6番ユーティリティ(UT)おすすめ10選│飛距離・ロフト角やメリット・デメリットも解説!

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「6番ユーティリティは自分に合っている?」
「6番ユーティリティのおすすめモデルを知りたい」

このようにお悩みの方に向けて、本記事では6番ユーティリティおすすめ10選やメリット・デメリット、飛距離、向いている人の特徴などを解説します。

6番ユーティリティはアイアンよりもボールが上がりやすく、ミスにも強いという特徴があります。6番アイアンの距離を安定してグリーン周りに運びたい方や、ヘッドスピードに自信がない方、ダフリやトップのミスが出てしまう方などに特におすすめです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

最近は6番アイアンを抜いて、6番ユーティリティを採用している女子プロも増えています!

しかし、アイアンよりも操作性が低く、ハードヒッターが使うとボールが上がりすぎてしまうという懸念もあります。加えて、5番までしか展開していないモデルも多いため、クラブ選びで悩んでしまうかもしれません。

メリット・デメリットや飛距離などを適切に理解し、「6番ユーティティを採用すべきか」や「自分に最適なモデルはどれか」を判断しましょう!

現在プロゴルファーも注目する6番ユーティリティとは

従来、ユーティリティは3番から5番といった大きい番手が中心でした。しかし、現在は6番や7番といったショートユーティリティを展開するメーカーも増加中です。

また、大里桃子プロや吉本ここねプロなど、試合で6番ユーティリティを採用しているプロゴルファーも増えてきました。同じロフト角のアイアンよりもやさしく、高弾道なショットが打ちやすい点が高く評価されています。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

余談ですが、片山晋呉プロが8番ユーティリティを採用して話題になったことがありました!

そして、6番ユーティリティを採用するメリットは、プロゴルファーよりもアマチュアゴルファーの方が大きい側面があります。ダフリやトップのミスに強く、6番アイアンがなかなか上がらない方でも高弾道なショットを実現できる可能性があります。

「6番の距離はアイアン」という固定概念を捨てることで、ゴルフがより簡単になり、スコアアップに貢献してくれるかもしれません。

6番ユーティリティの飛距離・ロフト角

6番ユーティリティのロフト角は27~29度、飛距離は通常5~6番アイアンと同程度です。一般的なクラブ・ヘッドスピードの方の場合、150~170ヤード程度の計算となるでしょう。

ただし、ゴルフクラブの飛距離はロフト角によって大きく左右されます。たとえば、6番アイアンのロフト角が25度、6番ユーティリティのロフト角が29度といった場合、飛距離が落ちてしまう可能性があります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

番手ベースではなくロフト角ベースで飛距離を計算することが大切です!

基本的に、ロフト角が同じであれば、ユーティリティのほうが5~15ヤード程度飛びやすい傾向があります。

【ロフト角が同じならユーティリティのほうが飛ぶ理由】
・ユーティリティのほうがシャフトが長く、ヘッドスピードが上がりやすい
・ユーティリティのほうがミスに強く、安定して平均飛距離が伸びやすい
・ヘッドスピードに自信がない方でもボールが上がりやすい
・反発性能が高い素材が使われている傾向がある

アイアン・ユーティリティのロフト角や上記の特性を踏まえたクラブ選びが重要です。

6番ユーティリティの3つのメリット

6番ユーティリティを採用する主なメリットは、以下の3つです。

  • アイアンよりミスに強い
  • アイアンより簡単にボールが上がる
  • 同じロフト角のアイアンより飛距離が出る

ここでは、6番ユーティリティの各メリットを詳しく解説します。

アイアンよりミスに強い

6番ユーティリティはアイアンよりもミスに強いという特性があります。

【6番ユーティリティがアイアンよりミスに強い理由】
・ソール幅が広く、多少ダフってもヘッドが芝の上を滑り、ミスになりにくい
・スイートスポットが広く、多少芯を外しても安定して飛んでくれる
・重心が深く、低いため、多少上下にミスをしてもボールが上がりやすい

そのため、

「5番・6番アイアンがなかなかうまく打てない」
「多少ミスしても安定してグリーン周りまで運びたい」

などと考える方にピッタリです。

アイアンより簡単にボールが上がる

6番ユーティリティは、ロフト角が同じアイアンよりも簡単にボールが上がりやすい特性があります。

【6番ユーティリティがアイアンよりボールが上がりやすい理由】
・ヘッドの重心が低く、深いため打ち出し角が大きくなる
・(カーボンシャフトの場合)シャフトがしなりやすく、しなり戻しによって打ち出し角が大きくなる

そのため、

「ヘッドスピードに自信がなく、6番アイアンがなかなか上がらない」
「高弾道でグリーンをとらえるショットを打ちたい」

という方には特におすすめです。

同じロフト角のアイアンより飛距離が出る

6番ユーティリティは、同じロフト角のアイアンよりも飛距離が出る傾向があります。

【6番ユーティリティが同じロフト角のアイアンより飛ぶ理由】
・シャフトが長く、ヘッドスピードが上がりやすいため
・ミスに強く、安定して平均飛距離が出やすいため
・ヘッドスピードに自信がない方でもボールが上がりやすく、適正な弾道となるため

「6番アイアンをもう少し飛ばしたいけれど、5番アイアンは苦手」といったケースでも、6番ユーティリティなら自信を持って打てるようになるでしょう。

6番ユーティリティの3つのデメリット

さまざまなメリットがある6番ユーティリティですが、以下のようなデメリットがあります。

  • アイアンより操作性が低い
  • ボールが上がりすぎてしまう可能性がある
  • 6番まで展開していないモデルがある

ここでは、6番ユーティリティの各デメリットについて詳しく解説します。

アイアンより操作性が低い

6番ユーティリティは、アイアンよりもヘッドが大きくオートマチックに打てる分、操作性はやや劣ります。

「ヘッドをコントロールしてスピン量やフェード・ドローを打ち分けたい」

などと考える場合、6番ユーティリティよりもアイアンのほうが向いているかもしれません。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ただ、女子プロゴルファーが6番ユーティリティを採用していると考えると、アマチュアゴルファーは操作性よりも寛容性のほうが重視すべきといえそうですね!

ボールが上がりすぎてしまう可能性がある

6番ユーティリティは6番アイアンと比べて高弾道なショットを打ちやすい点が特徴です。

しかし、ヘッドスピードが速いハードヒッターなどが使うと、ボールが上がりすぎて吹け上がりミス出てしまう可能性があります。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

男子プロの採用率が低い理由のひとつですね!

6番アイアンでも十分高弾道なショットを打てており、苦手意識もない場合、必要性は低いかもしれません。

6番まで展開していないモデルがある

現在は各メーカーで多くのユーティリティが存在しますが、なかには6番まで展開していないモデルがあります。

特に、上級者やハードヒッター向けのモデルの場合、5番までしか出ていないケースが多いです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

一般的なユーティリティよりもクラブ選びで悩んでしまうかもしれません!

6番ユーティリティが向いている人・向いていない人の特徴

先述したようなメリット・デメリットがあるため、6番ユーティリティには向き・不向きが存在します。ここでは、6番ユーティリティが向いている人・向いていない人の特徴をそれぞれ解説します。

6番ユーティリティが向いている人の特徴

以下のような特徴や悩みがある方にとっては、6番ユーティリティは有力な選択肢となります。

  • 多少ミスしても安定して飛んでくれるやさしいクラブを使いたい
  • アイアンがなかなか上がらない
  • 高弾道なショットでグリーンをとらえたい
  • アイアンよりウッド系のほうが得意
<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

6番アイアンを使うことでスコアアップの要因になるかもしれません!

6番ユーティリティが向いていない人の特徴

一方、以下のような方は無理に6番ユーティリティを使う必要はないかもしれません。

  • 5~6番アイアンをほぼミスなく打てる
  • アイアンでも高弾道なショットを打てる
  • ハードヒッター
  • ウッドやユーティリティよりアイアンの方が得意
<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

まずは「5~6番アイアンの距離で悩みはあるか」を考えてみましょう!

6番ユーティリティの選び方

6番ユーティリティを比較検討する際は、以下のポイントに着目してみましょう。

  • ロフト角
  • ヘッド形状
  • メーカー
  • シャフト
  • その他、ヘッドの性能

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

ロフト角

6番ユーティリティを選ぶ際は、番手だけでなくロフト角にも着目しましょう。

一言で6番ユーティリティといっても、ロフト角は27~29度などさまざまです。ロフト角が1度変わると、飛距離は2.5ヤード程度変わるといわれています。番手だけ見てクラブを選んでしまうと、

「入れ替えた6番アイアンよりも飛距離が落ちてしまった」
「アイアンとの飛距離のバランスが悪くなってしまった」

といった事態に陥る可能性があります。

6番ユーティリティのロフト角と、入れ替えるアイアンのロフト角を踏まえ、飛距離を計算しましょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

先ほども述べたとおり、「ロフト角が同じであればユーティリティのほうが飛ぶ」という点を考慮することが大切です!

ヘッド形状

ユーティリティのヘッド形状は、大きく以下の2つに分けられます。

  • ウッド型:フェアウェイウッドを小ぶりにしたようなヘッド形状
  • アイアン型:中空アイアンのようなヘッド形状

現在はウッド型のユーティリティが一般的です。ウッド型ユーティリティは、よりフェアウェイウッドに近い性能を持ち、上がりやすさや寛容性に優れています。基本的に6番ユーティリティを求める方には、寛容性や選択肢の豊富さなどから、ウッド型ユーティリティがおすすめです。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

この記事では、ウッド型ユーティリティのモデルを紹介しています!

一方で、アイアン型ユーティリティはウッド型ほどメジャーな選択肢ではありません。ウッド型と比べて操作性に優れており、よりアイアンに近い感覚で打てる点が特徴です。ヘッドスピードに自信がある方や、寛容性と同時に一定の操作性を求めるゴルファーなどにおすすめです。

▼おすすめのアイアン型ユーティリティについてはこちら!

メーカー

6番ユーティリティを選ぶ際、ほかの番手と同じメーカーにこだわる必要はありません。むしろ、異なるメーカーのモデルをチェックすることで、幅広い選択肢から自分に合ったモデルを選びやすくなるでしょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

私もユーティリティだけはフェアウェイウッド・アイアンと違うメーカーのモデルを使っています!

しかし、フェアウェイウッドやアイアンと同じシリーズのユーティリティを選ぶことで、振り心地が統一され、飛距離のバランスも取りやすくなる効果が期待できます。また、キャディバッグのなかのデザイン・見た目が統一され、心理的な安心感や信頼感も生まれるでしょう。

ユーティリティ選びで迷っている場合、まずは自分のフェアウェイウッドやアイアンと同じメーカーのクラブからチェックしてみるのがおすすめです。

シャフト

6番アイアンに装着するシャフト選びで最初に確認すべきポイントは、以下の3つです。

  • 素材
  • フレックス
  • 重量

多くのアマチュアゴルファーにとっては、基本的にシャフトの素材は「カーボン」がおすすめです。カーボンシャフトであれば、しなりを活かして高弾道なショットを打ちやすく、飛距離も伸びる傾向があります。6番ユーティリティの「高弾道なショットを打ちやすい」というメリットを最大限に活かせるでしょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

補足として、スチールシャフトにも「捻じれにくく、方向性が安定しやすい」といったメリットがあります!

また、シャフトフレックスは基本的にヘッドスピードを基準に選んで問題ありません。個々の好みや重視する機能にもよりますが、大まかな目安は以下のとおりです。

ドライバーのヘッドスピードゴルファーのレベルシャフトの硬さ
~34一般的な女性L
31~37一般的な女性
シニア男性 など
A
35~40シニア男性
上級者の女性 など
R
38~44上級者の女性
一般的な男性 など
SR
41~50一般的な男性
力のある男性 など
S
48~力のある男性
ドラコン選手 など
X

シャフト重量は、アイアンとフェアウェイウッドとのバランスを取ることが大切です。基本的には、アイアンよりも10~20g程度軽め、フェアウェイウッドよりも10~20g程度重め程度を基準にすると良いでしょう。

<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

さらにこだわりたい方は、シャフトのキックポイント(しなりの位置)を確認しても良いと思います!

その他、ヘッドの性能

その他、以下のようなヘッドの性能を確認しましょう。

  • ヘッド体積
  • つかまりやすさ
  • 寛容性
  • 飛距離性能
  • 打感
  • 重心位置
  • ウェイト調整機能
  • 弾道調整機能
<strong>筆者のコメント</strong>
筆者のコメント

ここが一番各メーカーの公式サイトに詳しく書いてある部分です!

6番ユーティリティおすすめ10選

おすすめの6番ユーティリティは以下の10モデルです。

  • ELYTE Xユーティリティ【キャロウェイ】
  • Qi35 MAX レスキュー【テーラーメイド】
  • G440 ハイブリッド【ピン】
  • RS SPEED ユーティリティ【プロギア】
  • GT1 Utility Metal【タイトリスト】
  • スリクソン ZXi ハイブリッド【スリクソン】
  • ゼクシオ 13 ハイブリッド【ゼクシオ】
  • Utility Wings AKA【オノフ】
  • T//WORLD TW767 ユーティリティ【ホンマ】
  • B2HT HYユーティリティ【ブリヂストン】

ここでは、各モデルの特徴を詳しく解説します。

ELYTE Xユーティリティ【キャロウェイ】

キャロウェイの「ELYTE Xユーティリティ」は、シリーズのなかでもやさしく飛ばしていけるモデルとして開発されています。アドレス時に安心感が生まれ、ボールが上がりやすいヘッド形状が採用されています。

また、従来よりもコントロールポイント(フェース上に存在する最適な弾道に補正するポイント)が増加し、アイアンに近い精度をもたらす「Ai 10x FACE」も特徴です。前作以上の飛距離性能や方向性、ミスヒットへの強さなどを実現しています。

トゥ・ヒールには重さが異なる2つのウェイトが採用されており、それぞれを入れ替えることで左右12ヤードの幅で球筋を変えられます。さらに、弾道調整機能により、計7種類のロフト角とライ角の組み合わせが可能です。

モデル名ELYTE Xユーティリティ
メーカーCallaway(キャロウェイ)
発売日2025年2月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:21.0
#5:25.0
#6:29.0
#7:31.0
ライ角(度)#3:58.875
#4:59.5
#5:60.125
#6:60.75
#7:60.75
長さ(インチ)#3:40.625
#4:40.0
#5:39.375
#6:38.75
#7:38.125
ヘッド体積(cc)#3:130
#4:119
#5:113
#6:104
#7:94
総重量(g)約350
※VENTUS GREEN 50 for Callaway(SR)の場合
シャフトVENTUS GREEN 50 for Callaway(R/SR/S)
FUJI MC 70 for Callaway(S)

Qi35 MAX レスキュー【テーラーメイド】

テーラーメイドの「Qi35 MAX レスキュー」は、シャローヘッド+低重心設計により、高い打ち出し角と最適なスピン性能を発揮するユーティリティです。やさしさを重視した大型のヘッドシェイプを採用しており、アドレス時には安心感を感じられます。

また、テーラーメイド独自の「貫通型スピードポケット」や「ツイスト・フェース」などのテクノロジーは継承されています。さらに、複数の素材を組み合わせた「マルチマテリアル構造」により、見た目の美しさを向上させ、あらゆるライから構えやすく狙えるモデルとなっています。

6番のロフト角が31度と一般的な6番ユーティリティよりも大きく、より高弾道なショットに近づける点もポイントです。アイアンやほかのユーティリティのロフト角のバランスを見ながらセッティングすると良いでしょう。

モデル名Qi35 MAX レスキュー
メーカーTaylorMade(テーラーメイド)
発売日2025年2月
ロフト角(度)#3:20.0
#4:23.0
#5:27.0
#6:31.0
#7:35.0
ライ角(度)#3:59.0
#4:59.5
#5:60.0
#6:60.5
#7:61.0
長さ(インチ)#3:40.75
#4:40.25
#5:39.75
#6:39.25
#7:38.75
※2025 Diamana BLUE TM60の場合
ヘッド体積(cc)#3:109
#4:109
#5:109
#6:109
#7:109
総重量(g)約335
※#3/2025 Diamana BLUE TM60(R)の場合
シャフト2025 Diamana BLUE TM60

G440 ハイブリッド【ピン】

ピンの「G440 ハイブリッド」は、「飛び重心設計」が特徴のユーティリティです。高い慣性モーメントでショットがブレにくく、理想的な高弾道で最大飛距離を実現できます。

また、ャローなヘッド形状によってボールを楽に拾うことができ、上下に打点がブレてもスピン量を安定させる「スピンシステンシー・テクノロジー」も搭載しています。

さらに、ロフト角とライ角を計8ポジションに調整できる弾道調整機能により、理想の弾道に近づけることが可能です。6番ロフト角は30度と若干大きめの設計となっています。

モデル名G440 ハイブリッド
メーカーPING(ピン)
発売日2025年2月
ロフト角(度)#2:17.0
#3:20.0
#4:23.0
#5:26.0
#6:30.0
#7:34.0
ライ角(度)#2:58.0
#3:58.5
#4:59.0
#5:59.5
#6:60.0
#7:60.5
長さ(インチ)#2:40.75
#3:40.25
#4:39.75
#5:39.25
#6:38.75
#7:38.25
※カーボンシャフトの例
ヘッド体積(cc)#2:122
#3:120
#4:118
#5:117
#6:117
#7:113
総重量(g)約366
※#4/PING TOUR 2.0 CHROME 85(S)の場合
シャフトALTA J CB BLUE
PING TOUR 2.0 CHROME 85
PING TOUR 2.0 BLACK 90
FUJIKURA SPEEDER NX GREY
AWT 3.0 LITE
N.S.PRO 850GH neo
N.S.PRO 950GH neo
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105
DG EX TOUR ISSUE

RS SPEED ユーティリティ【プロギア】

プロギアの「RS SPEED ユーティリティ」は、やや大型でシャローデザインのヘッドが特徴のユーティリティです。

低・深重心設計で高弾道なショットを実現できます。また、下打点でも高初速なショットを狙える「マレーシングフェース」によって飛距離の安定性も期待できます。

シャフトは適度な重量感があるクセのない設計であり、R2からSまで計4種類提供されています。

モデル名RS SPEED ユーティリティ
メーカーPRGR(プロギア)
発売日2025年5月
ロフト角(度)#3:20.0
#4:23.0
#5:26.0
#6:29.0
ライ角(度)#3:59.0
#4:59.5
#5:60.0
#6:60.5
長さ(インチ)#3:40.0
#4:39.5
#5:39.0
#6:38.5
※SPEEDER NX FOR PRGR(SR (M-40)/R (M-37))の場合
ヘッド体積(cc)#3:135
#4:132
#5:123
#6:121
総重量(g)#3:325
#4:330
#5:334
#6:339
※SPEEDER NX FOR PRGR (SR (M-40))の場合
シャフトSPEEDER NX FOR PRGR(S (M-43)/SR (M-40)/R (M-37)/R2 (M-35))

GT1 Utility Metal【タイトリスト】

タイトリストの「GT1 Utility Metal」では、6番ユーティリティ相当の番手としてロフト角29度のモデルが展開されています。

シリーズ中最も軽量なモデルとなっており、ヘッドスピードに自信がない方でもクラブを加速させられ、飛距離の最大化が期待できます。さらに、ウェイト設計や重心設計の最適化により、慣性モーメントを高めることに成功しました。

また、調整可能なウェイトが搭載されており、上下の弾道調整がしやすい設計となっています。シャフトは最新素材を使った超整量シャフトが採用されており、ヘッドスピードアップに貢献します。

モデル名GT1 Utility Metal
メーカーTitleist(タイトリスト)
発売日2025年2月
ロフト角(度)20.0
23.0
26.0
29.0
ライ角(度)20.0:57.5
23.0:58.0
26.0:58.5
29.0:59.5
長さ(インチ)20.0:40.5
23.0:40.0
26.0:39.5
29.0:39.0
ヘッド体積(cc)
総重量(g)
シャフトFujikura AIR SPEEDER Next Gen(R2/R/S)

スリクソン ZXi ハイブリッド【スリクソン】

スリクソンの「スリクソン ZXi ハイブリッド」は、ハイブリッドのための「i-FLEX設計」が特徴です。特徴的に配置された肉厚部分により、インパクトの際のヘッドの過剰な振動を防止し、スムーズにたわみを促すことに成功しました。効率良くボールにエネルギーを伝えられます。

また、重心が深く設計されたことで安心してピンを狙うことができ、従来モデルよりも0.8m/sの初速アップも実現しています。

ダンロップ共通のトルクレンチを使ってQTSスピーブを調整すれば、個々のゴルファーに合わせて最適なセッティングを実現できるでしょう。

モデル名スリクソン ZXi ハイブリッド
メーカーSRIXON(スリクソン)
発売日2024年11月
ロフト角(度)#2:17.0
#3:19.0
#4:22.0
#5:25.0
#6:28.0
ライ角(度)#2:58.5
#3:59.0
#4:59.5
#5:60.0
#6:60.5
長さ(インチ)#2:41.0
#3:40.5
#4:40.0
#5:39.5
#6:39.0
※Diamana ZXi for HYBRID カーボンシャフトの場合
ヘッド体積(cc)#2:121
#3:120
#4:117
#5:112
#6:112
総重量(g)#2:346
#3:350
#4:354
#5:358
#6:363
※Diamana ZXi for HYBRID カーボンシャフト(S)の場合
シャフトDiamana ZXi for HYBRID カーボンシャフト(R/SR/S)
VENTUS ZXi for HYBRID カーボンシャフト(R/S)(特注)
N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト(R/S)

ゼクシオ 13 ハイブリッド【ゼクシオ】

「ゼクシオ 13 ハイブリッド」は、高初速エリアの拡大と実打点付近のボールスピードの向上に成功したユーティリティです。

また、ライトウェイトクラウンやCANNON SOLEによって低重心化に成功し、ヘッドスピードに自信がない方でも高弾道なショットの実現を期待できます。

さらに、ダウンスイングに発生する空力をコントロールできる「ActivWing」も特徴です。ヘッドの安定化に寄与し、ブレのないインパクトを可能にします。

モデル名ゼクシオ 13 ハイブリッド
メーカーXXIO(ゼクシオ)
発売日2023年12月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:20.0
#5:23.0
#6:26.0
ライ角(度)#3:59.5
#4:60.0
#5:60.5
#6:61.0
長さ(インチ)#3:40.75
#4:40.25
#5:39.75
#6:39.25
ヘッド体積(cc)#3:130
#4:129
#5:127
#6:125
総重量(g)#3:318
#4:323
#5:328
#6:332
※シャフトフレックスRの場合
シャフトゼクシオ MP1300 カーボンシャフト(ネイビー/レッド)(R2/R/SR/S)

Utility Wings AKA【オノフ】

オノフの「Utility Wings AKA」は、「全芯主義」がキャッチコピーのユーティリティです。フェース全域を高初速エリア化し、オフセンターにヒットしても飛距離ロスを低減します。

さらに、肉薄化による低重心化や、大きな重心アングル・深い重心深度によって高弾道でつかまったショットを実現できる設計となっています。加えて、ソールの中央にレールソールを配置することで、ダフってもソールが抜け、しっかりとインパクトを迎えられます。

打点のブレやダフリのミスに強く、オートマチックに飛ばせるユーティリティを求める方にもおすすめです。

モデル名Utility Wings AKA
メーカーONOFF(オノフ)
発売日2024年3月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:20.0
#5:23.0
#6:26.0
ライ角(度)#3:58.5
#4:59.0
#5:59.5
#6:60.0
長さ(インチ)#3:40.5
#4:40.0
#5:39.5
#6:39.0
SMOOTH KICK MP-524U(R/SR/S)の場合
ヘッド体積(cc)#3:138
#4:131
#5:122
#6:119
総重量(g)#3:332
#4:336
#5:341
#6:347
※SMOOTH KICK MP-524U(SR)の場合
シャフトSMOOTH KICK MP-524U(R2/R/SR/S)

T//WORLD TW767 ユーティリティ【ホンマ】

ホンマの「T//WORLD TW767 ユーティリティ」は、どのようなライからでも抜けが良く、高弾道でグリーンを狙えるモデルです。

前作よりも投影面積を拡大し、アドレスには安心感が生まれます。さらに、ホンマオリジナルの素材を用いたフェースは反発性が高く、優れた飛距離性能を発揮します。

6番のロフト角は27度で、シャフト「VIZARD EZ-C」ではフレックスRとSの2種類が展開されています。

モデル名T//WORLD TW767 ユーティリティ
メーカーHONMA(ホンマ)
発売日2024年11月
ロフト角(度)#3:18.0
#4:21.0
#5:24.0
#6:27.0
ライ角(度)#3:58.0
#4:58.5
#5:59.0
#6:59.5
長さ(インチ)#3:40.5
#4:40.0
#5:39.5
#6:39.0
ヘッド体積(cc)#3:139
#4:138
#5:136
#6:134
総重量(g)#3:約347
#4:約352
#5:約357
#6:約362
※VIZARD EZ-C(R)の場合
シャフトVIZARD EZ-C(R/S)

B2HT HYユーティリティ【ブリヂストン】

ブリヂストンの「B2HT HYユーティリティ」は、しっかりとボールをつかまえて飛ばしたい方におすすめのモデルです。

8gのウェイトをヒール側に配置し、オフセット形状を採用することで、ドローを打ちやすい設計となっています。さらに、フェースの裏から支えるサスペンションコアを採用し、反発性能や寛容性の向上を実現しています。

また、ブリヂストンの同様のシリーズで「B3MAX HYユーティリティ」が展開されています。よりやさしさや直進性を求めるゴルファーにおすすめです。

モデル名B2HT HYユーティリティ
メーカーBRIDGESTONE(ブリヂストン)
発売日2023年9月
ロフト角(度)#3:19.0
#4:22.0
#5:25.0
#6:28.0
ライ角(度)#3:59.5
#4:60.0
#5:60.5
#6:61.0
長さ(インチ)#3:40.25
#4:39.5
#5:38.75
#6:38.0
※VANQUISH BS50h シャフトの場合
ヘッド体積(cc)#3:115
#4:110
#5:106
#6:102
総重量(g)#3:332
#4:339
#5:346
#6:353
※※VANQUISH BS50h シャフト(R)の場合
シャフトVANQUISH BS50h シャフト(R/SR/S)
SPEEDER NX BS40h シャフト
N.S.PRO 850GH neo シャフト

まとめ│6番ユーティリティでスコアアップを目指そう!

6番ユーティリティは、アイアンよりもミスに強く、簡単に高弾道なショットを打てる点が大きな魅力です。特に、以下のような方には向いている可能性が高いです。

  • ミスに強く安定して飛んでくれるクラブがほしい
  • ヘッドスピードに自信がなく、アイアンがなかなか上がらない
  • 高弾道なショットでグリーンをとらえたい
  • アイアンよりフェアウェイウッドのほうが得意

一言で6番ユーティリティといっても、各メーカーでさまざまなモデルが展開されています。それぞれの特徴を確認し、「自分に最も適したモデルはどれか」を判断しましょう。

自分に合った6番ユーティリティを選び、ラウンド中に使いこなせれば、スコアアップの要因となるため、ぜひ参考にしてください。

この記事の著者
ゴルフシグナル編集部 渡邉

20代後半ゴルフ歴14年。学生時代は競技者としてプレーをしていました。皆さんのゴルフライフが少しでも充実する情報をお届けしたいです。

朝日新聞社・ベスティ・スカイAが運営する「golmicio(ゴルミーチョ)」のライターもしています。

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