「ミドルアイアンが苦手・なかなか弾道が上がらない」
「クラブが長くなると芯でとらえられない」
このような悩みがある方には、9番ウッドを含むショートウッドがおすすめです。
9番ウッドは、決してメジャーではないクラブです。しかし、ミドルアイアンよりも簡単に高弾道なショットを打てるため、アマチュアゴルファーの大きな武器となります。
本記事では、9番ウッドおすすめ10選やメリット・デメリット、ユーティリティとの比較などを解説しています。自分にピッタリの1本を見つけてスコアアップを実現しましょう!
ショートウッドを採用するプロゴルファーも多い
かつては以下のように考えるゴルファーも存在しました。
男性ならショートアイアンやミドルアイアンで打つのが当然
ショートウッドは女性やシニアゴルファーが使うもの
しかし現在は、9番ウッドを含むショートウッドの採用実績があるプロゴルファーも多く存在します。
- ダスティン・ジョンソン選手
- トミー・フリートウッド選手
- 青木瀬令奈選手 など
飛ばし屋のプロが採用している実績もあるため、一概に「ショートウッドは非力なゴルファーが使うもの」とはいえないでしょう。
そして、9番ウッドを採用するメリットは、プロゴルファーよりもアマチュアゴルファーの方が大きいです。ロングアイアンやミドルアイアンを安定して打てなくても、9番ウッドなら寛容性が高く、高弾道なショットになりやすいため、長めのセカンドショットでも自信を持ってグリーンを狙えるでしょう。
9番ウッドのメリット│おすすめのゴルファーとは
9番ウッドには、ミドルアイアンやユーティリティと比較してさまざまな強みがあります。代表的なメリットは、以下の3つです。
- 高弾道なショットを打てる
- ミドルアイアンよりもミスに強い
- 初心者や非力なゴルファーでも飛距離を出せる
上記のメリットを最大限に活かせれば、多くのゴルファーが苦手な距離でも自信を持ってグリーンを狙えるようになるはずです。以下では、9番ウッドを採用するメリットやおすすめのゴルファーなどを解説します。
高弾道なショットを打てる
9番ウッドは、ミドルアイアンやユーティリティよりも高弾道なショットを打ちやすいです。
ミドルアイアンの場合、ある程度のヘッドスピードがないと、なかなかボールは上がりません。しかし、フェアウェイウッドはヘッドが大きく重心が深いため、自然と高い打ち出し角のショットを実現しやすい設計となっています。
スイングスピードに自信がなくても、高弾道で番手通りの飛距離を打ちやすくなります。アマチュアゴルファーが苦手なミドルアイアンの距離でも、しっかりとグリーンオンを狙えるようになるでしょう
以下のような方には、9番ウッドがおすすめです。
- ミドルアイアンがなかなか上がらない
- 長めのセカンドショットもグリーンを狙いたい
ミドルアイアンよりもミスに強い
ミドルアイアンと比較してミスに強い点も9番ウッドの魅力です。
9番ウッドは、ヘッドが大きく芯が広い構造なので、打点にバラツキが生じても安定した距離・弾道でボールが飛んでくれます。加えて、アイアンよりもソールが広く、多少ヘッドがボールの手前に入っても、芝の上を滑って極端なダフりを防止できます。
さらに、アイアンよりもヘッドがブレにくく、安定性や直進性にも優れたショットを実現しやすい点もポイントです。
そのため「ミドルアイアンの安定性に不安がある」という方にもピッタリです。
初心者や非力なゴルファーでも飛距離を出せる
初心者や非力なゴルファーでも簡単に飛距離を出せる点が9番ウッドの魅力です。
9番ウッドと同じ距離のクラブには、4番アイアンや5番アイアンがあります。しかし、これらの番手を安定して設定通りの飛距離で打てる方はそう多くありません。特に、打点にバラつきがある初心者や、ミドルアイアンでボールを上げられない非力なゴルファーに多い悩みです。
一方で、9番ウッドならミスに強く、ボールも簡単に上がるため、初心者や非力なゴルファーでもしっかりと番手通りの飛距離を打ちやすくなります。長めのセカンドショットやショートホールでグリーンを狙えるのはもちろん、ロングホールの2打目でも飛距離を稼げるため、その後のマネジメントが簡単になります。
9番ウッドのデメリット│向いていないゴルファーとは
一方で、ユーティリティやミドルアイアンと比較したデメリットや弱みがある点も事実です。主なデメリットは、以下の3つです。
- 操作性を出しにくい
- ボールが上がりすぎる可能性がある
- モデル数が少ない
9番ウッドの採用を検討する際は、これらのデメリットを許容できるか適切に判断しましょう。以下では、9番ウッドのデメリットやおすすめできないゴルファーを解説します。
操作性を出しにくい
9番ウッドは、アイアンと比較してヘッドがブレにくいという特性があります。反対にいえばロングアイアンやユーティリティほどヘッドの操作性が高くないといえます。
そのため「フェード・ドローや高低差の打ち分けをしたい」と考える方にはおすすめできない可能性が高いです。
ボールが上がりすぎる可能性がある
ヘッドスピードが速いゴルファーが9番ウッドを使うと、ボールが上がりすぎる可能性があります。その結果、番手通りの飛距離が出なくなる可能性が生じるため、注意が必要です。
また、ライン出しのような低弾道なショットも打ちにくい点も難点です。「アゲインストやコースが狭いホールでは、低いボールでマネジメントしたい」と考える方にもおすすめできない可能性があります。
モデル数が少ない
9番ウッドのモデル数は他のクラブよりも少なく、生産していないメーカーも多いです。アスリートモデルは5番ウッドまで、そうでなくても7番ウッドまでというケースが多いため、特定のメーカーにこだわりがある方にも向いていない可能性があります。
また、カスタムシャフトの選択肢が少なく、純正シャフトは硬めのモデルが少ない傾向があります。ハードヒッターや上級者の場合、さらに選択肢が少ない点に留意してください。
9番ウッドの飛距離
9番ウッドの飛距離は4番アイアンや5番アイアン、5番ユーティリティなどに相当します。平均的なヘッドスピードのゴルファーであれば、160~180ヤード程度が目安となるでしょう。
7番ウッドのロフト角は23度~25度程度が一般的で、ロフト角が1度変わると、飛距離は約2.5ヤード程度変わります。自身のアイアンのロフト角と購入する9番ウッドのロフト角を調べ、つながりの良いセッティングを目指しましょう。
また、アイアンやユーティリティよりもクラブが長いため、同じロフト角であれば9番ウッドの方が飛びやすくなっています。
9番ウッドとユーティリティのどちらを選ぶべきか
9番ウッドは、おおむね5番ユーティリティと同じ飛距離を打てるクラブです。しかし、飛距離以外の性能は異なるため、9番ウッドと5番ユーティリティのどちらを選ぶべきかを適切に判断しましょう。
9番ウッドと5番ユーティリティの大きな違いは、以下の4つです。
- 弾道の違い
- 寛容性の違い
- 操作性の違い
- モデル数の違い
以下では、各要素を詳しく解説します。
弾道の違い
9番ウッドは、ユーティリティと比較して高弾道なショットになりやすいです。
アイアン型ユーティリティとアイアンを加えて考えると、簡単にボールを上げられるクラブの順番は以下の通りです。
①9番ウッド
②ユーティリティ
③アイアン型ユーティリティ
④アイアン
寛容性の違い
ミスへの寛容性は、ユーティリティよりも9番ウッドの方が高いです。
アイアン型ユーティリティとアイアンを加えて考えると、ミスへの寛容性は以下の順番で高くなります。
①9番ウッド
②ユーティリティ
③アイアン型ユーティリティ
④アイアン
ただし、ユーティリティは9番ウッドよりクラブが短いため、適切にコンタクトしやすい可能性もあります。
操作性の違い
操作性については、9番ウッドよりもユーティリティの方が高いです。
アイアン型ユーティリティとアイアンを加えて比較すると、以下の順番で操作性が高いといえます。
①アイアン
②アイアン型ユーティリティ
③ユーティリティ
④9番ウッド
ある程度の寛容性と操作性を両立させたい場合は、ユーティリティも有力な選択肢となるでしょう。
モデル数の違い
モデル数については、9番ウッドよりも5番ユーティリティの方が豊富です。9番ウッドよりも5番ユーティリティの方が採用割合が高いためです。
豊富な選択肢の中からクラブを選びたい方は、ユーティリティが向いている可能性があります。
9番ウッドの選び方
各メーカーが発売している9番ウッドは、それぞれ特性が異なります。最適なモデルを選ぶためにも、クラブ選びのポイントを押さえましょう。
特に着目すべきポイントは、以下の3つです。
- ロフト角
- 重量
- シャフトフレックス
以下では、各要素を詳しく解説します。
ロフト角
一言で9番ウッドといっても、モデルによってロフト角が異なります。具体的には、23~25度程度のモデルが多いです。
上記でも少し触れた通り、ロフト角が1度大きくなると飛距離が約2.5ヤード伸びるといわれているため、前後のクラブのロフト角に合わせたモデルを選択しましょう。
反対に、番手だけでモデルを選んでしまうと、思ったように飛距離の差が出ないといった事態になり得ます。
近年はアイアンのストロングロフト化により、5番アイアンのロフト角が21~23度といったモデルもあります。その場合、5番アイアンよりも9番ウッドの方が飛ばないといった事態も起こり得るため、使っているアイアンのロフト角は必ず確認しましょう。
重量
自分がセッティングしているウッドと異なるシリーズを購入する際は、クラブの総重量にも着目しましょう。フェアウェイウッドはドライバーよりも短いため、重量はドライバーよりも若干重いモデルが適正です。
ドライバーよりも軽い、もしくは極端に重すぎるとスイングの感覚が変わってしまうため注意が必要です。
重量が軽いとヘッドスピードは上がりますが、スイングのバランスが崩れやすくなります。一方、重量が極端に重いと、ヘッドスピードの低下や、スイングテンポの悪化の原因となり得ます。
シャフトフレックス
ヘッドの性能に加えて、シャフトの硬さも重要な要素となります。
シャフトが硬いとしなりを使えずに「ボールが上がらない」「飛距離が伸びない」などの事態が起こり得ます。一方で、適正なヘッドスピードよりもシャフトが柔らかいと「ショットの安定性が低下する」などの原因となるため注意が必要です。
適切なシャフトフレックスは、メーカー違いや個々のスイングによっても異なるため断言はできませんが、1つの基準として以下の表を参考にしてください。
ドライバーのヘッドスピード | ゴルファーのレベル | シャフトの硬さ |
~34 | 一般的な女性 | L |
31~37 | 一般的な女性 シニア男性等 | A |
35~40 | シニア男性 上級者の女性等 | R |
38~44 | 上級者の女性 一般的な男性等 | SR |
41~50 | 一般的な男性 力のある男性等 | S |
48~ | 力のある男性 ドラコン選手等 | X |
9番ウッドおすすめ10選
ここでは、9番ウッドおすすめ10選を紹介します。
- ELYTEフェアウェイウッド【キャロウェイ】
- Qi35 MAX フェアウェイウッド【テーラーメイド】
- G440 MAXフェアウェイウッド【ピン】
- GT1 フェアウェイメタル【タイトリスト】
- ゼクシオ 13 フェアウェイウッド【ゼクシオ】
- Royal EZONE フェアウェイウッド【ヨネックス】
- Carrys Q【プロギア】
- FX-002【フォーティーン】
- F-01α【ワールドイーグル】
- Vゴールド フェアウェイウッド【ラルージュ】
有名メーカーのモデルから、1本数千円で購入できるモデルまで幅広く紹介しています。自分に合ったモデルを比較・検討しましょう。
ELYTEフェアウェイウッド【キャロウェイ】
「ELYTEフェアウェイウッド」は、キャロウェイの2025年モデルです。エリートリシーズ5モデルのうち、弾道やつかまりのバランスが中間に位置するフェアウェイウッドとなっています。
コントロールポイントが従来の10倍に増加した「Ai 10x FACE」により、打点にバラつきが出ても高い安定性を発揮します。また、ソール内側から少し浮いた状態で配備されたウェイトと、初採用のソールデザインにより、トップのようなインパクトでも高弾道を実現できます。
ボールを拾うイメージを持てるシャローフェースが採用されており、3番ウッドから11番ウッドまで、幅広いラインアップが提供されています。
公式ページ | ELYTEフェアウェイウッド |
メーカー | Callaway(キャロウェイ) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #3:15.0 #3HL:16.5 #5:18.0 #7:21.0 #HEAVEN:20.0 #9:24.0 #11:27.0 |
ライ角(度) | #3:58.5 #3HL:58.5 #5:59.0 #7:59.5 #HEAVEN:59.5 #9:60.5 #11:61.5 |
長さ(インチ) | #3:43.0 #3HL:43.0 #5:42.5 #7:42.0 #HEAVEN:42.75 #9:41.5 #11:41.0 |
ヘッド体積(cc) | #3:168 #3HL:168 #5:143 #7:134 #HEAVEN:152 #9:128 #11:121 |
総重量(g) | 約318 ※VENTUS GREEN 50 for Callaway(SR)の例 |
シャフト | VENTUS GREEN 50 for Callaway(R/SR/S) TENSEI GREEN 60 for Callaway(S) |
Qi35 MAX フェアウェイウッド【テーラーメイド】
テーラーメイドの「Qi35 MAX フェアウェイウッド」は、高慣性モーメントの大型ヘッドが特徴のモデルです。ミスヒット時でも高弾道かつ直進性の高いショットを実現できます。
また、カーボンやチタン、アルミなどを複合的に組み合わせたマルチマテリアル構造を採用。見た目の美しさだけでなく、さまざまなライからでも安定してクラブ性能を発揮できます。
Qi35は複数モデルが存在しますが、番手9番は本モデルのみで展開されています。完成品ではなくカスタムメイドでの対応です。
公式ページ | Qi35 MAX フェアウェイウッド |
メーカー | TaylorMade(テーラーメイド) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #3:15.5 #5:18.5 #7:21.5 #9:24.5 |
ライ角(度) | #3:57.0-61.0 #5:57.5-61.5 #7:59.0 #9:59.5 |
長さ(インチ) | #3:43.25 #5:42.25 #7:41.75 #9:41.5 ※2025 Diamana BLUE TM50の例 |
ヘッド体積(cc) | #3:190 #5:175 #7:175 #9:165 |
総重量(g) | 約308 ※2025 Diamana BLUE TM50(SR)#3の例 |
シャフト | 2025 Diamana BLUE TM50 |
G440 MAXフェアウェイウッド【ピン】
ピンから発売の「G440 MAXフェアウェイウッド」は、飛距離・やさしさ・高弾道を実現したモデルです。9番ウッドはロフト角24度設計となっています。
ピンが理想としている重心ラインに近づいた設計により、高い打ち出し角を実現。また、上下のミスヒット時でも最適な弾道とスピン量を保つ安定性を誇ります。
さらに、構えやすく振りにくさを感じない新ヘッド構造も特徴です。前作よりもディープな形状となっており、高い慣性モーメントとブレない飛び重心設計を実現しています。
公式ページ | G440 MAXフェアウェイウッド |
メーカー | PING(ピン) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #3:15 #4:17 #5:19 #7:21 #9:24 |
ライ角(度) | #3:57.5 #4:57.5 #5:58.0 #7:58.5 #9:59.0 |
長さ(インチ) | #3:43.0 #4:43.0 #5:42.5 #7:42.0 #9:41.5 |
ヘッド体積(cc) | #3:186 #4:180 #5:174 #7:165 #9:157 |
総重量(g) | 約318 ※#5 ALTA J CB BLUE(SR)の例 |
シャフト | ALTA J CB BLUE(R/SR/S) PING TOUR 2.0 CHROME(R/S/X) PING TOUR 2.0 BLACK(S/X) FUJIKURA SPEEDER NX GREY |
GT1 フェアウェイメタル【タイトリスト】
タイトリストの「GT1 フェアウェイメタル」の特徴は、ウルトラウェイト設計です。シリーズ内で最も軽量設計となっており、ヘッドスピードアップ効果が期待できます。
また、調整可能な2ヶ所のウェイトや、計16通りに変更できる弾道調整機能も魅力です。スイングに合わせてクラブをカスタムしたい方にもおすすめです。
さらに、シリーズ中最も深重心設計であり、高い打ち出し角を実現しています。最新素材を採用したシャフトは軽量設計のため、非力なゴルファーにも適しています。
公式ページ | GT1 Fairway Metal(フェアウェイメタル) |
メーカー | Titleist(タイトリスト) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | 15.0 18.0 21.0 24.0 |
ライ角(度) | 15.0:56.5 18.0:57.5 21.0:58.0 24.0:58.5 |
長さ(インチ) | 15.0:43.0 18.0:42.0 21.0:41.5 24.0:41.0 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | – |
シャフト | Fujikura AIR SPEEDER Next Gen(R2/R/S) |
ゼクシオ 13 フェアウェイウッド【ゼクシオ】
「ゼクシオ13フェアウェイウッド」は、新技術「BiFLEX FACE」と進化技術「CANNON SOLE」が特徴のモデルです。
フェースのトゥサイドからヒールサイドにかけて、それぞれのフェース面とフレームとなる外周部の合成を最適化したBiFLEX FACEによって、センターからオフセンター時のヒットでも撓みが大きくなり、高初速エリアの拡大を実現。
また、CANNON SOLEによるソールの薄肉化によって実打点付近のボールスピードが向上。
加えて、トゥ・ヒールの厚肉部の拡大により、低重心化を実現しています。
他にも、慣性モーメントの拡大に貢献する「ライトウェイトクラウン」や、ダウンスイング時に発生する空力をコントロールできる「ActivWing」などによって、よりやさしく、遠くに飛ばせるモデルとなっています。
公式ページ | ゼクシオ 13 フェアウェイウッド |
メーカー | XXIO(ゼクシオ) |
発売日 | 2023年12月 |
ロフト角(度) | #3:15 #4:16.5 #5:18.0 #7:20.0 #9:23.0 |
ライ角(度) | #3:58.0 #4:58.5 #5:59.0 #7:59.5 #9:60.0 |
長さ(インチ) | #3:43.25 #4:43.0 #5:42.75 #7:42.25 #9:41.75 ※ダンロップ式 |
ヘッド体積(cc) | #3:186 #4:174 #5:162 #7:147 #9:135 |
総重量(g) | #3:282 #4:285 #5:287 #7:291 #9:295 ※シャフトフレックスSの例 |
シャフト | ゼクシオ MP1300 カーボンシャフト |
Royal EZONE フェアウェイウッド【ヨネックス】
「Royal EZONE フェアウェイウッド」は、ヨネックスから発売されているシニア向けモデルのフェアウェイウッドです。前モデルから12~18gの軽量化を実現し、ヘッドスピードアップに貢献しています。
より低く、より深くなった重心により、高慣性モーメント化を実現。高い安定性を発揮します。
シャフトは、手元側のしなりがダウンスイング時のタメを促し、シニアゴルファーが効率良く飛ばせる設計となっています。「飛びへの拘りに終わりはない」のコンセプト通り、飛距離性能にこだわった1本です。
公式ページ | Royal EZONE フェアウェイウッド |
メーカー | YONEX(ヨネックス) |
発売日 | 2023年2月 |
ロフト角(度) | #3:15.0 #5:18.0 #7:21.0 #9:24.0 |
ライ角(度) | #3:58.5 #5:59.0 #7:59.5 #9:60.0 |
長さ(インチ) | #3:43.25 #5:42.75 #7:42.25 #9:41.75 |
ヘッド体積(cc) | #3:192 #5:177 #7:163 #9:150 |
総重量(g) | #3:278 #5:281 #7:284 #9:287 ※シャフトフレックスSRの例 |
シャフト | Royal EZONE専用シャフト(R/SR) |
Carrys Q【プロギア】
プロギアから発売の「Carrys Q」は「窮地を超える」がコンセプトのモデルとなっており、高弾道なキャリーで飛ばせる性能が魅力の1本です。明確にフェアウェイウッドとして区分分けして良いかは難しいですが、Q5のロフト角は24度で9番ウッドに相当します。
大FP・低重心設計によって、簡単に高打ち出しになる性能がポイントです。また、フラットなクラウンにシャローフェース、接地面積が小さいソールなど、平らなフェアウェイでヘッドが滑るような設計となっています。
フェアウェイからの池越え・谷越えなどのシチュエーションでも自信を持ってショットに臨める1本といえるでしょう。
公式ページ | Carrys Q |
メーカー | PRGR(プロギア) |
発売日 | 2021年3月 |
ロフト角(度) | Q3+:16.5 Q3:19.0 Q4:20.0 Q5:24.0 |
ライ角(度) | Q3+:58.0 Q3:58.0 Q4:59.0 Q5:59.5 |
長さ(インチ) | Q3+:42.0 Q3:41.5 Q4:39.5 Q5:39.0 |
ヘッド体積(cc) | Q3+:179 Q3:181 Q4:121 Q5:123 |
総重量(g) | Q3+:318 Q3:321 Q4:341 Q5:347 ※REGシャフトの例 |
シャフト | REG LIGHT |
FX-002【フォーティーン】
フォーティーンから発売されている「FX-002」は、ショートウッドだと球が吹け上がりすぎるというゴルファーに向けて開発された、ユーティティ型ショートウッドです。
形状はショートウッドのように幅広で、高い慣性モーメントを実現しています。
一方で、ネック形状はユーティリティのようなセミグースネックとなっており、過度なスピンを抑えてラインを出しやすい仕様です。
ボールが上がりやすいハードヒッターや上級者であっても、ショートウッドのメリットを最大限に活かせる1本といえるでしょう。また、番手は5fと6fの2種類が展開されており、6fが9番ウッドと同等のロフト角23度の設計となっています。
公式ページ | FX-002 |
メーカー | FOURTEEN(フォーティーン) |
発売日 | 2021年9月 |
ロフト角(度) | #5f:20.0 #6f:23.0 |
ライ角(度) | #5f:58.5 #6f:59.0 |
長さ(インチ) | #5f:41.5 #6f:41.0 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #5f:325 #6f:330 ※FT50fの例 |
シャフト | FT40f FT50f |
F-01α【ワールドイーグル】
ワールドイーグルから発売している「F-01α」は全米プロシニア チャンピオンの井戸木プロが推薦している1本です。約350gと重めに作られているため、クラブの重量を感じて体全体を使ったスイングに近づけます。
加えて、1本5,940円(Amazon/楽天)と安価に購入できる点もおすすめの理由です。試しに9番ウッドをセッティングしてみたい方にもおすすめです。
さらに、番手は3番から11番まで幅広く取りそろえられています。9番ウッドを気に入ったら11番ウッドの購入も検討できるでしょう。
公式ページ | F-01α |
メーカー | WORLD EAGLE(ワールドイーグル) |
発売日 | – |
ロフト角(度) | #2:13.0 #3:15.0 #5:18.0 #7:21.0 #9:24.0 #11:27.0 |
ライ角(度) | #2:58.0 #3:58.5 #5:59.0 #7:59.5 #9:60.0 #11:60.5 |
長さ(インチ) | #2:43.0 #3:42.5 #5:42.0 #7:41.5 #9:41.0 #11:40.5 |
ヘッド体積(cc) | #2:195 #3:180 #5:175 #7:170 #9:165 #11:155 |
総重量(g) | #2:357 #3:345 #5:345 #7:350 #9:350 #11:360 |
シャフト | カーボンシャフト |
Vゴールド フェアウェイウッド【ラルージュ】
ラルージュの「Vゴールド フェアウェイウッド」はボールが上がりにくいと悩んでいるミドルエイジ~シニアゴルファーにおすすめのフェアウェイウッドです。
コンパクトヘッドかつ超シャローフェースとなっているため、低重心となり、簡単にボールを上げられる設計となっています。加えて、V字カットソールを採用し、地面との設置面積を大幅に減少させています。
芝の影響が最小限になるため、インパクト時のヘッドのブレが軽減され、安定感のある弾道を実現可能です。
公式ページ | Vゴールド フェアウェイウッド |
メーカー | LAROUGE(ラルージュ) |
発売日 | – |
ロフト角(度) | #3:15.0 #5:18.0 #7:21.0 #9:24.0 |
ライ角(度) | #3:60.0 #5:60.5 #7:61.0 #9:61.5 |
長さ(インチ) | #3:43.5 #5:43.0 #7:42.5 #9:42.0 |
ヘッド体積(cc) | #3:150 #5:148 #7:139 #9:130 |
総重量(g) | #3:325 #5:329 #7:333 #9:337 ※FD-60の場合 |
シャフト | FD-60 FD-50 |
まとめ
今回は9番ウッドおすすめ10選やメリット・デメリット、飛距離などを解説しました。
9番ウッドは、ミドルアイアンやユーティリティと比較して簡単にボールが上がり、ミスへの寛容性も高い魅力的なクラブです。寛容性を求める方や、ヘッドスピードに自信がないアマチュアゴルファーにとって必見のクラブといえます。
一言で9番ウッドといってもさまざまなモデルが存在するため、比較・検討して自分にピッタリの一本を見つけてみてはいかがでしょうか。
▼アマチュアゴルファーには7番ユーティリティもおすすめです!
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