「バンカー・アプローチが簡単になるウェッジが欲しい」
「ドルフィンウェッジはダサい?口コミ・評判は?」
などと考えていませんか。
ショートゲームが苦手なゴルフ初心者~中級者には「ドルフィンウェッジ」がおすすめです。
バンカーショットやショートゲームを簡単にする様々な設計によってスコアアップが期待できます。
しかし、一言でドルフィンウェッジといっても様々なモデルが展開されています。
自身の求める性能や苦手なシチュエーションに合わせて、ピッタリのモデルを選択しましょう。
本記事では、ドルフィンウェッジがおすすめの理由や性能、主なモデルなどを解説しています。
最後には、SNSなどから集めた口コミ・評判も紹介しているため、ぜひクラブ選びに役立ててください。
ドルフィンウェッジとは
ドルフィンウェッジとは、ゴルフ用品総合メーカーの「kasco(キャスコ)」から発売されているウェッジシリーズです。
シリーズ累計42万本を突破している人気クラブとなっており、1年もしくは2年おきに新モデルが登場しています。
「アベレージゴルファーのアプローチ&バンカーをとにかくやさしくする」と謳う通り、ゴルフ初心者でも簡単にピンに寄せられる多彩な工夫が施されています。
実際に、一般的なウェッジと比較して20%アップの「バンカー脱出率91%(DW-123)(キャスコ調べ)」という実績もあり、アマチュアゴルファーのスコアメイクの大きな味方となるでしょう。
ドルフィンウェッジはレディース・レフティーモデルも展開!
女性や左利きの方の中には「使いたいモデルがあるのにレディース用(レフティー用)が販売されていない」といった経験がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、ドルフィンウェッジはレディースモデルやレフティーモデルも販売されています。
普段はクラブ選びで悩んでしまう女性や左利きゴルファーでも選べるモデルとなっている点も魅力の1つといえるでしょう。
ドルフィンウェッジはダサい?
インターネットで「ドルフィンウェッジ」と検索すると「ダサい」というサジェストキーワードが現れることも。
おそらく「ドルフィンウェッジはダサい」と考えている人は「お助けウェッジや簡単なクラブではなくツアーモデルで寄せるテクニックを身に付けるべきだ」などと考えているでしょう。
もちろん、この考えは何一つ悪くありません。
ツアーモデルで正確に打つスキルがあれば、ショットに操作性を出して多彩なマネジメントができるようになります。
しかし、わざわざ難しいモデルを使って、スコアを大崩れさせていては本末転倒です。
無理に難しいクラブを使ってスコアを崩すよりも、ドルフィンウェッジを使って一発でグリーンオンできる方がカッコいいですよね。
また「一発でグリーンオン」「寄せてパーを拾う」といった経験があれば、ゴルフが更に楽しくなる要因となります。
結果として、ゴルフのモチベーションが上がりスコアアップに近付くともいえるでしょう。
ドルフィンウェッジが初心者~中級者におすすめの理由
ドルフィンウェッジがゴルフ初心者~中級者におすすめの理由は「スコアアップが近付くから」です。
ドルフィンウェッジを使えば、グリーン周りのザックリやバンカーから脱出できない事態を防止でき、一発でグリーンオンする確率が向上します。
ゴルフのスコアメイクにおいて、グリーン周りやバンカーショットなどのショートゲームは非常に重要や意味合いを持ちます。
セカンドショットやサードショットでグリーンを外しても、その後のアプローチが良ければ十分にパーやボギーを狙えるのです。
しかし「バンカーから脱出せず大崩れ」「グリーン周りでチャックリ(ザックリ)をしてしまい、結局ダブルパー」といった経験がある方も多いのではないでしょうか。
このようなミスは1打を丸々無駄にしているようなものです。
グリーン周りから確実にグリーンオンできる状態を作れれば、自ずとスコアップに近付きます。
そのため、寛容性が非常に高いドルフィンウェッジで、確実にピンに寄せるマネジメントを目指してはいかがでしょうか。
また、ドルフィンウェッジは展開されているロフト角が多彩であるため「今のウェッジ2本体制に1本追加する」「ウェッジ2本(3本)を全てドルフィンウェッジで揃える」といった柔軟な使い方ができる点も魅力です。
近年はストロングロフト化などの影響で、ウェッジを3本導入するゴルファーも多いです。
現在ウェッジが2本体制の場合は、お試しで1本入れるという選択肢も有効となるでしょう。
ドルフィンウェッジでバンカー・アプローチが簡単になる原理
ドルフィンウェッジでバンカー・アプローチが簡単になる理由は、独特なクラブ設計にあります。
以下では最新モデルの「DW-123」に搭載している、ドルフィンウェッジ独特の設計を紹介します。
クアッドソールX
ドルフィンウェッジの「クアッドソールX」とは、トゥ・センター・ヒールでバウンス角を変化させたソール形状です。
ソール全体が働くため、抜群な抜けの良さを発揮。
「潜らない」「刺さらない」「跳ねない」ソールであるため、どのようなライでもスイングを変えることなく、やさしいアプローチが可能となります。
クアッドソールはドルフィンウェッジ初代から採用されているソール形状ですが、DW-123のクアッドソールXでは、トゥ・ヒール方向も山形にすることで「跳ねない」ソールへ進化を遂げました。
ヒールフィン
ドルフィンウェッジの「ヒールフィン」によって、バンカーショット時に砂に潜りにくくなり、スイング方向に対してクラブが自然に導かれます。
また、重心位置も低く設定されているため、よりボールが上がりやすくなっています。
アマチュアゴルファーがバンカーから出ない理由の1つは「ダフリ過ぎ」のため、バンカー脱出に大きく貢献するでしょう。
ピラミッドシェイプ
リーティングエッジの浮きを抑えつつ、バウンス角を付けた山形の計上「ピラミッドシェイプ」によって、芝や砂に突き刺さるザックリミスを防げます。
また、トゥ・ヒール方向の設置点を短くして、抵抗の減少を実現。
跳ね返りを防ぎ、トップや、バンカーショットのホームランも防止できます。
カットオフ・トゥ
ドルフィンウェッジの「カットオフ・トゥ」とは、バウンス部分をカットしたヘッド形状です。
加えて、トゥ側の中央部分を凹ませることで、砂がより抜ける設定となり、エクスプロージョンショットの後の抜けの良さを実現します。
デュアルグルーヴ
波をイメージして設けた「デュアルグルーヴ」によって、ソールとバックフェース面の重量配分の最適化を実現。
これによりソールのワイド化が可能となり、寛容性が向上しました。
打球部にを肉厚にしで実現した打感の良さも魅力です。
ドルフィンウェッジの主なモデル│おすすめのゴルファーは?
ドルフィンウェッジシリーズは、性能が異なる複数のモデルが展開されています。
ここでは、ドルフィンウェッジの主なモデルやおすすめのゴルファーなどを解説しているため、クラブ選びの参考としてください。
DOLPHIN WEDGE DW-123
「DOLPHIN WEDGE DW-123」は2023年3月に発売したドルフィンウェッジの最新モデル。
従来の「潜らない」「刺さらない」に加えて「跳ねない」を実現したクワッドソールXによって、あらゆるライでも高い寛容性を発揮します。
また、バンカーショットで砂に潜りにくくなる「ヒールフィン」や、ザックリ・ホームランを防ぐ「ピラミッドシェイプ」、やさしさの向上に貢献する「デュアルグルーヴ」など、とことんショートゲームの確実性を向上させる設計となっています。
また、ロフト角も46度~64度まで計9種類を展開。
ネックタイプも「ストレートネック」と「セミグースネック」に分かれているため、柔軟にセッティングに組み込みやすい一本となっています。
バンカーからアプローチまで、ショートゲームをやさしく攻略したい方にピッタリです。
商品名 | DOLPHIN WEDGE DW-123 |
発売日 | 2023年3月3日 |
ロフト角(度) | 46/48/50/52/54/56/58/60/64 |
バウンス角 (ロフト角:センター/ヒール/トゥ) | 46度:2.0/0.0/-12度 48度:2.0/0.0/-11度 50度:2.0/0.0/-10度 52度:2.0/0.0/-9度 54度:2.0/0.0/-8度 56度:7.0/2.0/-6度 58度:7.0/2.0/-4度 60度:7.0/2.0/-2度 64度:7.0/2.0/0度 |
ライ角 (ロフト角:ライ角) | 46~52度:63.0度 54~64度:63.5度 |
クラブ長さ (ロフト角:インチ数) | 46~52度:35.25インチ 54~64度:35インチ |
重量 | 【N.S.PRO 950GH neo】 46~52度:446g 54~64度:452g 【Dolphin DP-231】 46~52度:399g 54~64度:405g |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo Dolphin DP-231 |
公式価格(税込) | N.S.PRO 950GH neo:23,100円 Dolphin DP-231:27,500円 |
DOLPHIN RUNNING WEDGE DRW-119
「DOLPHIN RUNNING WEDGE DRW-119」は、グリーン周りのランニングアプローチで強みを発揮するモデルです。
ロフト角は39度の設計となっており、キャリー:ランを1:3の距離感でパターのように打つことができます。
また、太グリップや重めの重量設計によって、スイング中にフェースがブレにくく、芝にも負けずにアプローチが可能となります。
更に、フェースに高さがあるハイフェース設計によって、チッパーよりもラフに強く、幅広いシチュエーションで使いやすい点も魅力です。
グリーン周りのアプローチが苦手な方は必見の一本といえるでしょう。
商品名 | DOLPHIN RUNNING WEDGE DRW-119 |
発売日 | 2021年11月 |
ロフト角(度) | 39度 |
バウンス角 (ロフト角:センター/ヒール/トゥ) | 0/0/0度 |
ライ角 (ロフト角:ライ角) | 67度 |
クラブ長さ (ロフト角:インチ数) | 33インチ/34インチ |
重量 | 【ミッド】 スチールシャフト:519g カーボンシャフト:468g 【ジャンボ】 スチールシャフト:539g カーボンシャフト:487g |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | 日本シャフト社製ドルフィン スチールシャフト Dolphin DP-201カーボンシャフト |
公式価格(税込) | 日本シャフト社製ドルフィン スチールシャフト:19,800円 Dolphin DP-201カーボンシャフト:24,200円 |
DOLPHIN PITCH & RUN WEDGE DPW-119
「DOLPHIN PITCH & RUN WEDGE DPW-119」はロフト角48度で、ピッチエンドランで強みを発揮するタイプのドルフィンウェッジです。
以下の4つのヘッド性能によって、抜けが良く、ザックリミスを防げる設計となっています。
・幅広のヒールフィン
・抜けるスリムボディ
・幅広のワイドトゥ
・厚丸リーディングエッジ
また、太グリップや重量のあるクラブ設計によって、ヘッドがブレずに安定したスイングが可能に。
スピン性能を発揮する「逆さ富士形溝」や、ラフに強いハイフェース設計によって、グリーン周りの安定性や精度が大きく高まるでしょう。
商品名 | DOLPHIN PITCH & RUN WEDGE DPW-119 |
発売日 | 2021年11月 |
ロフト角(度) | 48度 |
バウンス角 (ロフト角:センター/ヒール/トゥ) | 0/0/0度 |
ライ角 (ロフト角:ライ角) | 67度 |
クラブ長さ (ロフト角:インチ数) | 33インチ/34インチ |
重量 | 【ミッド】 スチールシャフト:519g カーボンシャフト:468g 【ジャンボ】 スチールシャフト:539g カーボンシャフト:487g |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | 日本シャフト社製ドルフィン スチールシャフト Dolphin DP-201カーボンシャフト |
公式価格(税込) | 日本シャフト社製ドルフィン スチールシャフト:19,800円 Dolphin DP-201カーボンシャフト:24,200円 |
DOLPHIN FLYING WEDGE DFW-119
「DOLPHIN FLYING WEDGE DFW-119」は、ロフト角55度、キャリー1:ラン1の飛距離感でグリーンを攻略できるモデルです。
トゥ・センター・ヒールで幅の広さを変えた独特なソール形状が、抜けの良さや寛容性の向上に貢献し、グリーン周りの安定感アップに繋がります。
また、太グリップや重量のあるヘッドによって、フェースがブレにくく方向性アップに貢献。
更に、クランク調ネックとなっているためパター感覚で真っすぐにストロークがしやすくなっています。
ザックリミスを防ぐリーディングエッジや、ラフに強いハイフェースなども魅力で、アプローチの安定性向上を目指せるでしょう。
商品名 | DOLPHIN FLYING WEDGE DFW-119 |
発売日 | 2021年11月 |
ロフト角(度) | 55度 |
バウンス角 (ロフト角:センター/ヒール/トゥ) | 0/0/0度 |
ライ角 (ロフト角:ライ角) | 67度 |
クラブ長さ (ロフト角:インチ数) | 33インチ/34インチ |
重量 | 【ミッド】 スチールシャフト:519g カーボンシャフト:468g 【ジャンボ】 スチールシャフト:539g カーボンシャフト:487g |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | 日本シャフト社製ドルフィン スチールシャフト Dolphin DP-201カーボンシャフト |
公式価格(税込) | 日本シャフト社製ドルフィン スチールシャフト:19,800円 Dolphin DP-201カーボンシャフト:24,200円 |
DOLPHIN WEDGE DW-120G
2020年2月に発売された「DOLPHIN WEDGE DW-120G」はセミグースネックが特徴のドルフィンウェッジ。
ボールが捕まりやすく、球を運ぶイメージで打つことができます。
また、グースネックにありがちな、入射角が鋭角になることによるザックリミスもバウンス角の適正化によって解消されています。
ロフト角は64度まで展開されているため、56度などのサンドウェッジをオープンに変える必要はなく、スクエアに合わせてシンプルに打てる点も魅力です。
もちろん、ドルフィンウェッジ特有の「クアッドソール」に加えて「ヒールグルーヴ」「フェースグルーヴ」などの様々な機能も搭載されています。
商品名 | DOLPHIN WEDGE DW-120G |
発売日 | 2020年2月 |
ロフト角(度) | 44/48/50/52/54/56/58/60/64 |
バウンス角 (ロフト角:センター/ヒール/トゥ) | 44度:6.0/1.0/1.0度 48度:6.0/1.0/1.0度 50度:6.0/1.0/1.0度 52度:6.0/1.0/1.0度 54度:6.0/1.0/1.0度 56度:8.0/4.0/1.0度 58度:8.0/4.0/1.0度 60度:8.0/4.0/1.0度 64度:8.0/4.0/1.0度 |
ライ角 (ロフト角:ライ角) | 44度:62.5度 48~52度:63.0度 54~64度:63.5度 |
クラブ長さ (ロフト角:インチ数) | 44度:35.5インチ 48~52度:35.25インチ 54~64度:35.0インチ |
重量 | 44度:440g 48~52度:444g 54~64度:449g ※シャフトフレックスSの場合 |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo Dolphin DP-201 |
公式価格(税込) | N.S.PRO 950GH neo:19,800円 Dolphin DP-201:24,200円 |
ドルフィンウェッジの口コミ・評判は?
キャスコドルフィンウェッジ DW-123 Copperを試打しました。
— ゴルフクラブ試打日記。 golfdaisuki.⛳ (@golfdaisuki2) May 7, 2023
ドルフィンウェッジ独特のソール形状とフィンが印象的ですが、いい顔をしていますし、打感も良くて、スピン性能も高いのが特長です。#kasco #ウェッジ pic.twitter.com/AbXPGp6AnB
おはようございます☀️
— あまがみ@失敗しないゴルフ用品選び案内人🏌️ (@bianchilupo0805) February 8, 2023
今月発売予定の新しいドルフィンウェッジ🐬
バンカー脱出率91%とのこと😲
実際打ってみたけど確かに抜けがよいというより、ダフってもミスになってない感じ😊
本日も皆様がご健康で過ごせますように🌠 pic.twitter.com/EvaYDgjE5r
持ってますねぇ〜😊
— H.Y_86⛳🔰ゴルフ🔰最大の敵は暑さ☀️🥵 (@HY86_golf) September 11, 2023
バンカーがダメで何かいいのないかな?って思った時、ドルフィンウェッジに出逢ってしまったんです。😍
今ではバンカーが怖くなくなりましたね。😊👍
初めまして。😄
— H.Y_86⛳🔰ゴルフ🔰最大の敵は暑さ☀️🥵 (@HY86_golf) September 9, 2023
60度ではないですが、僕も同じドルフィンウェッジ使ってます。
めっちゃめっちゃいいですよ!😄👍
バンカーなんて全然怖くなくなりました!👍
なんせドルフィンウェッジの謳い文句は、バンカー出る率91%ですから!🤣笑
まとめ
今回は、ドルフィンウェッジがおすすめの理由や性能、主なモデル、口コミ・評判などを解説しました。
ショートゲームがスコアメイクの鍵になるゴルフにおいて、バンカーショット・アプローチの寛容性が非常に高いドルフィンウェッジは、多くのゴルフ初心者~中級者の武器となるでしょう。
また、ドルフィンウェッジは、個々の求める性能や様々なシチュエーションに対応できる、多彩なモデル・ロフト角が展開されています。
自分に合った一本を見つけて、ショートゲームを制し、スコアアップを目指してはいかがでしょうか。
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