「4番ウッドってあまり聞かないけど必要?」
「3番ウッドや5番ウッドと差別化はできる?」
などの疑問を持つ方は少なくありません。
4番ウッドは決してメジャーな選択肢ではありませんが、クラブセッティング面や性能面で複数のメリットがあります。実際、4番ウッドの採用実績があるプロゴルファーも存在し、ロフト角16.5度前後のモデルを展開しているメーカーも増えてきています。

特に、「ウッドは3番と5番」という固定概念を払拭できれば、スコアアップに貢献する大きな武器になるかもしれません!
そこで今回は、4番ウッドについて以下の内容を解説します。
- 飛距離・ロフト角
- メリット・デメリット
- おすすめモデル
「4番ウッドの採用の余地はあるか」や「どのようなモデルがあるか」を理解できるため、ぜひご覧ください!
※最初からおすすめの4番ウッドをチェックしたい方は「こちら」からジャンプできます!
4番ウッドの飛距離・ロフト角│3番と5番の中間の性能
4番ウッドとは、文字通り「3番ウッドと5番ウッドの中間の性能を持つクラブ」のことです。
ロフト角は16.5~17.0度程度のモデルが多く、一般的な男性ゴルファーで200~210ヤード前後を打つことができます。
| ロフト角 | 飛距離(男性の目安) | |
| 3W | 15.0度程度 | 205~215ヤード |
4W | 16.5~17.0度 | 200~210ヤード |
| 5W | 18.0度程度 | 195~205ヤード |
4番ウッドの呼び方│バフィーorバッフィ
4番ウッドは「バフィー」や「バッフィ」とも呼ばれます。

「3番ウッド=スプーン」と呼ばれるように、4番ウッドにも名称がついているんです!
| 番手 | 呼び方 |
| 1W | ドライバー(Driver) |
| 2W | ブラッシー(Brashie) |
| 3W | スプーン(Spoon) |
| 4W | バフィー(バッフィ)(Baffy) |
| 5W | クリーク(Cleek) |
現在4番ウッドの注目が高まっている⁉
近年、4番ウッドに注目が集まっている側面があります。
なぜなら、ロフト角16.5度の3番ウッドを採用しているプロゴルファーが非常に多いためです。一般的な3番ウッドはロフト角15.0度前後が基本であり、16.5度は4番ウッドに近い働きとなります。
また、近年は3番ウッドとは別に「3HL(ハイローンチ)」という名称で、16.5度のモデルを展開しているメーカーも多いです。

4番ウッドのロフト角に近く、3番ウッドよりも上がりやすい点が魅力です!
個人的な考えを述べると、近年はショートウッドである「7番ウッド」を採用するゴルファーが増えているのも、4番ウッドが注目を浴びる要因だといえるでしょう。ウッド系のセッティングを「1W・4W・7W」にすることで、セッティングに余裕を持たせつつ、バランスよく飛距離を打ち分けることができます。
このような理由から、4番ウッドは多くのゴルファーにとって無視できない存在なのではないでしょうか。
4番ウッドがマイナーな理由
とはいえ、4番ウッドを採用している人が少数派であることは事実です。
実は、一昔前は4番ウッドをセッティングしているゴルファーが非常に多かったです。しかし、ゴルフクラブの性能が進化したことで、3番ウッドと5番ウッドとの使い分けが難しくなり、メジャーな選択肢ではなくなりました。
3番・4番・5番ウッドのロフト角の差は、それぞれ1.5度程度です。ロフト角の差が1.5度のクラブを毎回正確に打ち分ける難易度は非常に高く、4番ウッドがなくても3番や5番でカバーできることから、需要が減ってきた背景があります。

逆に「3番・5番ウッドは絶対に必要」という考えをしなければ、4番ウッドが有力な選択肢となります!
また、比較的新しいクラブの種類である「ユーティリティ(ハイブリッド)」が登場したことで、クラブ選びの選択肢が増えました。アイアンとウッドの中間の飛距離を打てるユーティリティを採用した代わりに4番ウッドを抜いた方も一定数存在するでしょう。
4番ウッドのメリット│3番よりやさしく5番より飛ぶ
4番ウッドの大きなメリットは、性能のバランスの良さといえるでしょう。具体的なメリットをいくつか紹介します。
| 4番ウッドのメリット | 備考 |
| 3番ウッドよりもやさしい | ・ロフト角が大きい分上がりやすく、寛容性が高い ・シャフトが短いモデルが多く、正確にコンタクトしやすい |
| 5番ウッドよりも飛ぶ | ロフト角が小さく飛びやすい傾向がある |
| クラブセッティングに余裕が生まれる | 3番と5番の両方の役割を担える |
3番と5番の中間の性能を持つことから、「3番と5番を抜いて4番を入れる」という選択肢が取れます。特に、「3番と5番の打ち分けが難しい」という方は、2本の役割を4番ウッドにまとめ、追加で別のクラブを入れる選択肢が有力です。
たとえば、クラブセッティングを「1W・4W・7W」とする選択肢があります。ほかにも、セッティングに余裕が生まれた分、ユーティリティやウェッジを増やすのもおすすめです。
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4番ウッドのデメリット
一方、4番ウッドには以下のようなデメリットがあることも事実です。
| 4番ウッドのデメリット | 備考 |
| 初心者には難しい可能性がある | 5番ウッドを使いこなせないと4番ウッドも難しい |
| モデル数が少ない | 大手メーカーの多くは発売していない |
4番ウッドは3番よりもやさしい番手ですが、5番ウッドよりはロフト角が小さく、シャフトも長いです。そのため、5番ウッドを使いこなすのが難しい初心者の場合、4番ウッドでもミスが出てしまう可能性があります。
また、大手メーカーで4番ウッドを展開しているケースは少なく、クラブ選びの幅が狭まってしまうのにも注意が必要です。
表示上の「4番」にこだわる必要はない│ロフト角16.5度が目安!
先ほど、4番ウッドを発売しているメーカーは少ないと説明しましたが、表示上の「4番」にこだわらなければ選択肢は一気に広がります。
ゴルフにおいて飛距離を決める大きな要因は「ロフト角」です。クラブに記載されている番手が「3番」だとしても、ロフト角が16.5度であれば4番ウッドに近い働きをします。

ただし、シャフトの長さが若干異なることがあります!
そして、現在はロフト角16.5度の「3HL(ハイローンチ)」を展開しているメーカーが多いです。4番ウッドに加えて、ロフト角16.5度の3HLを視野に入れれば、クラブ選びの選択肢は一気に広がるでしょう。

弾道調整機能(カチャカチャ)が搭載されていれば、より柔軟にセッティングできますよ!
4番ウッドおすすめ7選
ゴルフシグナル編集部が厳選した4番ウッドのおすすめモデルは、以下の7つです。
- G440 MAXフェアウェイウッド【ピン】
- GT2 フェアウェイメタル【タイトリスト】
- ゼクシオ 14+ フェアウェイウッド【ゼクシオ】
- QUANTUM MAX Dフェアウェイウッド【キャロウェイ】
- PXG 0311 BLACK OPSフェアウェイ【PXG】
- DS-ADAPT X Fairway【コブラ】
- XP-03FW【カムイ】
ここでは、各モデルの特徴を詳しく解説します。
G440 MAXフェアウェイウッド【ピン】
「G440 MAXフェアウェイウッド」は、飛距離とやさしさ、高弾道を実現したピンの2025年モデルです。4番・9番と、大手メーカーとして珍しいラインアップが展開されています。
ヘッド内部のホーゼルを軽量化して、低重心化を実現。高弾道な「飛び重心」設計となっています。また、前作よりもディープになった新ヘッド形状を採用しつつ、高慣性モーメントはキープされています。
計8ポジションの弾道調整機能が搭載されており、ロフト角を±1~1.5度、ライ角をスタンダード・フラットから調整可能です。クラブを自分に合わせてカスタマイズしたい方にもおすすめです。
| モデル名 | G440 MAXフェアウェイウッド |
| メーカー | PING(ピン) |
| 発売日 | 2025年2月 |
| ロフト角(度) | #3:15 #4:17 #5:19 #7:21 #9:24 |
| ライ角(度) | #3:57.5 #4:57.5 #5:58.0 #7:58.5 #9:59.0 |
| 長さ(インチ) | #3:43.0 #4:43.0 #5:42.5 #7:42.0 #9:41.5 |
| ヘッド体積(cc) | #3:186 #4:180 #5:174 #7:165 #9:157 |
| 総重量(g) | 約318 ※#5 ALTA J CB BLUE(SR)装着時 |
| シャフト | ALTA J CB BLUE(R/SR/S) PING TOUR 2.0 CHROME(R/S/X) PING TOUR 2.0 BLACK(S/X) FUJIKURA SPEEDER NX GREY |
GT2 フェアウェイメタル【タイトリスト】
タイトリストの「GT2 フェアウェイメタル」は、あらゆるライからの高い打ち出し角と最適スピン、高い許容性が期待できるモデルです。4番ウッドと同等のロフト角16.5度が展開されています。
低く、フェース側に重心を置くことに成功し、従来モデルよりも高い打ち出し角と最適なスピン量を実現しています。フェース下部でヒットしても過度なスピンを軽減し、高い安定性を発揮する点も特徴です。
タイトリストらしい引き締まった打感と打音もポイントであり、ヘッドはツアーでも認められる構えやすい形状が採用されています。
| クラブ名 | GT2 フェアウェイメタル |
| メーカー | Titleist(タイトリスト) |
| 発売日 | 2024年8月 |
| ロフト角(度) | 13.5 15.0 16.5 18.0 21.0 |
| ライ角(度) | 13.5:56.5 15.0:56.5 16.5:56.5 18.0:57.5 21.0:58.0 |
| 長さ(インチ) | 13.5:43.0 15.0:43.0 16.5:43.0 18.0:42.0 21.0:41.5 |
| ヘッド体積(cc) | – |
| 総重量(g) | – |
| シャフト | MITSUBISHI TENSEI 1K BLUE PROJECT X DENALI RED GRAPHITE DESIGN AD DI GRAPHITE DESIGN TOUR AD VF |
ゼクシオ 14+ フェアウェイウッド【ゼクシオ】
「ゼクシオ 14+ フェアウェイウッド」は、は2025年に発売したゼクシオのフェアウェイウッドであり、番手として4番が展開されています。
通常の「ゼクシオ14」シリーズと比較して重量があり、ヘッドスピードがある方でも使いやすい点が特徴です。低重心化と高慣性モーメントの維持に成功しており、やさしさを求める方にもおすすめです。

ヘッドスピードに自信がない方や、さらなるつかまり具合を求める方は、通常の「ゼクシオ14 フェアウェイウッド」も検討するとよいでしょう!
| クラブ名 | ゼクシオ 14+ フェアウェイウッド |
| メーカー | XXIO(ゼクシオ) |
| 発売日 | 2025年12月 |
| ロフト角(度) | #3:15.0 #4:16.5 #5:18.0 #7:20.0 |
| ライ角(度) | #3:57.0 #4:57.5 #5:58.0 #7:58.5 |
| 長さ(インチ) | #3:43.25 #4:43.0 #5:42.75 #7:42.25 ※60度法 |
| ヘッド体積(cc) | #3:182 #4:182 #5:168 #7:152 |
| 総重量(g) | #3:314 #4:316 #5:318 #7:322 ※SPEEDER NX DST for XXIO カーボンシャフト(S)装着時 |
| シャフト | SPEEDER NX DST for XXIO カーボンシャフト |
QUANTUM MAX Dフェアウェイウッド【キャロウェイ】
キャロウェイの「QUANTUM MAX Dフェアウェイウッド」は、打ち出し角と打点位置の最適化をテーマに開発されたフェアウェイウッドです。ロフト角16.5度の3HLが展開されており、4番ウッドに近い働きが期待できます。
MAX Dは、シリーズのなかでもつかまりが良く、寛容性が高いモデルとして開発されています。「長いウッド系のクラブをつかまえるのが難しい」と感じる方にもおすすめです。
従来のアジャスタブルホーゼルよりもロフト角とライ角のバリエーションが多く、個々のスイングや目的に合わせて最適化できるでしょう。
| モデル名 | QUANTUM MAX Dフェアウェイウッド |
| メーカー | Callaway(キャロウェイ) |
| 発売日 | 2026年2月 |
| ロフト角(度) | #3:15.0 #3HL:16.5 #5:18.0 #7:21.0 |
| ライ角(度) | #3:60.5 #3HL:60.5 #5:61.0 #7:61.5 |
| 長さ(インチ) | #3:43.0 #3HL:43.0 #5:42.5 #7:42.0 |
| ヘッド体積(cc) | #3:184 #3HL:184 #5:163 #7:158 |
| 総重量(g) | 約316 ※ATHLEMAX 50(SR)装着時 |
| シャフト | ATHLEMAX 50(R/SR/S) |
PXG 0311 BLACK OPSフェアウェイ【PXG】
PGXの「PXG 0311 BLACK OPSフェアウェイ」は、独自のステンレススチールをフェースに採用したモデルです。重心位置が低く設計されており、高い打ち出し角とスピンの最適化を実現できます。
また、外周外郭を垂直にシフトさせて表面積を増やしたことで、ヘッドの寛容性が向上。
さらに、計3ヶ所にウェイトが搭載されており、重量はオプションによって細かく調整できます。重量やバランスにこだわりたい方にもおすすめです。
| モデル名 | PXG 0311 BLACK OPSフェアウェイ |
| メーカー | PXG |
| 発売日 | 2024年1月 |
| ロフト角(度) | #3:15 #4:17 #5:18 #7:21 |
| ライ角(度) | #3:58.5 #4:58.5 #5:59.0 #7:59.5 |
| 長さ(インチ) | #3:43.0 #4:43.0 #5:42.5 #7:42.0 |
| ヘッド体積(cc) | – |
| ヘッド重量(g) | #3:215 #4:215 #5:291 #7:224 |
| シャフト | Fujikura PXG Prp Series 55g R Fujikura PXG Prp Series 65g R Mitsubishi Diamana V2 PXG 50 R Fujikura Speeder NX Green 50 R Fujikura Ventus Blue 5 R Mitsubishi Diamana GT 50 R Mitsubishi Eldio Gold NO. 03 40 R UST Attas 11 Jack 5 R |
DS-ADAPT X Fairway【コブラ】
コブラから発売されている「DS-ADAPT X Fairway」では、ロフト角16.5度の3HLが展開されています。ロフト角とライ角を独自に調整することで、計33通りのセッティングができる「FutureFit33™」が特徴です。
ロフト角・ライ角を±2度まで調整でき、個々のセッティングやスイングに合わせて柔軟にカスタムが可能です。どのように設定しても、フェースアングルはスクエアに保たれます。
また、ヘッド後方にはウェイトが配備されており、高弾道なショットを実現可能。再設計されたウェイト設計によって重心がより低く前方に配置され、スピン量の抑制と飛距離アップも期待できます。
| モデル名 | DS-ADAPT X Fairway |
| メーカー | cobra(コブラ) |
| 発売日 | 2025年3月 |
| ロフト角(度) | #3:15.0 #3HL:16.5 #5:18.0 #7:21.0 |
| ライ角(度) | #3:58.0 #3HL:58.0 #5:58.75 #7:59.5 |
| 長さ(インチ) | SPEEDER NX for COBRA:43.25 LIN-Q for COBRA:43.0 TOUR-AD GC 5:43.0 SPEEDER NX VIOLET 50:43.0 24VENTUS BLACK 5:43.0 ※#3の例 |
| ヘッド体積(cc) | – |
| シャフト重量(g) | SPEEDER NX for COBRA:54 LIN-Q for COBRA:57 TOUR-AD GC 5:56 SPEEDER NX VIOLET 50:57.5 24VENTUS BLACK 5:59 ※シャフトフレックスSRの例 |
| シャフト | SPEEDER NX for COBRA(R/SR/S) LIN-Q for COBRA(SR/S) TOUR-AD GC 5(S) SPEEDER NX VIOLET 50(S) 24VENTUS BLACK 5(S) |
XP-03FW【カムイ】
「XP-03FW」はKAMUIから発売されているフェアウェイウッドです。深めの重心深度と大きめの重心角によって、高弾道でつかまったショットを実現しやすくなっています。
ソール前方に2段階の深さの溝を作ることで剛性がアップし、ソールの撓み性能を最大限に活かせる設計が特徴のひとつ。
また、ラージサイズのヘッド+シャローバック形状によって投影面積が大きく見える点もポイントです。小さな入射角で払い打つイメージを持ってスイングに臨めるでしょう。
| クラブ名 | XP-03FW |
| メーカー | KAMUI(カムイ) |
| 発売日 | 2021年 |
| ロフト角(度) | #3:15.0 #4:16.5 #5:18.5 #7:20.0 |
| ライ角(度) | #3:58.5 #4:58.75 #5:59.0 #7:59.5 |
| 長さ(インチ) | – |
| ヘッド体積(cc) | #3:185 #4:185 #5:175 #7:173 |
| ヘッド重量(g) | #3:210 #4:212.5 #5:217.5 #7:222.5 |
| シャフト | – |
まとめ
決してメジャーではない4番ウッド(バフィー)ですが、以下のような方によって一度は検討の余地があるクラブです。
- 3番ウッドの再現性が低い
- 3番と5番の打ち分けが難しい
- 7番ウッドを採用したい
- セッティングに余裕を持たせてユーティリティやウェッジを増やしたい
4番として展開しているモデルは少ないですが、現在は「3HL」という形で4番ウッドに近い働きをするモデルを展開しているメーカーも多いです。
4番ウッドを採用して、ショットの再現性を高めたり、余裕ができたセッティングに新しいクラブを投入することで、マネジメントの幅が広がります。「自分に合っているかも」と感じた方は、ぜひ自分にピッタリの1本を見つけてみてはいかがでしょうか!





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