最初からおすすめの地クラブのアイアンをチェックしたい方は「こちら」からジャンプできます!
「地クラブのアイアンを使ってみたい」
「地クラブのアイアンのメリット・デメリットは?」
このようにお考えの方に向けて、本記事では地クラブのアイアンおすすめ15選やメリット・デメリットを解説します。
地クラブのアイアンはカスタマイズ性が高く、こだわり抜かれたヘッドのモデルが多いという魅力があります。クラブ選びで地クラブを視野に入れれば、より幅広い選択肢から自分にピッタリのモデルを選べるでしょう。
しかし、大手メーカーと比べてゴルフショップでの取り扱いが少なく、クラブ選びにはある程度の知識が必要という注意点もあります。地クラブのアイアンのメリット・デメリットやモデルの例を把握し、「地クラブのアイアンを使用すべきか」や「自分に合ったモデルは何か」を判断しましょう。

やさしいモデルから中・上級者向けのモデルまで幅広く紹介しているため、ぜひご覧ください!
- 地クラブのアイアンとは?
- 地クラブのアイアンおすすめ15選
- CB-302【三浦技研】
- BALDO TT FORGED TOUR POCKET IRON TP SATIN【バルド】
- AF-707【エポン】
- Ballista 508 IRON【ロマロ】
- JM-H2アイアン【マスダゴルフ】
- on the screw FORGED COMBO IRON【ムジーク】
- CV4【ミステリー】
- BUCHI T23C【フソードリーム】
- MF-2 IRON【GXD】
- T3【メタルファクトリー】
- RELOADED+ NEO Iron【ドゥーカス】
- CB Iron【ジニコ】
- XP-03IRON【カムイゴルフ】
- Z4 TOUR CB IRON【アクシスゴルフ】
- JBEAM-T/20 IRON【ジェイビーム】
- 地クラブのアイアンの4つのメリット
- 地クラブのアイアンの3つのデメリット
- まとめ
地クラブのアイアンとは?
地クラブとは、小規模なメーカーで開発・販売されているゴルフクラブです。日本には多くの地クラブメーカーが存在し、それぞれ魅力的なクラブを展開しています。
地クラブの特徴として、シャフトやクラブの長さ、バランスなどを柔軟にカスタマイズできる点が挙げられます。

大手メーカーの場合、純正シャフトを選ぶことが一般的であり、細かいカスタマイズにも対応していないケースが多いため、地クラブの大きな特徴といえます!
地クラブのアイアンは決してメジャーではないことから、品質に不安を覚える方もいるでしょう。しかし、製造数が少なく、個々のヘッドを管理しやすい地クラブのアイアンは、むしろ品質が安心できるという意見もあります。
地クラブのアイアンを導入するプロゴルファーも存在することから、クラブ選びにおいて非常に有力な選択肢といえるでしょう。

カスタマイズ性やヘッドの管理方法は各地クラブメーカーによって異なるため、詳しくは個別にチェックしてみましょう!
地クラブのアイアンおすすめ15選
地クラブのアイアンでおすすめの15モデルは、以下のとおりです。
- CB-302【三浦技研】
- BALDO TT FORGED TOUR POCKET IRON TP SATIN【バルド】
- AF-707【エポン】
- Ballista 508 IRON【ロマロ】
- JM-H2アイアン【マスダゴルフ】
- on the screw FORGED COMBO IRON【ムジーク】
- CV4【ミステリー】
- BUCHI T23C【フソードリーム】
- MF-2 IRON【GXD】
- T3【メタルファクトリー】
- RELOADED+ NEO Iron【ドゥーカス】
- CB Iron【ジニコ】
- XP-03IRON【カムイゴルフ】
- Z4 TOUR CB IRON【アクシスゴルフ】
- JBEAM-T/20 IRON【ジェイビーム】
ここでは、各モデルの特徴を詳しく解説します。
CB-302【三浦技研】
三浦技研の「CB-302」は、ボリューム感のあるキャビティヘッド形状が特徴のアイアンです。
番手ごとに最適化されたキャビティ内重量配分や抜けの良いソール設計により、高い寛容性と操作性を両立しています。
ミウラのクラブは上級者向けとイメージする方は少なくありませんが、本モデルはアベレージゴルファーから上級者まで、幅広いレベルの方が扱いやすいスペックとなっています。
モデル名 | CB-302 |
メーカー | 三浦技研 |
発売年 | 2023年 |
番手/ロフト角(度) | #4:22.0 #5:25.0 #6:28.0 #7:31.0 #8:35.0 #9:39.0 PW:43.0 GW:48.0 |
ライ角(度) | #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 GW:63.0 |
ヘッド重量(g) | #4:250 #5:257 #6:264 #7:271 #8:278 #9:286 PW:294 GW:295 |
フェースプログレッション(mm) | #4:2.5 #5:3.0 #6:3.0 #7:3.5 #8:3.5 #9:3.5 PW:4.0 GW:4.0 |
素材 | 軟鉄(S20C) |
BALDO TT FORGED TOUR POCKET IRON TP SATIN【バルド】
バルドの「BALDO TT FORGED TOUR POCKET IRON TP SATIN」は、ポケットキャビティ構造のツアーモデルです。
シリーズ3モデル中一番の反発性能を有しており、高い飛距離性能を発揮。ニッケルクロムモリブデン鋼のフェースに特殊熱処理を施し、柔らかい打感も実現しています。
また、ボディ内部に配置されたタングステンウェイトによって低重心化を図り、高弾道なショットを打ちやすくなっています。バックフェース部分に配置されたスクリューを変更すれば、スイングウェイトの調整も可能です。
モデル名 | BALDO TT FORGED TOUR POCKET IRON TP SATIN |
メーカー | BALDO(バルド) |
発売年 | 2025年 |
番手/ロフト角(度) | #5:24.0 #6:27.0 #7:30.0 #8:34.0 #9:38.0 PW:42.0 GW:47.0 |
ライ角(度) | #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 GW:63.5 |
ヘッド重量(g) | #5:252.0 #6:259.0 #7:266.0 #8:273.0 #9:280.0 PW:287.0 GW:294.0 |
フェースプログレッション(mm) | #5:4.0 #6:4.0 #7:4.0 #8:4.0 #9:4.1 PW:4.1 GW:4.1 |
素材 | 軟鉄(S20C)精密鍛造+ニッケルクロムモリブデン鋼特殊熱処理鍛造 |
AF-707【エポン】
エポンの「AF-707」は、優れた飛距離性能と高い打ち出し角が特徴のポケットキャビティアイアンです。
7番アイアンでロフト角が29度のストロングロフト設計であり、5番からPWは反発性能を高めた薄いフェースが採用されています。また、低重心化やフェース下部の反発力の向上により、高い打ち出し角を実現しました。
さらに、前モデルと比べてフェース高さとヒールエリアの高さを低く設計することで、形状がシャープに見え、コントロール性能の向上に寄与します。
モデル名 | AF-707 |
メーカー | EPON(エポン) |
発売年 | 2023年 |
番手/ロフト角(度) | #5:23.0 #6:26.0 #7:29.0 #8:33.0 #9:38.0 PW:43.0 AW:48.0 SW:55.0 |
ライ角(度) | #5:61.0 #6:61.5 #7:62.0 #8:62.5 #9:63.0 PW:63.5 AW:63.75 SW:64.0 |
ヘッド重量(g) | #5:368.5 ※DIAMOND Speeder IRON 6(R)装着時の場合 |
フェースプログレッション(mm) | #5:4.2 #6:4.0 #7:3.8 #8:3.6 #9:3.4 PW:3.2 AW:3.1 SW:3.0 |
素材 | フェース:Spring steel (SAE8655) Forged ボディ:Carbon steel (S20C) Forged |
Ballista 508 IRON【ロマロ】
ロマロの「Ballista 508 IRON」は、上から打ち込む必要がない中空アイアンです。
ワイドソールとローバウンスの組み合わせにより、ヘッドを滑らせて抜けの良さをオートマチックに発揮します。ヘッドが地面に潜らず、ボール方向への推進力を高めることが可能です。
さらに、独自の「3D重量配分設計」によって、ロマロ史上最大の慣性モーメントを実現。入射角が緩やかでも当たり負けせず、高初速・高弾道なショットを実現します。
ダウンブローで打つのが難しいアベレージゴルファーにもおすすめの1本です。
モデル名 | Ballista 508 IRON |
メーカー | RomaRo(ロマロ) |
発売年 | 2024年 |
番手/ロフト角(度) | #4:20.0 #5:23.0 #6:26.0 #7:30.0 #8:34.0 #9:38.0 PW:43.0 AW:48.0 |
ライ角(度) | #4:60.5 #5:61.0 #6:61.5 #7:62.0 #8:62.5 #9:63.0 PW:63.5 AW:63.5 |
ヘッド重量(g) | #4:402 #5:409 #6:416 #7:423 #8:430 #9:437 PW:443 AW:443 ※NS 950GH(S)装着時の場合 |
フェースプログレッション(mm) | #4:4.0 #5:4.2 #6:4.4 #7:4.6 #8:4.9 #9:5.0 PW:5.2 AW:5.4 |
素材 | フェース:S20C 軟鉄・鍛造 ボディ:S20C 軟鉄・鋳鍛造 |
JM-H2アイアン【マスダゴルフ】
マスダゴルフの「JM-H2アイアン」は、幅広いゴルファーが使いやすいジャンボ尾崎プロ監修のアイアンです。
ヘッドはやや大きめで、ポケットフルキャビティ設計が採用されています。スイートエリアが拡大し、寛容性を得ることが可能です。
また、マスダゴルフの歴代アイアンのなかで最も飛ぶモデルとされており、精悍でシャープな正統派の形状もポイントです。トータルバランスに優れた性能を発揮します。
モデル名 | JM-H2アイアン |
メーカー | Masdagolf(マスダゴルフ) |
発売年 | 2023年 |
番手/ロフト角(度) | #4:22.0 #5:25.0 #6:28.0 #7:31.0 #8:35.0 #9:39.0 PW:43.0 |
ライ角(度) | #4:59.5 #5:60.0 #6:60.5 #7:61.0 #8:61.5 #9:62.0 PW:62.5 |
ヘッド重量(g) | #7:420 ※N.S.PRO MODUS 105(S)装着時の場合 |
フェースプログレッション(mm) | – |
素材 | 軟鉄鍛造S20C CNC加工 ニッケルクロムメッキ仕上げ |
on the screw FORGED COMBO IRON【ムジーク】
ムジークの「on the screw FORGED COMBO IRON」は、5番から8番はやさしく打てるキャビティバック、9番~AWはピンをデッドに狙えるマッスルバックとなっているアイアンです。
また、ソール面が2つに分かれているダブルバウンスソール設計も特徴です。ラフやライが悪い場面からでも高い抜けの良さを発揮します。
ミドルアイアンからショートアイアンにかけての形状はコンピューターで制御されており、重量も精密に管理されています。
モデル名 | on the screw FORGED COMBO IRON |
メーカー | muziik(ムジーク) |
発売年 | 2025年 |
番手/ロフト角(度) | #5:24.0 #6:27.0 #7:30.0 #8:34.0 #9:38.0 PW:42.0 AW:46.0 |
ライ角(度) | #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 AW:63.25 |
ヘッド重量(g) | #5:257 #6:264 #7:271 #8:278 #9:285 PW:293 AW:296 |
フェースプログレッション(mm) | #5:6.8 #6:6.8 #7:6.5 #8:6.5 #9:6.0 PW:6.0 AW:6.0 |
素材 | 軟鉄鍛造S20C+精密CNCミーリング加工+SUSウェイト(キャビティのみ) |
CV4【ミステリー】
ミステリーの「CV4」は、自然なヘッドローテーションに重きを置いたシンプルなデザインのアイアンです。
球がほどよくつかまるオフセットや緩やかなラウンドを持たせた抜けの良いセミワイドソールにより、寛容性を発揮します。
キャビティバックアイアンに求められる機能をバランス良く発揮できるオーソドックスなモデルといえるでしょう。
モデル名 | CV4 |
メーカー | MYSTERY(ミステリー) |
発売年 | 2024年 |
番手/ロフト角(度) | #5:24.0 #6:27.0 #7:30.0 #8:34.0 #9:38.0 PW:42.0 46:46.0 |
ライ角(度) | #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 46:63.5 |
ヘッド重量(g) | #5:255 #6:262 #7:269 #8:276 #9:283 PW:290 46:298 |
フェースプログレッション(mm) | – |
素材 | ネック一体 軟鉄鍛造(20C) / CNC加工 NAニッケルクロムラフサテン 仕上げ |
BUCHI T23C【フソードリーム】
フソードリームの「BUCHI T23C」は、過去モデルMT205よりもストロングロフト化・低重心化することで、飛距離性能とボールの上げやすさを両立させたモデルです。
リーディングエッジとトレーディングエッジを削ることでダフリに強くなり、優れた抜けの良さを発揮します。
また、BUCHI鍛造アイアンならではの打感の柔らかさも特徴であり、ロングアイアンからショートアイアンまで統一感のある流れでスイングが可能です。
モデル名 | BUCHI T23C |
メーカー | FusoDream(フソードリーム) |
発売年 | 2023年 |
番手/ロフト角(度) | #5:23.0 #6:26.0 #7:30.0 #8:34.0 #9:39.0 PW:44.0 |
ライ角(度) | #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 |
ヘッド重量(g) | #5:257 #6:264 #7:271 #8:278 #9:286 PW:294 |
フェースプログレッション(mm) | – |
素材 | 軟鉄鍛造 S20C |
MF-2 IRON【GXD】
GXDの「MF-2 IRON」は、7番アイアンのロフト角が27.0度で、反発性能に優れたC455マレージング鋼を採用した飛び系アイアンです。
飛び系アイアンでありながら、正統派のシャープなフォルムとなっており、やさしさを求めたセミグース設計となっています。また、スコアライン最下段は白線となっており、ターゲットに対してスクエアにアドレスを取りやすい点も魅力です。
バックフェースに装着されたウェイトは可変式であり、重量調整が可能です。マイルドな打感を残しつつも、ボールを弾き飛ばせます。
モデル名 | MF-2 IRON |
メーカー | GXD |
発売年 | 2022年 |
番手/ロフト角(度) | #7:27.0 #8:30.0 #9:34.0 PW:39.0 GW:44.0 |
ライ角(度) | #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 GW:63.5 |
ヘッド重量(g) | #7:263 #8:270 #9:277 PW:285 GW:293 |
フェースプログレッション(mm) | #7:2.0 #8:2.5 #9:3.0 PW:4.0 GW:4.5 |
素材 | ボディ:SUS304 鋳造 フェース:C455マレージング/内部:S.A.E.充填 仕上げ:ブラックイオンプレーティング加工ミラー仕上げ |
T3【メタルファクトリー】
メタルファクトリーの「T3」では、飛びと操作性の高さを両立する中空複合ヘッドが採用されています。ヘッド内部には発泡樹脂を充填されており、中空ヘッドの特有のはじき感をそのままに、心地良い打感・打音を実現しています。
また、ヘッド構成重量の大部分を内部のトゥ側後方部の定位置に配備しています。遠心力の増加により飛距離アップ効果や、オフセンターヒット時(特にフェース先でのインパクト時)の当たり負けの防止につながります。さらに、フェースの開きが抑制されるため、右方向へのミスが気になるゴルファーにもおすすめです。
トゥ側にはスクリューウェイトが搭載されており、細かな重量調整が可能です。
モデル名 | T3 |
メーカー | METALFACTORY(メタルファクトリー) |
発売年 | 2024年 |
番手/ロフト角(度) | #5:22.0 #6:25.0 #7:29.0 #8:33.0 #9:37.0 PW:41.0 AW:48.0 SW:55.0 |
ライ角(度) | #5:61.5 #6:62.0 #7:62.5 #8:63.0 #9:63.5 PW:64.0 AW:64.0 SW:64.0 |
ヘッド重量(g) | #5:252 #6:259 #7:266 #8:273 #9:280 PW:288 AW:293 SW:297 |
フェースプログレッション(mm) | – |
素材 | フェース(#5~#9):CH-1マレージング フェース(PW~SW):C17-4 ステンレス ボディ:17-4ステンレス |
RELOADED+ NEO Iron【ドゥーカス】
ドゥーカスの「RELOADED+ NEO Iron」は、飛びとやさしさを両立したセミラージ化された中空ヘッドが特徴のアイアンです。
セミラージ化されたヘッドはアドレス時の安心感を生み、3ピース中空構造によってスイートエリアの拡大に成功しています。さらに、ワイドソールの採用によってダフリのミスを軽減し、リーディングエッジとトレーディングエッジを落とすことで抜けの良さも高めています。
ヘッド内部に特殊ポリマーを注入し、フェースには軟鉄素材を用いることで、マイルドな打感を実現。ネックには軟鉄素材を採用し、ロフトやライ角の調整を可能としています。
モデル名 | RELOADED+ NEO Iron |
メーカー | DOCUS(ドゥーカス) |
発売年 | 2024年 |
番手/ロフト角(度) | #4:19.0 #5:22.0 #6:25.0 #7:29.0 #8:33.0 #9:37.0 PW:41.0 GW:46.0 |
ライ角(度) | #4:61.0 #5:61.5 #6:62.0 #7:62.5 #8:63.0 #9:6.5 PW:64.0 GW:64.5 |
ヘッド重量(g) | #4:248 #5:255 #6:262 #7:269 #8:276 #9:283 PW:290 GW:292 |
フェースプログレッション(mm) | – |
素材 | ボディ:SUS フェース:軟鉄 |
CB Iron【ジニコ】
ジニコの「CB Iron」は、安心感のあるベーシックなヘッド形状が採用されたモデルです。アドレス時に弾道をイメージしやすく、多くのゴルファーに馴染みやすい設計となっています。
高弾道なショットを安定して打ちやすい低重心設計であり、しっかりとボールの感触を感じられるソリッドな打感が特徴です。
バックフェースは見る角度によって変わる多面カットが取り入れられており、シンプルながらも飽きのこないデザインとなっています。
モデル名 | CB Iron |
メーカー | GINNICO(ジニコ) |
発売年 | 2023年 |
番手/ロフト角(度) | #4:22.0 #5:25.0 #6:28.0 #7:32.0 #8:36.0 #9:40.0 #P:45.0 |
ライ角(度) | #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 #P:63.0 |
ヘッド重量(g) | #4:251 #5:258 #6:265 #7:272 #8:279 #9:286 #P:293 |
フェースプログレッション(mm) | #4:3.3 #5:3.8 #6:4.2 #7:4.6 #8:4.9 #9:5.2 #P:5.5 |
素材 | 軟鉄鍛造(S25C) |
XP-03IRON【カムイゴルフ】
カムイゴルフの「XP-03 IRON」は、従来よりも長尺化・軽量化・ストロングロフト化・低重心化したアイアンです。高い打ち出し角と優れた飛距離性能を発揮します。
また、ショートアイアンになるにつれてスコアラインの本数を増やしており、スピン性能を向上。さらに、ライン間に出力の高いレーザーミーリングを入れることで、ウェットなコンディションやラフからのショットでも安定してスピンが入ります。
グラファイトデザイン社製のオリジナルカーボンシャフトは、中調子でクセのないスペックです。短い番手はつかまりを抑え、縦の距離感や横の方向性を重視することが可能です。
モデル名 | XP-03 IRON |
メーカー | KAUMUI(カムイ) |
発売年 | 2022年 |
番手/ロフト角(度) | #5:22.0 #6:25.0 #7:28.0 #8:32.0 #9:36.0 PW:40.0 GW:45.0 AW:50.0 SW:56.0 |
ライ角(度) | #5:61.0 #6:61.5 #7:62.0 #8:62.5 #9:63.0 PW:63.5 GW:64.0 AW:64.0 SW:64.0 |
ヘッド重量(g) | #5:250 #6:257 #7:264 #8:271 #9:278 PW:285 GW:292 AW:298 SW:300 |
フェースプログレッション(mm) | #5:0 #6:1.5 #7:2.0 #8:3.0 #9:3.5 PW:3.5 GW:4.0 AW:4.0 SW:4.0 |
素材 | ヘッド:SUS304 ソフトステンレス 精密鋳造 フェース:カーペンター社製 カスタムフォージドメタル ブラスト/サテン仕上げ・CNCミルドグルーブ |
Z4 TOUR CB IRON【アクシスゴルフ】
アクシスゴルフの「Z4 TOUR CB IRON」は、卓越したプレーを追求するゴルファーに適したモデルです。
マッスルバックアイアンである「Z4 TOUR MB IRON」のシャープさや打感を継承したうえで、キャビティバックのやさしさを加えています。
短い番手はソール幅をやや狭め、バウンス角度を強めることで、高い抜け感や飛距離のコントロール性能を発揮します。
モデル名 | Z4 TOUR CB IRON |
メーカー | AXISGOLF(アクシスゴルフ) |
発売年 | 2025年 |
番手/ロフト角(度) | #4:22.0 #5:25.0 #6:28.0 #7:32.0 #8:36.0 #9:40.0 PW:45.0 |
ライ角(度) | #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 |
ヘッド重量(g) | #4:250 #5:257 #6:264 #7:271 #8:278 #9:285 PW:292 |
フェースプログレッション(mm) | #4:3.0 #5:4.0 #6:4.0 #7:5.0 #8:5.0 #9:6.0 PW:6.0 |
素材 | S20C 精密鍛造+CNC加工+アニーリング |
JBEAM-T/20 IRON【ジェイビーム】
ジェイビームの「JBEAM-T/20 IRON」は、高い飛距離性能や安心感を得られるアイアンです。
低重心設計により高弾道なショットを実現でき、操作性を出しながらマネジメントが可能です。
ソールは標準~若干ワイドであり、若干丸みを帯びています。打感はマイルドであり、キャビティバックらしいやさしさも感じられます。
モデル名 | JBEAM-T/20 IRON |
メーカー | JBEAM(ジェイビーム) |
発売年 | 2023年 |
番手/ロフト角(度) | #4:21.0 #5:24.0 #6:27.0 #7:30.0 #8:34.0 #9:38.0 PW:42.0 |
ライ角(度) | #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 #9:62.5 PW:63.0 |
ヘッド重量(g) | #4:250 #5:257 #6:264 #7:271 #8:278 #9:285 PW:292 |
フェースプログレッション(mm) | – |
素材 | 軟鉄鍛造 ALL CNC加工 ニッケルクロームメッキサテン仕上げ |
地クラブのアイアンの4つのメリット
地クラブのアイアンを採用する主なメリットは、以下の4つです。
- カスタマイズ性が高い
- こだわり抜かれたヘッドのモデルが多い
- 幅広い選択肢からアイアン選びが可能となる
- 周りと被りづらい
ここでは、各メリットを詳しく解説します。
1. カスタマイズ性が高い
地クラブのアイアンはカスタマイズ性が高いという特徴があります。
地クラブのアイアンは、ヘッド単体での販売が一般的です。詳細はメーカーにもよりますが、シャフトやクラブの長さ、バランス、グリップといったヘッドパーツ以外の要素を柔軟に選択できることが多いです。

このような特徴から、地クラブは「カスタムクラブ」とも呼ばれます!
一方、大手メーカーのアイアンは、純正モデルとしてヘッドやシャフト、グリップがセットで販売されています。複数のシャフトが用意されていることも多いですが、地クラブほど豊富な選択肢はありません。
自分のスイングや理想の弾道に合わせて柔軟にシャフトや長さ、グリップを選びたい方などにピッタリです。
2. こだわり抜かれたヘッドのモデルが多い
地クラブは、「極限に打感の良さを実現したモデル」や「プロでも満足できる操作性を有するモデル」など、性能にこだわったモデルが多いです。アイアンの好みが明確で、特定の性能を重視したモデルを探している方にも有力です。
また、大手メーカーとは異なり、少数生産という特性から、ヘッドごとに公差を管理している会社も存在します。公差が厳密に管理されていれば、番手ごとのロフト角の差を一定にして、流れの良いセッティングを組むように依頼できるケースもあるでしょう。
公差とは
→各モデルの標準の重量やロフト角から若干変動しても、公式に許容される範囲
(例)ロフト角30度と公表しているモデルは、29.5~30.5度まで許容する など
一方、大量生産を行う一般的な大手メーカーの場合、公差まで厳密に管理しているという情報は耳にしないため、地クラブの大きなメリットといえるでしょう。
3. 幅広い選択肢からアイアン選びが可能となる
クラブ選びの際に地クラブを視野に入れることで、より幅広い選択肢から自分に合ったアイアンを選べるようになります。
多くのアマチュアゴルファーは、クラブ選びの際にそもそも地クラブを選択肢に入れないことが多いです。地クラブまで比較検討してアイアンを購入する方は少数派でしょう。
しかし、地クラブメーカーは非常に多く存在し、それぞれ魅力的なモデルを展開しています。大手メーカーだけでなく、地クラブのアイアンを選択肢に入れることで、より自分に合ったモデルを見つけやすくなるでしょう。
4. 周りと被りづらい
地クラブを使っている方は決して多くなく、周りと被ることが少ないという特徴があります。地クラブのアイアンを使うことで、練習場やラウンド中の話題となり、ギア談義が盛り上がるきっかけとなるでしょう。

私の同伴者に地クラブを使っている方がいたら、絶対にクラブのこだわりを聞いてしまいます!
「誰とも被らず、自分らしさを表現できるクラブを使いたい」と考える方にもピッタリです。
地クラブのアイアンの3つのデメリット
さまざまなメリットがある地クラブのアイアンですが、以下のようなデメリットもあります。
- ゴルフショップでの取り扱いが少ない
- 価格が比較的高額
- ある程度クラブの知識が必要
ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
1. ゴルフショップでの取り扱いが少ない
大手メーカーと比べて、地クラブを取り扱うゴルフショップは決して多くはありません。地クラブのアイアンを購入する代表的な方法は、以下のとおりです。
- 各地クラブメーカーの取扱店で購入
- ゴルフ工房や小規模なゴルフショップで購入
- 公式のオンラインショップで購入
- ネット通販(楽天市場 / Yahoo!ショッピングなど)で購入
- 大手ゴルフショップに並ぶ中古品を購入
大手メーカーのモデルよりも気軽に購入しづらい可能性があるでしょう。
2. 価格が比較的高額
大手メーカーのクラブと比べて、地クラブのアイアンは価格が高額な傾向があります。
地クラブはヘッドパーツ単体での販売が基本なので、一見価格が同じようでも、シャフトを加味すると思ったより費用がかさんでしまう可能性があります。また、大手メーカーのモデルと比べて流通している中古商品が少ないことから、中古相場も高額になりがちです。

費用を抑えてお得にクラブを購入したいという方は、大手メーカーのモデルのほうが向いているかもしれません!
3. ある程度クラブの知識が必要
地クラブのアイアンを購入する場合、ある程度クラブの知識が必要となります。
新品をカスタムで購入する場合、基本的には多岐にわたる選択肢から自分に合ったシャフトやグリップを選ばなければなりません。また、中古モデルを検討する場合でも、装着されているシャフトのスペックを見分ける知識がなければ、自分にピッタリのクラブであるか判断が難しいでしょう。
一方、大手メーカーのモデルであれば、ヘッドの性能やターゲットユーザーに合わせて純正シャフトが装着されているケースがほとんどです。

シャフトに関する知識がない場合、大手メーカーの純正シャフトのモデルを選んだほうが安心かもしれません!
まとめ
以下のような方は、地クラブのアイアンを視野に入れたクラブ選びがおすすめです。
- 高いカスタマイズ性を活かして自分にピッタリのアイアンを使いたい方
- 幅広い選択肢からアイアンを選びたい方
- 周りと違うクラブを使って自分らしさを表現したい方
一言で地クラブといっても多岐にわたるメーカーが存在するため、「どのようなモデルがあるのか」を把握し、自分にピッタリの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。
自分に最適なモデルを使えれば、思い通りのショットに近づくことができ、スコアアップの要因となるため、ぜひ参考にしてください。
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