70度のウェッジおすすめ5選│実践的な使い方やメリット・デメリットは?

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「70度のウェッジって実践的に使える?」
「そもそも70度のウェッジって売っているの?」

このように考える方に向けて、この記事では70度のウェッジおすすめ5選メリット・デメリット実践的な使い方などを解説します。

70度のウェッジは非常にマイナーであり、実践投入している方はほとんど見られません。しかし、フェースを開かずシンプルに高弾道なアプローチを打つことが可能で、大きな振り幅でスイングできるというメリットもあります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

バンカー専用のお助けウェッジとして70度のモデルが販売されていることもあります!

70度ウェッジの特徴や代表的なモデルを確認し、一度試してみるかを検討してみてはいかがでしょうか。

70度のウェッジは検討すべき?実践的な使い方とは

70度のウェッジは全員が必要とするクラブではありません。実際、70度のウェッジを採用しているゴルファーは非常に稀といえます。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

私も実際に出会ったことはありません・・・。

しかし、「フェースを開かずに高弾道なアプローチを打てる」という他にはない特性から、完全に無視はできないでしょう。たとえば、以下のような方は、70度のウェッジを検討する余地があるかもしれません。

  • アゴの高いガードバンカーから脱出できない
  • ロブショットを打ってみたいけれど、難しくて実践では使えない
<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

バンカー専用のお助けウェッジとして70度のモデルを展開しているメーカーもあります!

ただし、通常のウェッジと比べてミスへの許容性が低く、飛距離もかなり落ちます。

結論をいえば、フルショットを含むオールラウンドな使い方は難しいですが、1~2ラウンドに1回程度直面する特定の場面で使うという選択肢は考えられるでしょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ゴルフ仲間との話題や遊びとして購入する方もいるようです!

▼72度のウェッジではありますが、Sho-Time-Golfさんの以下の動画が参考になりそうです!

70度のウェッジおすすめ5選

70度のウェッジのおすすめモデルは、以下の5つです。

  • 無刻印 ウェッジ
  • オリマー スピンバイト ウェッジ
  • AGC SUPER BIG BOUNCE ウェッジ
  • MAZEL サンドウェッジ
  • 砂王 SAND KING ウェッジ

ここでは、各モデルを詳しく解説します。

無刻印 ウェッジ

無刻印のウェッジは、46度から72度まで、計12種類の番手が展開されています。

スクエアに構えやすいオーソドックスなネック形状であり、ラフや芝に沈んだライでも打ちやすさを発揮します。また、フェース面は少し大きめで安心感があり、ソール幅は狭めで操作性にも優れています。

2025年9月時点で、4,000円台で購入できるコストパフォーマンスも魅力です。「お試しで70度のウェッジを試したい」と考える方でも手を出しやすいでしょう。

クラブ名無刻印 ウェッジ
メーカー
ロフト角/バウンス角(度)46/6.0
48/8.0
50/8.0
52/10.0
54/10.0
56/10.0
58/10.0
60/12.0
62/12.0
64/12.0
70/10.0
72/10.0
ライ角(度)64.0
長さ(インチ)46/35.5
48/35.5
50/35.5
52/35.5
54/35.5
56/35.0
58/35.0
60/35.0
62/35.0
64/35.0
70/35.0
72/35.0
重量(g)46/461
48/461
50/461
52/461
54/461
56/469
58/469
60/469
62/469
64/469
70/469
72/469
シャフトオリジナルスチールシャフト

オリマー スピンバイト ウェッジ

オリマーの「スピンバイトウェッジ」は、ルール適合内で限界のスピン性能を追求したウェッジです。

日本の芝にあわせたラウンドソール形状を採用。ミッドヘッドサイズ+セミグース設計で幅広い方が扱いやすいモデルとなっています。

2025年9月時点で、3,000円台で購入できる価格帯も魅力です。

クラブ名スピンバイト ウェッジ
メーカーORLIMAR(オリマー)
ロフト角/バウンス角(度)48/9.0
50/11.0
52/8.0
56/11.0
58/10.0
60/8.0
70/12.0
ライ角(度)64.0
長さ(インチ)35.0
重量(g)約420
シャフトカーボンシャフト

AGC SUPER BIG BOUNCE ウェッジ

AGCの「SUPER BIG BOUNCE ウェッジ」は、14.0度のハイバウンス+約45mmビックソール設計が特徴です。

ラウンドヘッドとラウンドソールも相まって、ラフを押しつぶし、バンカーの砂を蹴散らす寛容性を得られます。

ロフト角は56度・62度・70度の3種類を展開。70度は「スーパーロブ」の位置付けとされています。

クラブ名SUPER BIG BOUNCE ウェッジ
メーカーAGC
ロフト角/バウンス角(度)56/14.0
62/14.0
70/14.0
ライ角(度)65.0
長さ(インチ)34.5
重量(g)約480
シャフトオリジナルスチールシャフト

MAZEL サンドウェッジ

68度・70度・72度の3つのバリエーションが展開されているマゼルのサンドウェッジです。

刃型のソールデザインが採用されており、バンカー内での操作を楽にし、幅広いコンディションで安定したパフォーマンスを発揮します。さらに、ワイドソール設計により、地面に食い込まず、高い寛容性を得られる点も魅力です。

ヘッドカラーはシルバーとブラックの2種類が展開されています。

クラブ名MAZEL サンドウェッジ
メーカーMAZEL(マゼル)
ロフト角/バウンス角(度)68/5.0
70/7.0
72/9.0
ライ角(度)64.0
長さ(インチ)35.0
重量(g)315
シャフトスチールシャフト

砂王 SAND KING ウェッジ

「砂王 SAND KING ウェッジ」は、超ワイドソール設計が特徴のお助けウェッジです。通常の約2.4倍のソール幅によってダフリのミスを軽減し、安定してグリーンオンを狙えます。

さらに、ボールがネックに当たりづらく、右に飛び出すシャンクを防止。ハイロフト+低重心設計でやさしく高弾道なアプローチが可能となります。

バンカーに加えてグリーン周りのラフやバンカー越えなど、グリーン周りの幅広いシチュエーションで威力を発揮します。

クラブ名砂王 SAND KING ウェッジ
メーカー
ロフト角/バウンス角(度)60
70
ライ角(度)62.5
長さ(インチ)35.0
重量(g)約420
シャフトオリジナルカーボンシャフト

70度のウェッジを採用する3つのメリット

70度のウェッジを採用する主なメリットは、以下の3つです。

  1. 簡単にロブショットを打てる
  2. 大きな振り幅でアプローチができる
  3. アゴの高いバンカーから脱出しやすい

以下では、それぞれのメリットを詳しく解説します。

1.簡単にロブショットを打てる

70度のウェッジの採用によって、フェースを開かずシンプルなスイングで高弾道なロブショットを打てるようになります。

通常、ロブショットを打つには、フェースを開いてオープンスタンスで構えるなど、通常のアプローチとは異なる打ち方が求められます。しかし、いつもとは異なる打ち方に慣れず、アマチュアゴルファーにとっては難しく感じるケースもあるでしょう。

その点、70度のウェッジであれば、フェースを開いたり、極端にオープンに構えたりする必要はありません。通常のアプローチのようにスイングすれば、ロフト角なりの高弾道なショットを打てます。

そのため、バンカー越えやピンがグリーン手前のシチュエーションで高弾道なアプローチをしたい方にもおすすめです。

2.大きな振り幅でアプローチができる

70度のウェッジは、通常の番手と比べて飛距離が極端に落ちます。

たとえば、70度のウェッジで30ヤード打つためには、通常のウェッジで50~60ヤードを打つような意識が必要なケースもあります。つまり、70度のウェッジを使う場合、グリーン周りのアプローチでも大きな振り幅でボールを打つ必要があるのです。

小さい振り幅のアプローチの場合、手の力を使ってしまったり、打ち急いだりしてミスになる例が多く見られます。

その点、ロフト角70度のウェッジであれば、大きな振り幅でゆっくりとスイングが可能です。結果的に手打ちや打ち急ぎのミスが改善される可能性があるでしょう。

3.アゴの高いバンカーから脱出しやすい

ロフト角70度のウェッジを使えば、アゴの高いバンカーから脱出しやすくなります。

アゴの高いバンカーを打つ際は、フェースを開いてロブショットのような意識でボールを打つ必要があります。アマチュアゴルファーにとって、非常に難関なショットといえるでしょう。

その点、70度のウェッジであれば、クラブを開いたりせず、通常のスイングを大きく変えずにボールの手前を叩けば、自然に高弾道なショットでバンカーを脱出しやすいです。特に、バンカーからの脱出に特化したロフト角70度のお助けウェッジであれば、アゴの高いバンカーでも自信を持ってショットに臨めるでしょう。

ただし、アマチュアゴルファーがバンカーから脱出できない理由として、「ショットの距離が出ない」が挙げられます。70度のウェッジを使うことで、かえってバンカーショットの飛距離が落ち、脱出できなくなる恐れもあるため、事前に距離感やバンカーから脱出できない原因を把握しましょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

また、実用性を度外視するなら、「話題になってゴルフ仲間と盛り上がれる」などもメリットといえそうですね!

70度のウェッジを採用する3つのデメリット

複数のメリットがある70度のウェッジですが、以下のようなデメリットもあります。

  1. 距離感を合わせるのが難しい
  2. ミスが出やすい
  3. 使用できる場面が限定的

ここでは、各デメリットについて詳しく解説します。

1.距離感を合わせるのが難しい

70度のウェッジは、距離感を合わせるのが難しいという特性があります。ボールがフェースの上を滑りやすく、少しの打ち方の違いで弾道やスピン量が変化してしまうのです。

70度のウェッジで安定して距離感を合わせるためには、一定のスキルや練習が求められます。

2.ミスが出やすい

70度のウェッジは、通常のウェッジと比べてミスが出やすいため注意が必要です。

たとえば、ロフトが大きく寝ていることから、だるま落としのミスが出る恐れがあります。

だるま落とし
→ヘッドがボールの下に潜り、ほとんど飛ばないミス

また、ボールが飛ばないという特性上、必然的に振り幅が大きくなり、極端にトップすると大きくグリーン奥に飛んでしまう可能性があります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

最悪の場合、グリーン奥にOBという危険性もあります・・・。

70度のウェッジほど振り幅が大きくない通常のロフト角であれば、極端にトップしても被害が小さくなるため、ひとつのデメリットといえるでしょう。

3.使用できる場面が限定的

先述したとおり、70度のウェッジは使用できる場面が限定的です。実践的に使う場合、アゴの高いガードバンカーやロブショットを打つ必要がある場面での活用となりますが、1ラウンドに1回あれば良いほうでしょう。

クラブセッティングに余裕がある方なら問題ありませんが、最大の14本入れている場合は70度のウェッジを投入するために別のクラブを1本抜く必要があります。その際に、70度のウェッジの投入は現実的ではないと感じてしまうかもしれません。

まとめ│70度のウェッジで簡単にロブショットを実現!

70度のウェッジは非常にマイナーなクラブであり、採用している方は滅多に存在しません。しかし、フェースを開かずに高弾道なロブショットを実現でき、大きな振り幅でアプローチを打てるなどのメリットもあります。

特に、アゴの高いバンカーが苦手な方や、ロブショットを打ちたいが難しくて実践では使えない方にとって、検討の余地があるでしょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ゴルフ仲間との間で話題にもなりそうですね!

この記事では、70度のウェッジでおすすめの5モデルやメリット・デメリットなどを解説したため、ぜひ参考にしてください。

この記事の著者
ゴルフシグナル編集部 渡邉

20代後半ゴルフ歴14年。学生時代は競技者としてプレーをしていました。皆さんのゴルフライフが少しでも充実する情報をお届けしたいです。

朝日新聞社・ベスティ・スカイAが運営する「golmicio(ゴルミーチョ)」のライターもしています。

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