメントが高い
    →オフセンターヒット時でも安定して飛んでくれます。
  • ソール幅が広い
    →ダフリ気味でもソールが滑り、しっかりと抜けてくれます。
  • 低重心・深重心設計
    →球が上がりやすく、上下の打点のブレにも強いです。
  • フェースの捻じれ補正が施されている
    →トゥ側やヒール側に当たっても曲がりにくくなります。

やさしさを強みとしているモデルは、公式サイトの商品紹介でも、ミスへの強さがアピールされていることが多いです。クラブの細かいスペックを見てもクラブのやさしさがわからない場合、紹介文から判断しても良いでしょう。

ボールの上がりやすさ

ボールが上がりやすいモデルであれば、ヘッドスピードに自信がない方でも高弾道なショットを実現でき、飛距離の最大化が期待できます。ボールが上がりやすいモデルとは、以下のような特徴のクラブを指します。

  • 低重心設計
  • 深重心設計

低・深重心設計を実現する工夫は各メーカーでさまざまです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

軽量素材を採用したりクラウン部分を薄くしたりすることで余剰重量を創出し、ヘッドの低い位置や後方に配分する方法が多いです!

ユーティリティを採用する3つのメリット

ユーティリティを採用することで、以下のようなメリットを得られます。

  • アイアンよりも簡単にボールが上がる
  • アイアンよりもミスに強い
  • ロフト角が同じであればアイアンよりも飛距離が出る

ここでは、各メリットについて詳しく解説します。

1. アイアンよりも簡単にボールが上がる

アイアンよりも簡単にボールが上がる点がユーティリティの大きな魅力です。

アイアンショットを上げるには一定のヘッドスピードが求められます。特に、4~6番といったミドル・ロングアイアンは、ヘッドスピードがないと上がりにくく、「ボールが上がらず飛距離の差が出ない」と悩む方も少なくありません。

ユーティリティを採用すれば、4~6番の距離でもボールを上げやすくなります。結果的に、番手ごとの飛距離の差がしっかりと出て、グリーンオンを狙いやすくなるでしょう。

2. アイアンよりもミスに強い

アイアンよりもミスに強い点もユーティリティの強みです。ユーティリティはヘッド体積が大きく、ソール幅も広いため、多少ダフったり打点がズレたりしても、安定してボールが飛んでくれます。

アイアンのなかでも4~6番といったミドル・ロングアイアンは、シャフトが長くシビアな番手であることから、

「ダフリやトップが出てしまう」
「飛距離が安定しない」

といった悩みを持つ方が多いです。

ユーティリティを採用すれば、アイアンよりも安定してボールが飛びやすく、距離が長いショートホールやミドルホールのセカンドショットでもグリーンオンを狙うことができます。

3. ロフト角が同じであればアイアンよりも飛距離が出る

アイアンとロフト角が同じであれば、ユーティリティのほうが飛距離を出せる傾向があります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

弾道が適正化され、シャフトの長さによってヘッドスピードアップも期待できるためです!また、ミスに強いことから安定した平均飛距離を出せる点もポイントです!

そのため、「少しでもグリーンに近づけたい」や「同じ番手で打つたらより飛ばしたい」などと考える方は必見です。

ユーティリティを採用する2つのデメリット・注意点

さまざまなメリットがあるユーティリティですが、以下の2点には注意が必要です。

  • アイアンよりも操作性が低い
  • ボールが上がりすぎる可能性がある

ここでは、各デメリット・注意点を詳しく解説します。

1. アイアンよりも操作性が低い

ユーティリティはアイアンよりもヘッド体積や慣性モーメントが大きいという特性上、ヘッドをコントロールしにくく、操作性を出しにくい傾向があります。そのため、

「ドローやフェードを打ち分けてマネジメントしたい」
「狭いホールはライン出しショットで攻めたい」

といった方には向いていない可能性があります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

とはいえ、ヘッドの操作性を求めるゴルファーはかなりの上級者です!多くのアマチュアゴルファーにとっては、「寛容性」という強みのほうが大きく感じられるはずです!

2. ボールが上がりすぎる可能性がある

ユーティリティはアイアンよりも高弾道なショットを打てる点が魅力のひとつです。しかし、ヘッドスピードが速すぎるハードヒッターの場合、かえってボールが上がりすぎてしまうことも考えられます。

ボールが上がりすぎてしまうと、風の影響を受けやすく、飛距離ダウンの原因にもなるため注意が必要です。

とはいえ、ヘッドスピードが速い男子プロゴルファーもユーティリティを採用していることから、クラブ選びを間違えなければ基本的には問題ありません。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

たとえば、ハードヒッターのゴルファーが極端に軽量かつ低・深重心設計のモデルを選ぶといったケースでは注意が必要です!

まとめ│やさしいユーティリティでスコアアップを目指そう!

やさしいユーティリティを使うことで、アイアンよりも簡単にボールを上げられ、多少ミスをしても安定してグリーン周りまでボールを運べる効果が期待できます。少し長めのショートホールやミドルホールのセカンドショットでパーオン・パーチャンスが増え、スコアアップにつながる要因となるでしょう。

一言でやさしいユーティリティといっても多くのモデルが存在し、それぞれ特徴が異なります。自分のスイングや各モデルの特徴、理想のショットを踏まえ、自分にピッタリの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。

この記事の著者
ゴルフシグナル編集部 渡邉

20代後半ゴルフ歴14年。学生時代は競技者としてプレーをしていました。皆さんのゴルフライフが少しでも充実する情報をお届けしたいです。

朝日新聞社・ベスティ・スカイAが運営する「golmicio(ゴルミーチョ)」のライターもしています。

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