アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ18選|ウッド型との違いや飛距離、選び方も解説

ギア情報

※当サイトのコンテンツには商品プロモーションが含まれている場合があります。

「アイアン型ユーティリティが欲しい」
「アイアン型とウッド型は何が違う?」

などと考えていますか。

ユーティリティ(UT)をセッティングしていても、アイアン型を採用しているアマチュアゴルファーは決して多くありません。

しかし、アイアン型とウッド型は特性が異なるため、なかにはアイアン型が向いている方も存在します。

一言でアイアン型ユーティリティといっても各メーカーのモデルは様々です。

ウッド型との違いや選び方を踏まえて、自分にピッタリの1本を見つけてください。

本記事では、アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ18選やウッド型との比較、選び方などを解説します。

自分に合ったクラブを選べれば、コースマネジメントの幅が広がりスコアアップに近付けるため、ぜひ参考にしてください。

最初からおすすめのモデルを知りたい方は「こちら」からジャンプできます。

  1. アイアン型ユーティリティ(UT)とは
    1. そもそもユーティリティとは
    2. 主流はウッド型ユーティリティ
    3. アイアン型ユーティリティはヘッド形状がアイアンに近いクラブ
    4. ユーティリティとハイブリッドの違い
  2. アイアン型ユーティリティ(UT)の特徴│ウッド型と比較
    1. ボールの上がりやすさ│アイアン型はラインを出してボールを打ちやすい
    2. 操作性│アイアン型はフェース面のコントロールをしやすい
    3. 寛容性│ウッド型の方が高い
    4. ショットの傾向│アイアン型は左に行きにくい
    5. 感覚│アイアン型UTはアイアンに近い
  3. アイアン型ユーティリティ(UT)が向いているゴルファーの例
  4. アイアン型ユーティリティ(UT)の選び方
    1. ヘッド形状│操作性と寛容性のどちらを重視するか
    2. ロフト角│他のクラブとの繋がりが良いモデルを選ぶ
    3. シャフト│カーボンかスチールか
  5. アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ18選
    1. P-DHY【TaylorMade】
    2. P-UDI【TaylorMade】
    3. U・505【Titleist】
    4. T200 ユーティリティ【Titleist】
    5. APEX UTアイアン【Callaway】
    6. X FORGED UT アイアン【Callaway】
    7. iクロスオーバー【PING】
    8. ZX Mk II ユーティリティ【SRIXON】
    9. B-Limited 229HI ユーティリティー【BRIDGESTONE】
    10. HI-3【FOURTEEN】
    11. KING TEC ONE Length Utility Irons【cobra】
    12. NEW egg i+【PRGR】
    13. Pro FLI-HI【MIZUNO】
    14. AF-906【EPON】
    15. Z621【Zodia】
    16. IRON UTILITY【GINNICO】
    17. STAFF MODEL UTILITY IRONS【Wilson】
    18. マレージングU-アイアン【FLIT-BOX】
  6. アイアン型ユーティリティに関するよくある質問
    1. アイアン型ユーティリティ(UT)の打ち方は?
    2. アイアン型ユーティリティの飛距離は?
  7. まとめ

アイアン型ユーティリティ(UT)とは

ユーティリティの主流はウッド型です。

アイアン型には馴染みのない方も多いため、まずは基礎知識について解説します。

そもそもユーティリティとは

ユーティリティとはアイアンとウッドの中間の特性を持つゴルフクラブの種類です。万能なお助けクラブの位置付けで開発されたため、このような名称が付きました。

ユーティリティは、さらに以下の2つに分類できます。

  • ウッド型ユーティリティ(いわゆる「ユーティリティ」)
  • アイアン型ユーティリティ

基本的にはアイアンとウッドの飛距離の差を埋める目的で使われ、近年では多くのプロゴルファーも採用しています。

また、ユーティリティはアイアンよりもやさしいので、ミドルアイアンと入れ替える形で導入するゴルファーも多いです。

一例ですが「3W+5W+4UT+4I」といったセッティングであれば、難しい3番アイアンを打つ必要がなく、4Iと5Wの飛距離の差も埋められます。170~200ヤード程度の打ち分けが容易となるでしょう。

主流はウッド型ユーティリティ

ユーティリティの主流はウッド型です。

ウッド型のユーティリティとは、フェアウェイウッドのヘッドを小さくしたような見た目のユーティリティを指します。各メーカーから発売されているモデルは、圧倒的にウッド型が多いです。

ウッド型が主流であるため、ウッド型ユーティリティを「ユーティリティ」と一言で表すケースも多々あります。

アイアン型ユーティリティはヘッド形状がアイアンに近いクラブ

アイアン型ユーティリティとは、ヘッドの形状がアイアンに近いタイプのモデルを指します。

後方にボリュームがある中空アイアンを大きめにしたような見た目が多いです。

ウッド型よりアイアンに近い感覚で打つことができ、ロングアイアンよりも簡単に高弾道のボールを打てる点が特徴です。

ユーティリティとハイブリッドの違い

ユーティリティの他に「ハイブリッド」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

ユーティリティは日本での一般的な呼び方です。クラブの種類は同じですが、欧米では「ハイブリッド」と呼ばれることが一般的です。

また、メーカーによってはアイアン型を「ハイブリッド」、中間の形を「ユーティリティ」と呼ぶケースもあります。

アイアン型ユーティリティ(UT)の特徴│ウッド型と比較

ユーティリティはアイアン型とウッド型のどちらが良い?」と悩む方も多いです。

アイアン型ユーティリティの特性を一言で表すと「ウッド型UTとアイアンの中間のクラブ」です。

アイアン型とウッド型では特徴が大きく異なるため、自分のレベルやスイングに合わせて選択しましょう。

ここでは、アイアン型ユーティリティの特徴をウッド型と比較しながら解説します。

ボールの上がりやすさ│アイアン型はラインを出してボールを打ちやすい

アイアン型ユーティリティはウッド型と比較して低弾道なショットになりやすいです。

ウッド型はヘッドが大きく重心が深いため、ヘッドスピードが遅くても打ち出しが高いショットになりやすい設計となっています。

言い換えると、アイアン型はラインを出してコントロールしやすいです。アゲインストの状況でも風の影響を最小限に抑えられるでしょう。ライン出しショットでボールをコントロールしたい人にもおすすめです。

また、ウッド型だとボールが上がりすぎる場合は、アイアン型が適している可能性があります。

他方で、ミドルアイアンと比較すると高弾道なショットとなりやすいです。アイアン型ユーティリティはサイズ感のある中空型のような設計になっているためです。

クラブボールの上がりやすさ
アイアン型UT
ウッド型UT
アイアン

操作性│アイアン型はフェース面のコントロールをしやすい

操作性に着目すると、ウッド型よりもアイアン型の方が優れています。

アイアン型はウッド型よりもヘッドがコンパクトであり、フェースの開閉がしやすいためです。「ドローやフェードを打ち分けて柔軟なコースマネジメントをしたい」といった方におすすめです。

一方で、アイアンよりも重心深度が深く、フェースも大きめの傾向があるため、操作性を出しにくい設計となっています。

クラブ操作性
アイアン型UT
ウッド型UT
アイアン

寛容性│ウッド型の方が高い

ミスへの寛容性はウッド型の方が優れています。

ウッド型はフェースが大きく低・深重心のため、芯を外しても比較的安定してボールが飛んでくれます。

しかし、アイアン型も通常のアイアンと比較するとやさしいクラブとなっています。寛容性と操作性のバランスを求める方にもおすすめです。

クラブ操作性
アイアン型UT
ウッド型UT
アイアン

ショットの傾向│アイアン型は左に行きにくい

アイアン型ユーティリティはウッド型と比較して左のミスを抑制できます。ウッド型と比較して重心距離が長く、インパクト時にフェースが極端に返りにくいためです。

言い換えると、ウッド型より右に飛びやすい設計となっています。

クラブショットの傾向
アイアン型UT左に行きにくい
ウッド型UT右に行きにくい

感覚│アイアン型UTはアイアンに近い

アイアン型ユーティリティのスイングやアドレス時の感覚は、ウッドよりもアイアンに近いです。

ウッド型と比較して奥行がないため、構えやすいと感じる人も多いです。中には、ターゲット方向に真っすぐ合わせやすいと感じる方もいます。

反対に、ウッドの感覚でユーティリティを打ちたいと考える場合はウッド型の方が向いている可能性があるでしょう。

クラブ感覚
アイアン型UTアイアンに近い
ウッド型UTフェアウェイウッドに近い

アイアン型ユーティリティ(UT)が向いているゴルファーの例

上述した通り、ユーティリティはアイアン型とウッド型で特徴が異なります。

なかでも、アイアン型ユーティリティがおすすめのゴルファーの特徴は、以下の通りです。

  • ヘッドスピードが速くウッド型だと上がりすぎる
  • 寛容性の中にも操作性を求めたい
  • ライン出しショットなどでボールをコントロールしたい
  • 左へのミスを防止したい
  • アイアンに近い感覚でスイングをしたい

イメージとしては「アイアンの操作性を残しつつもユーティリティのやさしさが欲しい」といった方向けのクラブとなっています。

アイアン型ユーティリティ(UT)の選び方

アイアン型ユーティリティは様々なモデルが発売されています。モデルによって異なる特徴を有しているため、自分に合ったクラブの選び方を確認しましょう。

  • ヘッド形状
  • ロフト角
  • シャフト

ここでは、アイアン型ユーティリティを選ぶ際のポイントを解説します。

ヘッド形状│操作性と寛容性のどちらを重視するか

ヘッド形状は操作性と寛容性のどちらを重視するかで決定しましょう。

現在はアイアン型ユーティリティはゴルファーのニーズに合わせて、様々なヘッド形状が展開されています。

  • 通常のアイアンに近い形状で操作性やアドレス時の感覚に優れた形状
  • アイアン型であるが、やさしさや上がりやすさに優れた形状

ヘッドが大きく奥行きがあるモデルであれば、やさしさや上がりやすさに優れている場合が多いです。

一方で、奥行きが少なめでヘッドも小さめであれば、通常のアイアンに近付いた上級者向けのモデルといえます。

ロフト角│他のクラブとの繋がりが良いモデルを選ぶ

アイアン型ユーティリティのロフト角は、他のクラブとのつながりが良いモデルを選びましょう。

通常、同じモデルのアイアン型UTは、2~4種類の番手が発売されています。そのなかで、自分のクラブセッティングに合った番手を選択することが大切です。

また、同じ番手でもメーカーによってロフト角が異なる場合があります。たとえば、4番ユーティリティの場合は21度~23度程度のモデルが多いです。

アイアンのストロング化の影響もあり、番手だけ見て商品を決めてしまうと「飛距離の差が出ない」「ロフト角に開きが出過ぎている」といった事態も考えられます。

一例ですが、現状が「3W(15度)+5W(18度)+4I(24度)」であれば、21度のユーティリティを採用するとバランスの取れたセッティングとなります。

シャフト│カーボンかスチールか

アイアン型ユーティリティのシャフト素材は、基本的にアイアンと同じ素材がおすすめです。アイアンのシャフトがスチールならばスチール、カーボンならばカーボンを選ぶ形です。

ただしアイアンがスチールでも、つかまりや高い打ち出し角を重視する場合は、カーボンシャフトを選ぶ選択肢も有効です。

また、アイアンのシャフトと比較して10g程度軽量なモデルがおすすめです。シャフトの硬さを変えることはおすすめしません。

アイアンと同じシャフトを使うという考えもありますが、クラブが長くなる分、振り遅れが出る不安が生じます。

シャフトの向き不向きは個々の感覚やスイングによっても異なるため、不安な方はフィッティングを受けるのが理想です。

アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ18選

アイアン型ユーティリティは様々なメーカーから発売されています。

ここでは、アイアン型ユーティリティおすすめ18選を解説します。

  • P-DHY【TaylorMade】
  • P-UDI【TaylorMade】
  • U・505【Titleist】
  • T200 ユーティリティ【Titleist】
  • APEX UTアイアン【Callaway】
  • X FORGED UT アイアン【Callaway】
  • iクロスオーバー【PING】
  • ZX Mk II ユーティリティ【SRIXON】
  • B-Limited 229HI ユーティリティー【BRIDGESTONE】
  • HI-3【FOURTEEN】
  • KING TEC ONE Length Utility Irons【cobra】
  • NEW egg i+【PRGR】
  • Pro FLI-HI【MIZUNO】
  • AF-906【EPON】
  • Z621【Zodia
  • IRON UTILITY【GINNICO】
  • STAFF MODEL UTILITY IRONS【Wilson】
  • マレージングU-アイアン【FLIT-BOX】

P-DHY【TaylorMade】

テーラーメイドの「P-DHY」は、ツアープレーヤーが求める安心感のあるシャローフェースと抜けの良いラウンドソールを搭載したアイアン型ユーティリティです。

あらゆる条件に適応できる汎用性と寛容性を有しており、低重心設計により適切なスピン量と高弾道も実現できます。

さらに、軽量化やフィーリングの向上を実現する最新テクノロジーを採用。

番手ごとにグラム単位で重量を調整し、鍛造ならではの打感と各番手で求められるパフォーマンスを発揮します。

公式ページP-DHY
メーカーTaylorMade(テーラーメイド)
発売日2024年6月
ロフト角(度)#2:18
#3:20
#4:22
ライ角(度)#2:60
#3:60.5
#4:61
長さ(インチ)#2:39.75
#3:39.25
#4:38.75
※N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)の例
総重量(g)#2:約391
#3:約396
#4:約403
※N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)の例
シャフトN.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)
MCI 90 (S)

P-UDI【TaylorMade】

テーラーメイドの「P-UDI」は、先述した「P-DHY」と同じラインのモデルですが、より上級者に好まれる性能を有しています。

よりアイアンライクな形状となっており、強弾道で操作性を重視したいゴルファーにもおすすめです。

最大26gのタングステンをヘッドに搭載し、重心位置をフェース中央に配置。

強弾道に加え、寛容性と操作性を両立しています。

公式ページP-UDI
メーカーTaylorMade(テーラーメイド)
発売日2024年6月
ロフト角(度)#2:17
#3:20
#4:22
ライ角(度)#2:60
#3:60.5
#4:61
長さ(インチ)#2:39.75
#3:39.25
#4:38.75
※N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)の例
総重量(g)#2:約393
#3:約398
#4:約404
※N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)の例
シャフトN.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)
MCI 90 (S)

U・505【Titleist】

タイトリストの「U・505」の特徴のひとつは「高比重ダングステンウェイト」です。ツアープレーヤーが最も高い打ち出し角と感じる、ヒール側への低重心化を実現しています。

また、新しい中空構造とコアサポートによって、高初速なショットを実現可能に。

さらに、短めのブレード長とシャローフェース、ワイドソールのデザインはミドルアイアンとスムーズにつながる構えやすさを発揮します。

バックフェースに新採用されたマッスルプレートによる心地よい打音や打感、精密な重量設計もおすすめのポイントです。

公式ページU・505
メーカーTitleist(タイトリスト)
発売日2021年9月
ロフト角(度)#2:18
#3:20
#4:22
ライ角(度)#2:60.5
#3:61
#4:61.5
長さ(インチ)#2:40
#3:39.5
#4:39
※3D051の例
総重量(g)#2:349
#3:353
#4:360
※3D051の例
シャフト3D051

T200 ユーティリティ【Titleist】

タイトリストの「T200 ユーティリティ」は、ツアーで認められたソリッドな打感と構えやすさに、進化したマックスインパクトテクノロジーを融合したアイアン型ユーティリティです。

バリアブルバウンスソールデザインの採用によって、インパクトエリアの地面抵抗を減らし、素早い抜けを実現。

また、弾道を最適化する高密度ダングステンにより、飛距離の安定性や高い飛距離性能も発揮します。

上記した「U・505」と比較してよりアイアンチックなモデルとなっており、クラブの流れや顔をアイアンに合わせたい方におすすめの1本となります。

公式ページT200 ユーティリティ
メーカーTitleist(タイトリスト)
発売日2023年8月
ロフト角(度)#2:17
#3:20
#4:23
ライ角(度)#2:60.5
#3:61.0
#4:61.5
長さ(インチ)#2:39.75
#3:39.25
#4:38.75
総重量372g
※4番/TENSEI AV Blue AM(2)の例
シャフトカスタムモデル

APEX UTアイアン【Callaway】

キャロウェイの「APEX UTアイアン」は、ツアーレベルの飛距離と弾道のコントロール性を可能にするアイアン型ユーティリティです。

AI FLASHフェースカップを新たにカーペンター455スチールの鍛造で製作し、従来以上に高い初速性能や高初速エリアの拡大を実現しています。

また、オフセットがほぼゼロに近い点も特徴です。

結果としてターゲットに対してスクエアに構えやすく、ロングアイアンの距離でもより正確にグリーンの狙っていけます。

公式ページAPEX UTアイアン
メーカーCallaway(キャロウェイ)
発売日2023年10月
ロフト角(度)18
20
23
ライ角(度)18:60.0
20:60.5
23:61.0
長さ(インチ)18:39.5
20:39.0
23:38.5
総重量(g)約407
※20度の場合
シャフトN.S.PRO MODUS3 TOUR 105

X FORGED UT アイアン【Callaway】

2020年にキャロウェイから発売された「X FORGED UT アイアン」はAIが設計した「FLASH フェースカップ」の搭載が特徴。

高初速かつ高弾道なショットを実現し、ミスショットにも強くなったため、ミドルアイアンやロングアイアンの距離でもグリーンを狙いやすくなりました。

また、バックフェースに搭載されたタングステンウェイトも高弾道となる要因に。

更に、軟鉄鍛造ボディとウレタン・マイクロスフィアによって、中空構造らしからぬフィーリングも実現しています。

公式ページX FORGED UT アイアン
メーカーCallaway(キャロウェイ)
発売日2020年10月
ロフト角(度)18
21
24
ライ角(度)18:59.5
21:60.0
24:60.5
長さ(インチ)18:39.5
21:39
24:38.5
※N.S.PRO 950GH (S)
総重量(g)391
※N.S.PRO 950GH (S) 21度の場合
シャフトN.S.PRO 950GH (S)

iクロスオーバー【PING】

ピンから発売の「iクロスオーバー」は、飛距離コントロール性能に優れたアイアン型ユーティリティです。

フェースに搭載された「マイクロマックス・グルーヴ」によってラフや濡れたコンディションからでも、高い飛距離コントロール性能や再現性を発揮します。

また、前作よりも約8%重心が低く、フェースの撓みも増加。理想の高さの強弾道を実現できる点もおすすめのポイントです。

8ポジションの調整機能も搭載されており、個々のゴルファーが求める弾道や飛距離を実現できる点も魅力です。

公式ページiクロスオーバー
メーカーPING(ピン)
発売日2023年1月
ロフト角(度)#2:18
#3:20
#4:22.5
ライ角(度)#2:59.5
#3:60.5
#4:61.5
長さ(インチ)#2:39.63
#3:39
#4:38.5
※スチールカーボンの場合
総重量(g)約375
※4・PING TOUR 2.0 CHROME 85・Sの場合
シャフトALTA J CB BLACK(R/SR/S)
PING TOUR 2.0 CHROME 85(R/S/X)
AWT 2.0 LITE(R/SR/S)
N.S.PRO 850GH neo(S)
N.S.PRO 950GH neo(S)
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)
N.S.PRO MODUS³ TOUR 115(S)
DG EX TOUR ISSUE(S200)

ZX Mk II ユーティリティ【SRIXON】

スリクソンの「ZX Mk II ユーティリティ」はスリクソン史上最大のボールスピードが魅力のアイアン型ユーティリティ

フェース周辺部に設置した「スピードグルーブ」と最適な肉厚設計のフェースによって、フェースの撓みを増大。高い反発性能から高初速を実現します。

また、UTIのワイドソールのために考案された斜めのステップも特徴。幅広ソール設計でも様々なライで構えやすさと抜けの良さを発揮します。

公式ページZX Mk II ユーティリティ
メーカーSRIXON(スリクソン)
発売日2022年11月
ロフト角(度)#2:18
#3:20
#4:23
ライ角(度)#2:60
#3:60
#4:60.5
長さ(インチ)#2:40.25
#3:39.75
#4:39.25
※Diamana ZX-II for UTILITY カーボンシャフト
総重量(g)#2:345
#3:350
#4:354
※Diamana ZX-II for UTILITY カーボンシャフト
シャフトDiamana ZX-II for UTILITY カーボンシャフト
N.S.PRO 950GH neo DST for HYBRID スチールシャフト

B-Limited 229HI ユーティリティー【BRIDGESTONE】

B-Limited 229HI ユーティリティー」はブリヂストンから発売のカスタム専用モデルのアイアン型ユーティリティ。

ツアープロが求める操作性を実現しながらも、深重心化によるやさしさやラウンド型ソール形状による抜けの良さも実現しています。

肉薄化による反発性能の向上やラインを出しやすいストレートネックもポイントで、高いレベルを目指す中級者や上級者でも満足できる一本となっています。

公式ページB-Limited 229HI ユーティリティー
メーカーBRIDGESTONE(ブリヂストン)
発売日2022年9月
ロフト角(度)#2:17
#3:20
#4:23
ライ角(度)#2:59.5
#3:60
#4:60.5
長さ(インチ)
総重量(g)
シャフトN.S.PRO MODUS3 TOUR120 シャフト
N.S.PRO MODUS3 TOUR105 シャフト
Dynamic Gold / Dynamic Gold HT シャフト
TENSEI BS Black 80i シャフト など

HI-3【FOURTEEN】

フォーティーンの「HI-3」は、ヘッドスピード40m/sの方を主な対象の「軽くてあがりやすい」を追求したアイアン型ユーティリティです。

重心位置と反発性能の全てにおいて、球を上げることを追求した薄肉フェースかつPlasma溶接のヘッドが大きな特徴

また、重心アングルを最大化してつかまったボールを打ちやすくなっています

公式ページHI-3
メーカーFOURTEEN(フォーティーン)
発売日2022年9月
ロフト角(度)24
27
30
34
ライ角(度)24:60.5
27:61
30:61.5
34:62
長さ(インチ)24:39
27:38.5
30:38
34:37.5
総重量(g)24:332
27:338
30:346
34:351
※FT-50i
シャフトFT-40i
FT-50i
FT-60i

KING TEC ONE Length Utility Irons【cobra】

コブラから発売の「KING TEC ONE Length Utility Irons」の最大の特徴は、全ての番手を7番アイアンの長さで設計している点です。

通常の同じ番手のモデルと比較して短いため、正確性を高めたスイングが可能となります。

また、AIを駆使して最適な暑さで設計された「H.O.T フェーステクノロジー」も特徴。フェース全体で最大飛距離を実現します。

ボディ内部にはフォーム材が注入されており、振動を吸収。優れた打感を発揮します。

公式ページKING TEC ONE Length Utility Irons
メーカーcobra(コブラ)
発売日2023年2月
ロフト角(度)#3:19
#4:22
#5:25
ライ角(度)62.5
長さ(インチ)37.25
総重量
シャフトN.S. PRO 950 G.H.

NEW egg i+【PRGR】

プロギアの「NEW egg i+」は、やさしい飛び系アイアンとセットで使うことが想定されたアイアン型ユーティリティです。

低重心と反発性の高さが実現されており、やさしく上がって飛ぶモデルとなっています。

また、2019年発売のモデルなので、中古でお得にアイアン型ユーティリティを購入したい方にもおすすめです。

公式ページNEW egg i+
メーカーPRGR(プロギア)
発売日2019年9月
ロフト角(度)#4:21
#5:23
#6:25
ライ角(度)#4:60
#5:60.5
#6:61
長さ(インチ)#4:40
#5:39.5
#6:39
総重量(g)376
※N.S.PRO 950GH neo(S)/#5の例
シャフトM-43 (S)
M-40 (SR)
M-37 (R)
M-35 (R2)
M-30 (L)
SOFT STEEL M-40(SR)
SOFT STEEL M-37(R)
N.S.PRO 950GH neo(S)

Pro FLI-HI【MIZUNO】

ミズノから発売の「Pro FLI-HI」はエリートゴルファーのニーズに応える一本です。

高強度マレージング鋼フェースを採用し、高反発・高初速を実現。狭いホールのティーショットで使いたい方にもおすすめです。

また、21gのタングステンをキャビティに複合している点も特徴。低重心・深重心化を実現した肉薄ソールがフェース全体の飛距離性能の向上に貢献します。

最新テクノロジーの「ハーモニックインパクトテクノロジー」による心地よい打感も魅力の1つです。

公式ページPro FLI-HI
メーカーMIZUNO(ミズノ)
発売日2021年10月
ロフト角(度)#3:19
#4:21.5
ライ角(度)#3:59.5
#4:60.0
長さ(インチ)#3:39
#4:38.5
総重量(g)約382
シャフトOT iron 75

AF-906【EPON】

AF-906」は低重心設計かつワイドソールが魅力のエポンのアイアン型ユーティリティです。高弾道かつミスに強いショットを打ちやすくなります。

また、26度をラインナップしている点も魅力のひとつ。5番アイアンや6番アイアンをユーティリティに差し替えたい方にもおすすめです。

また、トゥー側に配置された可変式ウェイトも特徴。標準は2gとなっており、別売りで0.5gに調整できます。

公式ページAF-906
メーカーEPON(エポン)
発売日2020年3月
ロフト角(度)20
23
26
ライ角(度)20:59.5
23:60
26:60.5
長さ(インチ)20:39.75
23:39.25
26:38.75
総重量(g)20:365
23:372
26:379
シャフトTour AD U-75(S)

Z621【Zodia】

Zodiaから発売の「Z621」は、シンプルなマッスルバックをイメージさせるフラットなデザインが特徴のアイアン型ユーティリティです。

同メーカーのアイアン「Z521アイアン」とのマッチングが考慮されたモデルです。

独自のバウンス設計により、アドレス時の安心感が生まれ、ミスヒットで起こりやすいヘッドの開きも抑制できます。

軟鉄ボディで調角ができるので、自分好みのセッティングを作りやすいはずです。

公式ページZ621
メーカーZodia(ゾディア)
発売日2024年8月
ロフト角(度)#2:18
#3:21
#4:24
ライ角(度)#2:60
#3:60.5
#4:61
長さ(インチ)
総重量(g)#2:約237
#3:約242
#4:約247
※ヘッド重量
シャフト

IRON UTILITY【GINNICO】

GINNICOのアイアン型ユーティリティは「チートの世界へようこそ!」と謳われる一本です。

すっきりとした顔をしていますが、重心深度13.5mm、重心高16.5mmと深低重心設計となっており、ロングアイアンよりも高弾道なショットを実現可能です。

また、反発性能が高いC465マレージング鋼をLカップフェースとして採用し、ソール半分まで反発エリアを拡大

撓み力が向上し、高初速・高弾道のショットをもたらします。

ヘッドはシルバーとブラックIPが発売されており、シルバーのカラーカスタマイズとしてイエローやレッド、ブルーなどが選択可能です。

キャディバッグにオシャレに入れたい方にもピッタリのクラブといえるでしょう。

公式ページIRON UTILITY
メーカーGINNICO(ジニコ)
発売日2023年5月
ロフト角(度)19
22
25
※±1度
ライ角(度)19:59.5
22:60.0
25:60.5
長さ(インチ)19:39.5
22:39.0
25:38.5
総重量(g)19:240.5
22:246
25:251.5
※±2g
シャフトN.S.PROシリーズ
N.S.PRO MODUS3 TOUR シリーズ
フジクラMCI シリーズ

STAFF MODEL UTILITY IRONS【Wilson】

ウィルソンの「STAFF MODEL UTILITY IRONS」は松山英樹プロが採用した実績のあるアイアン型ユーティリティです。

PGAツアープロのために独自開発されたモデルとなっており、飛距離性能や上がりやすさを実現しています。

高張力C300マルエージング銅を採用したフェースが初速を高めて、飛距離アップを実現。

また、クラブヘッド下部に装着された7gのウェイトによって、打ちやすく、高弾道なショットに繋がります。

公式ページSTAFF MODEL UTILITY IRONS
メーカーWilson(ウィルソン)
発売日2022年6月
ロフト角(度)18
21
24
ライ角(度)18:59.0
21:59.5
23:60.0
長さ(インチ)18:40.0
21:39.5
24:39.0
総重量(g)約372.5
※ロフト角21度の場合
シャフトKBS Tour Hybrid

マレージングU-アイアン【FLIT-BOX】

マレージングU-アイアン」はルール適合の高反発フェースが特徴のアイアン型ユーティリティです。

高反発1.9mmマレージングフェースによって飛距離アップを実現させ、厚いトップブレードやパワーソールなどによってやさしく高弾道なボールも打ちやすくなります。

また、シャフトやグリップの種類を柔軟に選べる点も魅力です。

1本10,000円~15,000円という比較的低価格な設定ともなっているため、アイアン型ユーティリティを試したみたいといった方にもおすすめです。

クラブ名マレージングU-アイアン
メーカーFLIT-BOX
発売日
ロフト角(度)#3:18
#4:21
#5:24
ライ角(度)#3:60.5
#4:61.0
#5:61.5
長さ(インチ)#3:40.0
#4:39.5
#5:39.0
総重量(g)360
※4番/FD-50(R)
シャフト標準/FD-60
軽量/FD-50
46トン高弾性カスタムシャフト

アイアン型ユーティリティに関するよくある質問

ここでは、アイアン型ユーティリティに関するよくある質問に回答します。

  • アイアン型ユーティリティ(UT)の打ち方は?
  • アイアン型ユーティリティの飛距離は?

アイアン型ユーティリティ(UT)の打ち方は?

アイアン型ユーティリティの打ち方は、基本的にミドルアイアン・ロングアイアンと同じです。

ミドルアイアンに近い25度程度であれば、スタンス幅の中央からボールを1個~1.5個分程度左に置きます。

また、ロングアイアンに近い22度前後のロフト角であれば、ミドルアイアンとドライバーの中間程度のボールの位置となります。

スイングの軌道は払い打ちのイメージを持ちましょう。

トラックマンのデータによれば、PGA及びLPGAプロはミドルアイアンやロングアイアンをダウンブロー気味に打っています。

しかし、アマチュアゴルファーがダウンブローを意識するとダフリのミスが出る恐れがあるため、レベルスイングを基本として考えることがおすすめです。

参考:TRACKMAN ツアープロの平均値 | トラックマンゴルフブログ

アイアン型ユーティリティの飛距離は?

通常、アイアン型ユーティリティとロングアイアンのロフト角が同じ場合、ほかの要素(長さやシャフトフレックス)が同じであれば飛距離は大きく変わりません。

ただし「ロングアイアンはボール上がらず、番手通りの飛距離が出ない」「ロングアイアンはミスが多い」といった場合は飛距離アップできる可能性があります。

要因は以下の2つです。

  • アイアンより低重心な設計で高弾道になるため
  • アイアンより寛容性に優れていてミート率が高まるため
<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

アイアン型ユーティリティを購入する場合、飛距離アップではなく「ロングアイアンの距離をやさしくかつ操作性を出して打つこと」を目的とするといいかもしれません!

まとめ

今回はアイアン型ユーティリティおすすめ18選やウッド型との比較、選び方などを解説しました。

アイアン型ユーティリティはミドル・ロングアイアンとウッド型ユーティリティの中間に位置するクラブです。

ミドルアイアン・ロングアイアンよりも寛容性が高く、ウッド型ユーティリティよりも操作性を出せる点が大きな魅力です。

自分に合った一本を選べれば、コースマネジメントの幅が広がるため、ぜひ参考にしてください。

▼関連記事

この記事の著者
ゴルフシグナル編集部 渡邉

20代後半ゴルフ歴14年。学生時代は競技者としてプレーをしていました。皆さんのゴルフライフが少しでも充実する情報をお届けしたいです。

朝日新聞社・ベスティ・スカイAが運営する「golmicio(ゴルミーチョ)」のライターもしています。

「golmicio(ゴルミーチョ)」はこちら

ゴルフシグナル編集部 渡邉をフォローする
ギア情報
スポンサーリンク
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました