アイアンに苦手意識がある方や、簡単に高弾道なショットを打ちたい方は、8番ユーティリティの採用もひとつの選択肢です。

決してメジャーなクラブではありませんが、トッププロである「片山晋呉選手」が採用したことが話題となりました!
8番ユーティリティには、簡単に高弾道なショットを打てる性能やミスへの強さといった複数の魅力があります。特に、以下のような悩みがある方は検討の余地があるといえます。
- ヘッドスピードに自信がなくアイアンがなかなか上がらない
- ダフリやトップのミスが出てしまう
- レベルブローのスイングが得意
しかし、アイアンより操作性が低いなどの注意点があり、モデル数も多くありません。
この記事を読んで8番ユーティリティの特徴を理解し、「自分に合っているかどうか」や「自分向きのモデルはどれか」を判断してみてはいかがでしょうか。
※最初からおすすめのモデルをチェックしたい方は「こちら」からジャンプできます!
8番ユーティリティは入れるべき?
「8番ユーティリティ」という言葉を聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。
ユーティリティといえば、3番や5番といった番手がメジャーです。近年は6番や7番が展開されているケースも増えていますが、8番ユーティリティまで生産しているメーカーは少数派です。
しかし、2024年にはトッププロである「片山晋呉選手」が8番ユーティリティを採用したことで話題になりました。

アイアンのセッティングは9番とPW、ウェッジのみとなっていました!
また、8番ユーティリティではありませんが、ロフト角28~30度といったショートユーティリティを採用する女子プロも増えてきています。
8番ユーティリティには、簡単にボールが上がり、寛容性も高いというメリットがあります。この特性は、なかなかボールが上がらなかったり、ダフリやトップが出てしまったりするアマチュアゴルファーにこそ大きなメリットとなるのではないでしょうか。
決してメジャーではない選択肢ですが、検討の余地は大いにあるといえるでしょう。
8番ユーティリティのロフト角・飛距離
8番ユーティリティは、ロフト角30~34度のモデルが一般的です。ロフト角が同じであれば、飛距離は8番アイアンと同程度、または+5~10ヤード程度の飛距離アップが期待できます。

アイアンとロフト角が同じでもシャフトが長めなので、ヘッドスピードが速くなることで飛距離が伸びやすくなります!
また、8番アイアンよりも芯が広く、ミート率が高くなりやすいため、平均飛距離も少し伸びるかもしれません。
ただし、8番ユーティリティの飛距離はロフト角によって大きく異なる点に留意してください。
一言で8番ユーティリティといってもロフト角は30~34度と幅があります。ロフト角が1度変わると飛距離が約2.5ヤード変わるため、アイアンのロフト角と比較して距離を設定することが求められます。

ロフト角が30度を超す7番ユーティリティもあるため、飛距離をイメージする際はロフト角を基準にするといいかもしれません!
特に、近年は8番アイアンのロフト角が28~30度といった飛び系モデルも多く展開されています。そのため、自分が使っているアイアンのロフト角を事前に確認することで、より最適なユーティリティを選べるはずです。
8番ユーティリティの3つのメリット
8番ユーティリティを採用する主なメリットは、以下の3つです。
- アイアンより簡単に高弾道なショットを打てる
- アイアンよりもダフリ・トップに強い
- レベルブローでインパクトしやすい
ここでは、各メリットを詳しく解説します。
アイアンより簡単に高弾道なショットを打てる
8番ユーティリティは、8番アイアンよりも高弾道なショットを打ちやすい点が魅力です。
ユーティリティは一般的なアイアンよりも重心位置が低く深いため、ヘッドスピードに自信がない方でも比較的簡単にボールを上げることができます。また、スイートスポットが広くダフリやトップのミスにも強いため、安定して一定の弾道を確保できる点もポイントです。

番手なりの飛距離をしっかりと出しやすいといえますね!
クラブのストロングロフト化が進んでいる昨今において、「8番アイアンがなかなか上がらない」と悩む方がいるかもしれません。そのような方にとって、特に大きなメリットとなるでしょう。
アイアンよりもダフリ・トップに強い
8番ユーティリティは、一般的なアイアンと比較してダフリやトップのミスに強い設計となっています。
ユーティリティは幅広で丸みのあるソール形状をしています。多少ボールの手前にヘッドが入っても、ソールが芝の上を滑り、ダフリのミスになりにくい傾向があります。
また、大きなヘッド形状から重心位置が低く・深くなりやすい点も特徴です。この特性から、トップ気味にインパクトしても、ある程度の高さでボールが上がってくれます。
多少ダフリやトップのミスをしてもアイアンほど大怪我になりにくく、確実にグリーン方向に飛んでくれます。そのため「8番アイアンはダフリやトップのミスが出てしまう」と悩む方にもおすすめです。
レベルブローでインパクトしやすい
8番ユーティリティには、8番アイアンよりもレベルブローで打ちやすいという特性があります。
レベルブロー:インパクト時にヘッドが地面と水平に動くようにボールに当たる打ち方

専門的にいえば、「入射角が0度に近い打ち方」です!
「8番アイアンはダウンブローで打つ」とイメージする方も多いかもしれません。しかし、芝が硬い傾向にある日本のゴルフ場ではターフが取りにくく、飛距離ロスなくダウンブローで打つのが難しいといわれています。

特にヘッドスピード40m/s以下の一般的なアマチュアゴルファーの場合、レベルブローで打つ方が効率的かもしれません!
また、「ダウンブローで打つのが苦手」や「普段からレベルブロー気味で打っている」といった場合も、8番ユーティリティが向いている可能性が高いです。
▼参考記事
8番ユーティリティの3つのデメリット
複数のメリットがある8番ユーティリティですが、以下のようなデメリットもあります。
- アイアンよりも操作性が低い
- ボールが上がりすぎる可能性がある
- モデル数が少ない
ここでは、各デメリットを詳しく解説します。
アイアンよりも操作性が低い
ユーティリティはヘッド体積が大きいうえに重心位置が深く、ソール幅が広いといった理由から、アイアンよりも操作性を出しにくい傾向があります。具体的には、フック・フェードを打ち分けたり、ショットに高低差を出したりするのはアイアンの方がしやすいといえます。
そのため、「8番アイアンはさまざまな軌道でショットを打ち分けてマネジメントしたい」と考える方には向かないかもしれません。

とはいえ、一般的なアマチュアゴルファーの場合、操作性よりもミスへの寛容性の方が重要といえそうですね!
ボールが上がりすぎる可能性がある
8番ユーティリティは8番アイアンよりもボールが上がりやすい設計となっています。ただし、人によっては上がりすぎと感じる場合もあります。
特に、ヘッドスピードが速いハードヒッターは、ボールが上がりすぎて風の影響を強く受けてしまったり、キャリーが伸び悩んでしまうかもしれません。
モデル数が少ない
現在は6番や7番といったミドル・ショートユーティリティが展開されているケースは多く見られますが、8番ユーティリティをラインナップしているメーカーは少数派です。
自分が使いたいメーカーで必ずしも8番ユーティリティが展開されているとは限らない点に留意してください。
特に、8番ユーティリティは初心者から中級者向け、またはライトウェイトなモデルで展開されているケースが多いです。上級者になると、さらにクラブの選択肢が狭まってしまいます。

ユーティリティのモデルにこだわりたい方は、工房で7番ユーティリティのロフトを寝かせるなどの対策を検討しましょう!
8番ユーティリティおすすめ10選
おすすめの8番ユーティリティは、以下の10モデルです。
- ELYTE MAX FASTユーティリティ【キャロウェイ】
- PARADYM Ai SMOKE MAX FAST ユーティリティ【キャロウェイ】
- ゼクシオ プライム ハイブリッド【ゼクシオ】
- UX-002【フォーティーン】
- HI-3【フォーティーン】
- Q(キュー)【プロギア】
- UFO AIR UT by POWER TORNADO【キャスコ】
- 鳳凰 MH282 ユーティリティ【ムツミホンマ】
- ORM-025UT ユーティリティアイアン【オリマー】
- ファンタストプロ ユーティリティ【株式会社オリジナル】
ここでは、各モデルの特徴を詳しく解説します。
ELYTE MAX FASTユーティリティ【キャロウェイ】
キャロウェイから発売されている「ELYTE MAX FASTユーティリティ」は、エリートシリーズのなかで最も高弾道でオートマチックに打てるモデルです。番手はロフト角33度の8番まで展開されています。
フェース上にある最適な弾道に補正する場所(コントロールポイント)が前作よりも大幅に増加し、飛距離性能や方向性、ミスヒットへの強さを高めることに成功しました。
また、接着型ホーゼルを採用することで、シリーズ最大の軽量化を実現している点も特徴のひとつです。力に自信がない方でもしっかりと振り切れ、ヘッドスピードアップも見込めるでしょう。
さらに、ソールのヒールとトゥ側に重量の異なる2つのウェイトが搭載されています。これらを入れ替えることで左右12ヤードの幅で弾道を調整可能です。
モデル名 | ELYTE MAX FASTユーティリティ |
メーカー | Callaway(キャロウェイ) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #3:18.0 #4:21.0 #5:24.0 #6:27.0 #7:30.0 #8:33.0 |
ライ角(度) | #3:58.0 #4:58.5 #5:59.0 #6:59.5 #7:60.0 #8:60.5 |
長さ(インチ) | #3:40.0 #4:39.5 #5:39.0 #6:38.5 #7:38.0 #8:37.5 |
ヘッド体積(cc) | #3:118 #4:118 #5:109 #6:105 #7:101 #8:97 |
総重量(g) | 約341 ※LIN-Q GREEN 40 for Callaway (S)の場合 |
シャフト | LIN-Q GREEN 40 for Callaway(R/SR/S) |
PARADYM Ai SMOKE MAX FAST ユーティリティ【キャロウェイ】
「PARADYM Ai SMOKE MAX FAST ユーティリティ」は、シャローフェースで拾いやすい点が特徴のキャロウェイの2024年モデルです。番手はロフト角が33.0度の8番まで展開されています。
シリーズ中のほかの2つのモデルよりも体積が大きいながら、軽量化にも成功しています。アドレス時に安心感が生まれ、ヘッドを加速させて飛距離アップを目指せます。
さらに、ソールの前方にはステンレススチール製のウェイトが配備されており、浅・低重心設計を実現。高い初速性能や低スピン、アイアンのような精度に仕上がっています。
モデル名 | PARADYM Ai SMOKE MAX FAST ユーティリティ |
メーカー | Callaway(キャロウェイ) |
発売日 | 2024年2月 |
ロフト角(度) | #3:18.0 #4:21.0 #5:24.0 #6:27.0 #7:30.0 #8:33.0 |
ライ角(度) | #3:58.0 #4:58.5 #5:59.0 #6:59.5 #7:60.0 #8:60.5 |
長さ(インチ) | #3:40.5 #4:40.0 #5:39.5 #6:39.0 #7:38.5 #8:38.0 |
ヘッド体積(cc) | #3:123 #4:114 #5:109 #6:105 #7:101 #8:97 |
総重量(g) | 約335 ※TENSEI 40 for Callaway (S)の場合 |
シャフト | TENSEI 40 for Callaway (R/SR/S) |
ゼクシオ プライム ハイブリッド【ゼクシオ】
「ゼクシオ プライム ハイブリッド」は、高い飛距離性能とドローバイアス設計が特徴のユーティリティです。
フェースの外周部の剛性を最適化することで、大きくたわむ高初速エリアを拡大。さらに、トゥ・ヒールの肉厚部により低重心化を実現し、高弾道で大きな飛びを期待できる性能となりました。
ほかにも、フェース面のバルジを最適設計することで、右へのミスやスライスによる飛距離ロスを防止します。また、トゥ・ヒール部分のレーザー彫刻により、オフセンターやウェット時のショットでも方向安定性を向上させます。
モデル名 | ゼクシオ プライム ハイブリッド |
メーカー | XXIO(ゼクシオ) |
発売日 | 2025年4月 |
ロフト角(度) | #4:19.0 #5:22.0 #6:25.0 #7:28.0 #8:31.0 |
ライ角(度) | #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 |
長さ(インチ) | #4:40.5 #5:40.0 #6:39.5 #7:39.0 #8:38.5 ※60度法 |
ヘッド体積(cc) | #4:120 #5:120 #6:116 #7:116 #8:111 |
総重量(g) | #4:315 #5:320 #6:325 #7:330 #8:335 ※ゼクシオ プライム SP-1300(R)の場合 |
シャフト | ゼクシオ プライム SP-1300 カーボンシャフト |
UX-002【フォーティーン】
※商品リンク(楽天)は5番です
フォーティーンから発売された「UX-002」は、アイアンのようにラインを出しやすいヘッド形状と、高い打ち出し角を実現できる重心位置が特徴のユーティリティです。
ソールのリーディングエッジ側に幅が狭く角度が強いバンスソールを採用することで、安心してダウンブローに打ち込めます。また、バランスが良くやさしさと振りやすさを実現した慣性モーメントにより、シャープな振り心地と直進性の高い弾道を両立している点もポイントです。
さらに、ウェイトによるバランス調整も可能であり、シャフトにはアイアン感覚で打てる「FT-63u」が採用されています。
モデル名 | UX-002 |
メーカー | FOURTEEN(フォーティーン) |
発売日 | 2023年9月 |
ロフト角(度) | #5h:20.0 #6h:23.0 #7h:26.0 #8h:30.0 |
ライ角(度) | #5h:59.5 #6h:60.0 #7h:60.5 #8h:60.5 |
長さ(インチ) | #5h:40.25 #6h:39.75 #7h:39.25 #8h:38.75 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #5h:345 #6h:350 #7h:355 #8h:360 |
シャフト | FT-63uカーボンシャフト |
HI-3【フォーティーン】
フォーティーンの「HI-3」は、中空構造が採用されたアイアン型ユーティリティです。ロフト角は24/27/30/34の4種類が展開されており、8番として導入する場合は30度と34度から選択できます。
ドライバーのヘッドスピードが40m/s未満のゴルファー向けに開発されており、球を上げることを追求した薄肉フェース設計となっています。8番ユーティリティとしては珍しいアイアン型ヘッドなので、イメージはアイアンの方が出るようなゴルファーにもおすすめです。
シャフトは振り抜きを重視した3モデルが展開されており、それぞれヘッドスピードを基準として選択できます。
モデル名 | HI-3 |
メーカー | FOURTEEN(フォーティーン) |
発売日 | 2022年9月 |
ロフト角(度) | 24.0 27.0 30.0 34.0 |
ライ角(度) | 24:60.5 27:61.0 30:61.5 34:62.0 |
長さ(インチ) | 24:39.0 27:38.5 30:38.0 34:37.5 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | 24:332 27:338 30:346 34:351 ※FT-50iの場合 |
シャフト | FT-40i FT-50i FT-60i |
▼おすすめのアイアン型ユーティリティはこちら!
Q(キュー)【プロギア】
プロギアから発売されている「Q(キュー)」は、ラフやフェアウェイバンカーといった難しいショットをやさしくすることがコンセプトのオールラウンドギアです。フェアウェイウッドとユーティリティの中間のような性能を発揮します。
8番に相当する番手として33度が展開されており、ボールを拾いやすく、スピンがかかりやすい設計となっています。
どのような状況からでも力やスキルに関係なく、グリーンに近づけられるため、トラブルショットが多いアマチュアゴルファーにとって大きな武器になるでしょう。
モデル名 | Q(キュー) |
メーカー | PRGR(プロギア) |
発売日 | 2018年3月 |
ロフト角(度) | 18.0 23.0 28.0 33.0 |
ライ角(度) | 18:58.5 23:58.5 28:58.5 33:60.5 |
長さ(インチ) | 18:40.5 23:39.5 28:38.5 33:37.5 |
ヘッド体積(cc) | 18:164 23:162 28:96 33:98 |
総重量(g) | 18:335 23:344 28:359 33:370 ※REGシャフトの例 |
シャフト | オリジナルカーボンシャフト(REG/HEAVY/LIGHT) |
UFO AIR UT by POWER TORNADO【キャスコ】
キャスコの「UFO AIR UT by POWER TORNADO」は、パーオン率が1.75倍(キャスコ調べ)の実現が期待できるユーティリティです。3番からAA(46.0度)の9つの番手が展開されており、8番はロフト角34度に設計されています。
つかまりが良く、高弾道なショットを打ちやすい設計となっており、キャスコ独自の素材「鍛造スーパーハイテン」により高い初速性能・直進性も発揮します。
さらに、芝の抵抗を抑えられる3枚のブレードがソールのトゥ側に装着されており、優れた抜けの良さも有している点も魅力です。ボールが芝に沈んだ状態でも、少ない接地で抜けてくれます。
モデル名 | UFO Speed by POWER TORNADO |
メーカー | kasco(キャスコ) |
発売日 | 2022年3月 |
ロフト角(度) | #33:15.0 #44:18.0 #55:22.0 #66:26.0 #77:30.0 #88:34.0 #99:38.0 #PP:42.0 #AA:46.0 |
ライ角(度) | #33:58.5 #44:59.0 #55:59.5 #66:60.25 #77:61.0 #88:61.75 #99:62.5 #PP:63.25 #AA:63.75 |
長さ(インチ) | #33:41.25 #44:40.5 #55:39.75 #66:39.0 #77:38.25 #88:37.5 #99:36.75 #PP:36.0 #AA:35.5 |
ヘッド体積(cc) | #33:133 #44:131 #55:125 #66:119 #77:98 #88:92 #99:86 #PP:80 #AA:78 |
総重量(g) | #33:327 #44:333 #55:339 #66:347 #77:355 #88:363 #99:372 #PP:381 #AA:390 ※シャフトフレックスSの例 |
シャフト | オリジナルカーボンシャフト |
鳳凰 MH282 ユーティリティ【ムツミホンマ】
「鳳凰 MH282 ユーティリティ」は、鳳凰と桜が舞うヘッドデザインが特徴的なユーティリティです。シニア向けの軽量・高弾性のオリジナルカーボンシャフトが採用されています。
低・深重心のシャローヘッド設計となっており、やさしく高弾道なショットを打ちたいゴルファーにおすすめです。また、高強度・高硬度フェースにより、高く飛距離性能も発揮します。
ムツミホンマはルール非公認のモデルも多く発売されていますが、本モデルはルール適合です。公式の試合の場でも問題なくセッティングできます。
モデル名 | 鳳凰 MH282 ユーティリティ |
メーカー | ムツミホンマ |
発売日 | 2024年12月 |
ロフト角(度) | #3:19.0 #4:22.0 #5:25.0 #6:28.0 #7:31.0 #8:34.0 |
ライ角(度) | #3:59.5 #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 |
長さ(インチ) | #3:40.25 #4:39.75 #5:39.25 #6:38.75 #7:38.25 #8:37.75 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #3:329 #4:334 #5:339 #6:344 #7:349 #8:354 |
シャフト | オリジナルカーボンシャフト(SR/S) |
ORM-025UT ユーティリティアイアン【オリマー】
オリマーの「ORM-025UT ユーティリティアイアン」は、低重心・中空設計のユーティリティアイアンです。
アドレス時に安心感が生まれるヘッド形状をしており、幅広ソールで高い寛容性を発揮します。また、オフセンターのヒット時でもミスになりづらく、ラフやフェアウェイバンカーからのショットでもしっかりと球が上がり、スピンが入ってくれます。
2025年4月現在、Amazonや楽天では1万円以内で購入できるため、コストを抑えて8番ユーティリティを試してみたい方にもおすすめです。
モデル名 | ORM-025UT ユーティリティアイアン |
メーカー | ORLIMAR(オリマー) |
発売日 | – |
ロフト角(度) | #2:14.5 #3:16.0 #4:18.0 #5:21.0 #6:24.0 #7:27.0 #8:30.0 #9:35.0 #P:40.0 |
ライ角(度) | #2:59.5 #3:60.0 #4:60.5 #5:61.0 #6:61.5 #7:62.0 #8:62.5 #9:63.0 #P:63.5 |
長さ(インチ) | #2:41.0 #3:40.5 #4:40.0 #5:39.5 #6:39.0 #7:38.5 #8:38.0 #9:37.5 #P:37.0 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #2:342 #3:345 #4:349 #5:353 #6:357 #7:362 #8:367 #9:372 #P:377 |
シャフト | オリジナルカーボンシャフト(R/SR) |
ファンタストプロ ユーティリティ【株式会社オリジナル】
株式会社オリジナルに開発された「ファンタストプロ ユーティリティ」は、番手が0番から15番の計16種類展開されている点が特徴です。8番のロフト角は26.0度と小さめなので、9番(28度)~11番(33度)まで視野に入れると良いでしょう。
ヘッドターンが容易にできるスルーボア構造により、つかまったボールを打ちやすくなっています。
さらに、つま先上がり、つま先下がりなど、あらゆるライに対応できるマルチソールが採用されています。振り抜きが良くダフりにくいため、多少ライが悪くても確実にグリーン周りまでボールを運べるでしょう。
モデル名 | ファンタストプロ ユーティリティ |
メーカー | 株式会社オリジナル |
発売日 | – |
ロフト角(度) | #0:10.5 #1:12.0 #2:14.0 #3:16.0 #4:18.0 #5:20.0 #6:22.0 #7:24.0 #8:26.0 #9:28.0 #10:30.0 #11:33.0 #12:36.0 #13:39.0 #14:42.0 #15:45.0 |
ライ角(度) | #0:55.5 #1:55.5 #2:56.0 #3:56.0 #4:56.5 #5:57.0 #6:57.5 #7:58.0 #8:58.5 #9:59.0 #10:60.5 #11:60.5 #12:61.5 #13:61.5 #14:62.0 #15:62.0 |
長さ(インチ) | #0:42.0 #1:41.5 #2:41.0 #3:40.5 #4:40.0 #5:39.5 #6:39.0 #7:38.5 #8:38.0 #9:37.5 #10:37.0 #11:36.5 #12:36.0 #13:35.5 #14:35.5 #15:35.5 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #0:315 #1:318 #2:322 #3:325 #4:330 #5:335 #6:340 #7:345 #8:350 #9:355 #10:360 #11:356 #12:370 #13:375 #14:380 #15:380 |
シャフト | オリジナルカーボンシャフト |
まとめ
ボールを簡単に上げたい方や、8番アイアンでダフリやトップのミスが出てしまう方は、8番ユーティリティの採用も有力です。
ヘッド体積が大きく、重心が低く深い8番ユーティリティであれば、ヘッドスピードに自信がない方でも比較的簡単にボールを上げられます。さらに、多少のダフリやトップのミスをしても、大怪我につながりにくいため、スコアアップの要因になるかもしれません。
8番ユーティリティのモデル数は決して多くはありませんが、それでも選択肢はさまざまです。「8番ユーティリティは自分に向いているか」や「自分に合ったモデルはどれか」を適切に判断し、最適なセッティングを組みましょう。
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