アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ15選|ウッド型との違いや飛距離、選び方も解説

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「アイアン型ユーティリティが欲しい」
「アイアン型とウッド型は何が違う?」

などと考えていますか。

ユーティリティ(UT)をセッティングしている方でも、アイアン型を採用しているアマチュアゴルファーは決して多くありません。

しかし、アイアン型とウッド型は特性が異なるため、中にはアイアン型の方が向いている方もいます。

また、一言でアイアン型ユーティリティといっても各メーカーのモデルは様々。そのためウッド型との違いや、自分に合ったモデルの選び方などを適切に理解しましょう。

本記事では、アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ15選やウッド型との比較、クラブの選び方などを解説しています。

自分に合ったクラブを選べればコースマネジメントの幅が広がりスコアアップに近付けるため、ぜひ参考にしてください。

  1. アイアン型ユーティリティ(UT)とは
    1. そもそもユーティリティとは
    2. 主流はウッド型ユーティリティ
    3. アイアン型ユーティリティはヘッド形状がアイアンに近いクラブ
    4. ユーティリティとハイブリッドの違い
  2. アイアン型ユーティリティ(UT)の特徴│ウッド型と比較
    1. ボールの上がりやすさ│アイアン型はラインを出してボールを打ちやすい
    2. 操作性│アイアン型はフェース面のコントロールをしやすい
    3. 寛容性│ウッド型の方が高い
    4. ショットの傾向│アイアン型は左に行きにくい
    5. 感覚│アイアン型UTはアイアンに近い
  3. アイアン型ユーティリティ(UT)が向いているゴルファーの例
  4. アイアン型ユーティリティ(UT)の選び方
    1. ヘッド形状│操作性と寛容性のどちらを重視するか
    2. ロフト角│他のクラブとの繋がりが良いモデルを選ぶ
    3. シャフト│カーボンかスチールか
  5. アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ15選
    1. ステルス DHY【TaylorMade】
    2. U・505【Titleist】
    3. T200 ユーティリティ【Titleist】
    4. iクロスオーバー【PING】
    5. ZX Mk II ユーティリティ【SRIXON】
    6. B-Limited 229HI ユーティリティー【BRIDGESTONE】
    7. HI-3【FOURTEEN】
    8. KING TEC ONE Length Utility Irons【cobra】
    9. APEX UTアイアン【Callaway】
    10. X FORGED UT アイアン【Callaway】
    11. Pro FLI-HI【MIZUNO】
    12. AF-906【EPON】
    13. IRON UTILITY【GINNICO】
    14. STAFF MODEL UTILITY IRONS【Wilson】
    15. マレージングU-アイアン【FLIT-BOX】
  6. アイアン型ユーティリティ(UT)の打ち方
  7. まとめ

アイアン型ユーティリティ(UT)とは

ユーティリティの主流はウッド型です。

アイアン型には馴染みのない方も多いため、まずは基礎知識について解説します。

そもそもユーティリティとは

ユーティリティとはアイアンとウッドの中間の特性を持つゴルフクラブの種類です。万能なお助けクラブのような位置付けで開発されたため、このような名前が付きました。

一言でユーティリティといっても「ウッド型」と「アイアン型」が存在する点も特徴です。

基本的にはアイアンとウッドの飛距離の差を埋めるために使われ、近年では多くのプロゴルファーも採用しています。

また、ユーティリティはアイアンよりも簡単なクラブであるため、ミドルアイアンと入れ替える形で導入するアマチュアゴルファーも多いです。

一例ですが「3W+5W+4UT+4I」といったセッティングにすれば、難しい3番アイアンを打つ必要がなく、4Iと5Wの飛距離の差も埋められます。170~200ヤード程度の打ち分けが容易となるでしょう。

主流はウッド型ユーティリティ

ユーティリティの主流はウッド型です。

ウッド型のユーティリティとは、フェアウェイウッドのヘッドを小さくしたような見た目をしているモデルを指します。各メーカーから発売されているモデルも圧倒的にウッド型の方が多いです。

そしてウッド型が主流であるため、ウッド型ユーティリティを「ユーティリティ」と一言で表すケースも多々あります。

アイアン型ユーティリティはヘッド形状がアイアンに近いクラブ

一方でアイアン型ユーティリティとは、ヘッドの形状がアイアンに近いタイプのモデルを指します。

後方にボリュームがある中空アイアンを大きめにしたような見た目が多いです。

ウッド型よりもアイアンに近い感覚で打てる一方で、ロングアイアンよりも簡単に高弾道のボールを打てる点が大きな特徴です。

ユーティリティとハイブリッドの違い

ユーティリティの他に「ハイブリッド」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

ユーティリティは日本での一般的な呼び方です。クラブの種類は同じですが、欧米では「ハイブリッド」と呼ばれることが一般的です。

また、メーカーによってはアイアン型を「ハイブリッド」、中間の形を「ユーティリティ」と呼んでいるケースもあります。

アイアン型ユーティリティ(UT)の特徴│ウッド型と比較

ユーティリティはアイアン型とウッド型のどちらが良い?」と悩む方も多いです。

アイアン型ユーティリティの特性を一言で表すと「ウッド型UTとアイアンの中間のクラブ」です。

アイアン型とウッド型では特徴が大きく異なるため、自分のレベルやスイングに合わせて選択をしましょう。

ここでは、アイアン型ユーティリティの特徴をウッド型と比較しながら解説をします。

ボールの上がりやすさ│アイアン型はラインを出してボールを打ちやすい

アイアン型ユーティリティはウッド型と比較して低弾道なショットになりやすいです。

ウッド型はヘッドが大きく重心が深いため、ヘッドスピードが遅くても打ち出しが高いショットになりやすい設計となっています。

言い換えると、アイアン型はラインを出してコントロールしやすいです。アゲインストの状況でも風の影響を最小限に抑えられるでしょう。ライン出しショットでボールをコントロールしたい人にもおすすめです。

また、ウッド型だとボールが上がりすぎてしまう場合は、アイアン型がピッタリな可能性があります。

他方で、ミドルアイアンと比較すると高弾道なショットとなりやすいです。アイアン型ユーティリティはサイズ感のある中空型のような設計になっているためです。

クラブボールの上がりやすさ
アイアン型UT
ウッド型UT
アイアン

操作性│アイアン型はフェース面のコントロールをしやすい

操作性に着目すると、ウッド型よりもアイアン型の方が優れています。

ウッド型よりもヘッドがコンパクトであるため、フェースの開閉がしやすいです。そのため「ドローやフェードを打ち分けて柔軟なコースマネジメントをしたい」といった方におすすめです。

一方でアイアンと比較すると操作性を出しにくい設計となっています。アイアンよりも重心深度が深く、フェースも大きめの傾向があるためです。

クラブ操作性
アイアン型UT
ウッド型UT
アイアン

寛容性│ウッド型の方が高い

ミスへの寛容性はウッド型の方が優れています。

ウッド型はフェースが大きく低・深重心のため、芯を外しても比較的安定してボールが飛んでくれます。

しかし、アイアン型も通常のアイアンと比較するとやさしいクラブとなっています。寛容性と操作性のバランスを求める方にもおすすめです。

クラブ操作性
アイアン型UT
ウッド型UT
アイアン

ショットの傾向│アイアン型は左に行きにくい

アイアン型ユーティリティはウッド型と比較して左のミスを抑制できます。ウッド型と比較して重心距離が長く、インパクト時にフェースが極端に返りにくいためです。

言い換えると、ウッド型より右に飛びやすい設計となっています。

クラブショットの傾向
アイアン型UT左に行きにくい
ウッド型UT右に行きにくい

感覚│アイアン型UTはアイアンに近い

アイアン型ユーティリティのスイングやアドレス時の感覚は、ウッドよりもアイアンに近いです。

ウッド型と比較して奥行がないため、構えやすいと感じる人も多いです。中には、ターゲット方向に真っすぐ合わせやすいと感じる方もいます。

反対に、ウッドの感覚でユーティリティを打ちたいと考える場合はウッド型の方が向いている可能性があるでしょう。

クラブ感覚
アイアン型UTアイアンに近い
ウッド型UTフェアウェイウッドに近い

アイアン型ユーティリティ(UT)が向いているゴルファーの例

上述した通り、ユーティリティはアイアン型とウッド型で特徴が大きく異なります。

その中でもアイアン型がおすすめな方の例は以下の通りです。

①ヘッドスピードが速くウッド型だと上がりすぎる
②寛容性の中にも操作性を求めたい
③ライン出しショットなどでボールをコントロールしたい
④左へのミスを防止したい
⑤アイアンに近い感覚でスイングをしたい

イメージとしては「アイアンの操作性を残しつつもユーティリティのやさしさが欲しい」といった方向けのクラブとなっています。

アイアン型ユーティリティ(UT)の選び方

アイアン型ユーティリティは様々なモデルが発売されています。モデルによって異なる特徴を有しているため、自分に合ったクラブの選び方を確認しましょう。

ここではアイアン型ユーティリティを選ぶ際のポイントを解説します。

ヘッド形状│操作性と寛容性のどちらを重視するか

ヘッド形状は操作性と寛容性のどちらを重視するかで決定しましょう。

現在はアイアン型ユーティリティはゴルファーのニーズに合わせて、様々なヘッド形状が展開されています。

①通常のアイアンに近い形状で操作性やアドレス時の感覚に優れた形状
②アイアン型であるが優しさや上がりやすさに優れた形状

ヘッドが大きく奥行きがあるモデルであれば、優しさや上がりやすさに優れている場合が多いです。

一方で、奥行きが少なめでヘッドも小さめであれば、通常のアイアンに近付いた上級者向けのモデルといえます。

ロフト角│他のクラブとの繋がりが良いモデルを選ぶ

アイアン型ユーティリティのロフト角は、他のクラブとの繋がりが良いモデルを選びましょう。

通常、同じモデルのアイアン型UTでは2~4種類の番手が発売されています。その中で、自分のクラブセッティングに合った番手を選択することが大切です。

各メーカーで定めている番手は、±1度程度の幅があります。例えば、4番ユーティリティの場合は21度~23度程度のモデルが多いです。

また、アイアンのストロング化の影響もあり、番手だけ見て商品を決めてしまうと「飛距離の差が出ない」「ロフト角に開きが出過ぎている」といった事態も考えられるため注意が必要です。

一例ですが、現状が「3W(15度)+5W(18度)+4I(24度)」の状態であれば、21度のユーティリティを採用するとバランスの取れたセッティングとなります。

シャフト│カーボンかスチールか

アイアン型ユーティリティのシャフト素材は、基本的にアイアンと同じ素材がおすすめです。アイアンのシャフトがスチールならばスチール、カーボンならばカーボンを選ぶ形です。

ただしアイアンがスチールでも、つかまりや高い打ち出し角を重視する場合は、カーボンシャフトを選ぶ選択肢も有効です。

そして、アイアンのシャフトと比較して10g程度軽量なモデルがおすすめです。また、シャフトの硬さを変えてはいけません。

アイアンと同じシャフトを使うという考えもありますが、クラブが長くなる分、振り遅れが出る不安が生じます。

ただし、シャフトの向き不向きは個々の感覚やスイングによっても異なるため、不安な方はフィッティングを受けるのが理想です。

アイアン型ユーティリティ(UT)おすすめ15選

アイアン型ユーティリティは様々なメーカーから発売されています。

ここでは、アイアン型ユーティリティおすすめ15選を解説します。

ステルス DHY【TaylorMade】

テーラーメイドの「ステルスDHY」は弾道と直進性を追求したアイアン型ユーティリティ

肉薄化したヘッドに様々なケースに適応できる幅広いソール形状を採用。加えて、ヘッドの下部に重心を置くことで、高い操作性とやさしさを両立したモデルとなっています。

また、新開発の「SpeedFoam™ Air」による軽量化や、新たな「マルチマテリアル構造」で生まれる絶妙や打音と打感、フェースの柔軟性もおすすめのポイントです。

更に、フェース下部に当たった際でも高い反発力やスピン量の抑制を発揮する「貫通型スピードポケット」も搭載されています。

公式ページステルス DHY
メーカーTaylorMade
発売日2022年7月15日
ロフト角3番:19度
4番:22度
5番:25度
ライ角3番:60度
4番:60.5度
5番:61度
長さ3番:40インチ
4番:39.5インチ
5番:39インチ
※TENSEI SILVER TM70 HY (’22)
総重量3番:約360g
4番:約365g
5番:約369g
※TENSEI SILVER TM70 HY (’22)
シャフトTENSEI SILVER TM70 HY (’22)

U・505【Titleist】

タイトリストの「U・505」の特徴の1つは「高比重ダングステンウェイト」。ツアープレーヤーが最も高い打ち出し角と感じる、ヒール側への低重心化を実現しています。

また、新しい中空構造とコアサポートによって、高初速なショットを実現可能に。

更に、短めのブレード長とシャローフェース、ワイドソールのデザインはミドルアイアンとスムーズに繋がる構えやすさを発揮します。

バックフェースに新採用されたマッスルプレートによる心地よい打音や打感、精密な重量設計もおすすめのポイントです。

公式ページU・505
メーカーTitleist
発売日2021年9月24日
ロフト角2番:18度
3番:20度
4番:22度
ライ角2番:60.5度
3番:61度
4番:61.5度
長さ2番:40インチ
3番:39.5インチ
4番:39インチ
※3D051
総重量2番:349g
3番:353g
4番:360g
※3D051
シャフト3D051

T200 ユーティリティ【Titleist】

タイトリストの「T200 ユーティリティ」はツアーで認められたソリッドな打感と構えやすさに、進化したマックスインパクトテクノロジーを融合したアイアン型ユーティリティです。

バリアブルバウンスソールデザインの採用によって、インパクトエリアの地面抵抗を減らし、素早い抜けを実現。

また、弾道を最適化する高密度ダングステンにより、飛距離の安定性や高い飛距離性能も発揮します。

上記した「U・505」と比較してよりアイアンチックなモデルとなっており、クラブの流れや顔をアイアンに合わせたい方におすすめの1本となります。

公式ページT200 ユーティリティ
メーカーTitleist
発売日2023年8月25日
ロフト角2番:17度
3番:20度
4番:23度
ライ角2番:60.5度
3番:61.0度
4番:61.5度
長さ2番:39.75インチ
3番:39.25インチ
4番:38.75インチ
総重量372g
※4番/TENSEI AV Blue AM(2)
シャフトカスタムモデル

iクロスオーバー【PING】

ピンから発売の「iクロスオーバー」は飛距離コントロール性能に優れたアイアン型ユーティリティ。

フェースに搭載された「マイクロマックス・グルーヴ」によってラフや濡れたコンディションからでも、高い飛距離コントロール性能や再現性を発揮します。

また、前作よりも約8%重心が低く、フェースの撓みも増加。理想の高さの強弾道を実現できる点もおすすめのポイント。

8ポジションの調整機能も搭載されており、個々のゴルファーが求める弾道や飛距離を実現できる点も魅力です。

公式ページiクロスオーバー
メーカーPING
発売日2023年1月19日
ロフト角2番:18度
3番:20度
4番:22.5度
ライ角2番:59.5度
3番:60.5度
4番:61.5度
長さ2番:39.63インチ
3番:39インチ
4番:38.5インチ
※スチールカーボンの場合
総重量約375g
※4・PING TOUR 2.0 CHROME 85・Sの場合
シャフトALTA J CB BLACK(R/SR/S)
PING TOUR 2.0 CHROME 85(R/S/X)
AWT 2.0 LITE(R/SR/S)
N.S.PRO 850GH neo(S)
N.S.PRO 950GH neo(S)
N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)
N.S.PRO MODUS³ TOUR 115(S)
DG EX TOUR ISSUE(S200)

ZX Mk II ユーティリティ【SRIXON】

スリクソンの「ZX Mk II ユーティリティ」はスリクソン史上最大のボールスピードが魅力のアイアン型ユーティリティ

フェース周辺部に設置した「スピードグルーブ」と最適な肉厚設計のフェースによって、フェースの撓みを増大。高い反発性能から高初速を実現します。

また、UTIのワイドソールのために考案された斜めのステップも特徴。幅広ソール設計でも様々なライで構えやすさと抜けの良さを発揮します。

公式ページZX Mk II ユーティリティ
メーカーSRIXON
発売日2022年11月19日
ロフト角2番:18度
3番:20度
4番:23度
ライ角2番:60度
3番:60度
4番:60.5度
長さ2番:40.25インチ
3番:39.75インチ
4番:39.25インチ
※Diamana ZX-II for UTILITY カーボンシャフト
総重量2番:345g
3番:350g
4番:354g
※Diamana ZX-II for UTILITY カーボンシャフト
シャフトDiamana ZX-II for UTILITY カーボンシャフト
N.S.PRO 950GH neo DST for HYBRID スチールシャフト

B-Limited 229HI ユーティリティー【BRIDGESTONE】

B-Limited 229HI ユーティリティー」はブリヂストンから発売のカスタム専用モデルのアイアン型ユーティリティ。

ツアープロが求める操作性を実現しながらも、深重心化によるやさしさやラウンド型ソール形状による抜けの良さも実現しています。

肉薄化による反発性能の向上やラインを出しやすいストレートネックもポイントで、高いレベルを目指す中級者や上級者でも満足できる一本となっています。

公式ページB-Limited 229HI ユーティリティー
メーカーBRIDGESTONE
発売日2022年9月9日
ロフト角2番:17度
3番:20度
4番:23度
ライ角2番:59.5度
3番:60度
4番:60.5度
長さ
総重量
シャフトN.S.PRO MODUS3 TOUR120 シャフト
N.S.PRO MODUS3 TOUR105 シャフト
Dynamic Gold / Dynamic Gold HT シャフト
TENSEI BS Black 80i シャフト など

HI-3【FOURTEEN】

フォーティーンの「HI-3」は、ヘッドスピード40m/sの方を主な対象の「軽くてあがりやすい」を追求したアイアン型ユーティリティです。

重心位置と反発性能の全てにおいて、球を上げることを追求した薄肉フェースかつPlasma溶接のヘッドが大きな特徴

また、重心アングルを最大化してつかまったボールを打ちやすくなっています

公式ページHI-3
メーカーFOURTEEN
発売日2022年9月17日
ロフト角24度
27度
30度
34度
ライ角24度:60.5度
27度:61度
30度:61.5度
34度:62度
長さ24度:39インチ
27度:38.5インチ
30度:38インチ
34度:37.5インチ
総重量24度:332g
27度:338g
30度:346g
34度:351g
※FT-50i
シャフトFT-40i
FT-50i
FT-60i

KING TEC ONE Length Utility Irons【cobra】

コブラから発売の「KING TEC ONE Length Utility Irons」の最大の特徴は、全ての番手を7番アイアンの長さで設計している点です。

通常の同じ番手のモデルと比較して短いため、正確性を高めたスイングが可能となります。

また、AIを駆使して最適な暑さで設計された「H.O.T フェーステクノロジー」も特徴。フェース全体で最大飛距離を実現します。

ボディ内部にはフォーム材が注入されており、振動を吸収。優れた打感を発揮します。

公式ページKING TEC ONE Length Utility Irons
メーカーcobra
発売日2023年2月
ロフト角3番:19度
4番:22度
5番:25度
ライ角62.5度
長さ37.25インチ
総重量
シャフトN.S. PRO 950 G.H.

APEX UTアイアン【Callaway】

キャロウェイの「APEX UTアイアン」は、ツアーレベルの飛距離と弾道のコントロール性を可能にするアイアン型ユーティリティです。

AI FLASHフェースカップを新たにカーペンター455スチールの鍛造で製作し、従来以上に高い初速性能や高初速エリアの拡大を実現しています。

また、オフセットがほぼゼロに近い点も特徴です。

結果としてターゲットに対してスクエアに構えやすく、ロングアイアンの距離でもより正確にグリーンの狙っていけます。

公式ページAPEX UTアイアン
メーカーCallaway
発売日2023年10月13日
ロフト角18度
20度
23度
ライ角18度:60.0度
20度:60.5度
23度:61.0度
長さ18度:39.5インチ
20度:39.0インチ
23度:38.5インチ
総重量約407g
※20度の場合
シャフトN.S.PRO MODUS³ TOUR 105

X FORGED UT アイアン【Callaway】

2020年にキャロウェイから発売された「X FORGED UT アイアン」はAIが設計した「FLASH フェースカップ」の搭載が特徴。

高初速かつ高弾道なショットを実現し、ミスショットにも強くなったため、ミドルアイアンやロングアイアンの距離でもグリーンを狙いやすくなりました。

また、バックフェースに搭載されたタングステンウェイトも高弾道となる要因に。

更に、軟鉄鍛造ボディとウレタン・マイクロスフィアによって、中空構造らしからぬフィーリングも実現しています。

公式ページX FORGED UT アイアン
メーカーCallaway
発売日2020年10月23日
ロフト角18度
21度
24度
ライ角18度:59.5度
21度:60.0度
24度:60.5度
長さ18度:39.5インチ
21度:39インチ
24度:38.5インチ
※N.S.PRO 950GH (S)
総重量391g
※N.S.PRO 950GH (S) 21度の場合
シャフトN.S.PRO 950GH (S)

Pro FLI-HI【MIZUNO】

ミズノから発売の「Pro FLI-HI」はエリートゴルファーのニーズに応える一本。

高強度マレージング鋼フェースを採用し、高反発・高初速を実現。狭いホールのティーショットで使いたい方にもおすすめです。

また、21gのタングステンをキャビティに複合している点も特徴。低重心・深重心化を実現した肉薄ソールがフェース全体の飛距離性能の向上に貢献します。

最新テクノロジーの「ハーモニックインパクトテクノロジー」による心地よい打感も魅力の1つです。

公式ページPro FLI-HI
メーカーMIZUNO
発売日2021年10月15日
ロフト角3番:19度
4番:21.5度
ライ角3番:59.5度
4番:60.0度
長さ3番:39インチ
4番:38.5インチ
総重量約382g
シャフトOT iron 75

AF-906【EPON】

AF-906」は低重心設計かつワイドソールが魅力のエポンのアイアン型ユーティリティです。高弾道かつミスに強いショットを打ちやすくなります。

また、26度をラインナップしている点も魅力の1つ。5番アイアンや6番アイアンをユーティリティに差し替えたい方にもおすすめです。

また、トゥー側に配置された可変式ウェイトも特徴。標準は2gとなっており、別売りで0.5gに調整できます。

公式ページAF-906
メーカーEPON
発売日2020年3月4日
ロフト角20度
23度
26度
ライ角20度:59.5度
23度:60度
26度:60.5度
長さ20度:39.75インチ
23度:39.25インチ
26度:38.75インチ
総重量20度:365g
23度:372g
26度:379g
シャフトTour AD U-75(S)

IRON UTILITY【GINNICO】

GINNICOのアイアン型ユーティリティは「チートの世界へようこそ!」と謳われる1本です。

すっきりとした顔をしていますが、重心深度13.5mm、重心高16.5mmと深低重心設計となっており、ロングアイアンよりも高弾道なショットを実現可能です。

また、反発性能が高いC465マレージング鋼をLカップフェースとして採用し、ソール半分まで反発エリアを拡大

撓み力が向上し、高初速・高弾道のショットをもたらします。

ヘッドはシルバーとブラックIPが発売されており、シルバーのカラーカスタマイズとしてイエローやレッド、ブルーなどが選択可能です。

キャディバッグにオシャレに入れたい方にもピッタリのクラブといえるでしょう。

公式ページIRON UTILITY
メーカーGINNICO
発売日2023年5月29日
ロフト角19度
22度
25度
※±1度
ライ角19度:59.5度
22度:60.0度
25度:60.5度
長さ19度:39.5インチ
22度:39.0インチ
25度:38.5インチ
総重量19度:240.5g
22度:246g
25度:251.5g
※±2g
シャフトN.S.PROシリーズ
N.S.PRO MODUS3 TOUR シリーズ
フジクラMCI シリーズ

STAFF MODEL UTILITY IRONS【Wilson】

ウィルソンの「STAFF MODEL UTILITY IRONS」は松山英樹プロが採用した実績のあるアイアン型ユーティリティです。

PGAツアープロのために独自開発されたモデルとなっており、飛距離性能や上がりやすさを実現しています。

高張力C300マルエージング銅を採用したフェースが初速を高めて、飛距離アップを実現。

また、クラブヘッド下部に装着された7gのウェイトによって、打ちやすく、高弾道なショットに繋がります。

公式ページSTAFF MODEL UTILITY IRONS
メーカーWilson
発売日2022年6月7日
ロフト角18度
21度
24度
ライ角18度:59.0度
21度:59.5度
23度:60.0度
長さ18度:40.0インチ
21度:39.5インチ
24度:39.0インチ
総重量約372.5g
※ロフト角21度の場合
シャフトKBS Tour Hybrid

マレージングU-アイアン【FLIT-BOX】

マレージングU-アイアン」はルール適合の高反発フェースが特徴のアイアン型ユーティリティです。

高反発1.9mmマレージングフェースによって飛距離アップを実現させ、厚いトップブレードやパワーソールなどによってやさしく高弾道なボールも打ちやすくなります。

また、シャフトやグリップの種類を柔軟に選べる点も魅力です。

1本10,000円~15,000円という比較的低価格な設定ともなっているため、アイアン型ユーティリティを試したみたいといった方にもおすすめです。

クラブ名マレージングU-アイアン
メーカーFLIT-BOX
発売日
ロフト角3番:18度
4番:21度
5番:24度
ライ角3番:60.5度
4番:61.0度
5番:61.5度
長さ3番:40.0インチ
4番:39.5インチ
5番:39.0インチ
総重量360g
※4番/FD-50(R)
シャフト標準/FD-60
軽量/FD-50
46トン高弾性カスタムシャフト

アイアン型ユーティリティ(UT)の打ち方

アイアン型ユーティリティの打ち方は、基本的にミドルアイアン・ロングアイアンと同じです。

ミドルアイアンに近い25度程度であれば、スタンス幅の中央からボールを1個~1.5個分程度左に置きます。

また、ロングアイアンに近い22度前後のロフト角であれば、ミドルアイアンとドライバーの中間程度のボールの位置となります。

スイングの軌道は払い打ちのイメージを持ちましょう。

トラックマンのデータによれば、PGA及びLPGAプロはミドルアイアンやロングアイアンをダウンブロー気味に打っています。

しかし、アマチュアゴルファーがダウンブローを意識するとダフリのミスが出る恐れがあるため、レベルスイングを基本として考えることがおすすめです。

参考:TRACKMAN ツアープロの平均値 | トラックマンゴルフブログ

まとめ

今回はアイアン型ユーティリティおすすめ15選やウッド型との比較、選び方などを解説しました。

アイアン型ユーティリティはミドル・ロングアイアンとウッド型ユーティリティの中間に位置するクラブです。

ミドルアイアン・ロングアイアンよりも寛容性が高く、ウッド型ユーティリティよりも操作性を出せる点が大きな魅力です。

自分に合った一本を選べれば、コースマネジメントの幅が広がるため、ぜひ参考にしてください。

この記事の著者
ゴルフシグナル編集部 渡邉

20代後半ゴルフ歴14年。学生時代は競技者としてプレーをしていました。皆さんのゴルフライフが少しでも充実する情報をお届けしたいです。

朝日新聞社・ベスティ・スカイAが運営する「golmicio(ゴルミーチョ)」のライターもしています。

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