「1度バンカーに入ったらスコアが大崩れ…」
「バンカーが簡単になるウェッジが欲しい」
このように考えていますか。
ゴルフで最も苦手にされているショットのひとつが「バンカーショット」です。

バンカーショットのノウハウは数多く解説されていますが、それを実践するのはなかなか難しいですよね・・・。
バンカーからなかなか脱出できない方は、ウェッジを見直すのもひとつの手です。
現在は多岐にわたるウェッジが販売されており、性能によってバンカーから出やすい(出にくい)クラブがあります。バンカーが苦手な人でも、ウェッジを変えた途端に簡単になったと感じるケースも多いです。
本記事では、バンカーが簡単になるウェッジの選び方やバンカーショットにおすすめウェッジを解説しているので、ぜひご覧ください。
※最初からおすすめウェッジを知りたい方は「こちら」からジャンプできます!
バンカーが苦手な人がウェッジを選ぶ際のポイント
バンカーが苦手な人がウェッジを選ぶ際のポイントは、以下の3つです。
- 広めのソール幅
- 大きめのバウンス角
- ロフト角は56度一択ではない
ウェッジのスペックによって、バンカーの難易度は大きく変わります。ここで紹介するポイントを押さえ、自分に合ったウェッジを選択しましょう。
広めのソール幅
バンカーから簡単に出したい方は、ソール幅が広い(幅広ソール)のウェッジがおすすめです。
- ソール幅:クラブの底にあるソールの幅の広さ
ソール幅が広い(ワイドソール)ウェッジは、ヘッドが手前に入ってもリーディングエッジが砂に刺さらず、クラブヘッドが抜けてくれます。つまり「手前にザックリしてボールがほとんど動かない」といった事態を防げます。
一方で、ソール幅が広いウェッジは操作性の面で不安が残るため要注意です。「ボールの弾道やスピン量を調節したい」といった上級者には向いていない可能性があります。
大きめのバウンス角
一般的に、ウェッジのバウンス角は大きいほどバンカーが簡単になるといわれています。
- バウンス角:リーディングエッジからソールが出っ張っている部分の角度
ロフト角が56~58度のウェッジの場合、一般的に12~14度程度でバウンスが大きい(ハイバウンス)、6~8度程度でバウンスが小さい(ローバウンス)といわれています。
バウンス角が大きいウェッジの魅力は、ソールが地面に接する面積が大きくなり、リーディングエッジが地面に刺さりにくくなる点です。バンカーショットでザックリしすぎたと感じても、必要以上に砂に潜り込まずにインパクトを迎えられます。
一方で、ハイバウンスのウェッジはバウンス角が邪魔になる可能性があります。地面とボールの隙間がないライの場合、リーディングエッジが浮いてトップする危険性が生じるので、スキルや目的に合わせたウェッジを選びましょう。
カチカチのバンカーには注意が必要!
通常のコンディションであれば、ハイバウンスのウェッジの使用によってバンカーショットの難易度がグッと下がります。
しかし、雨が降った後や真冬のバンカーといった「硬すぎるバンカー」には注意が必要です。
硬すぎるバンカーの場合、リーディングエッジが手前に刺さりすぎる心配はありません。むしろリーディングエッジが硬い地面に弾かれてトップしてしまう可能性があるのです。
そのため「カチカチのバンカーが苦手でホームランをよく打つ」といった方は、ローバウンスのクラブを使ったバンカーショットがおすすめです。具体的な対処法としては「AWやPWなどのバウンス角が小さいクラブで打つ」などが挙げられます。
ロフト角は56度一択ではない
「ロフト角は大きければ大きいほどバンカーから出やすい」と考える方は多いですが、一概に正解とはいえません。アマチュアゴルファーがバンカーから脱出できない理由のひとつは「飛距離が出ていないため」だからです。
60度といった高ロフトのウェッジの場合、飛距離が足りずにバンカーから脱出できない事態に陥る可能性があります。また、番手のつながりによっては56度に設定できない場合もあるでしょう。
「高ロフト=バンカーが簡単」ではない点を考慮して、番手やスペックを選びましょう。
「バンカー専用」として1本多くウェッジを入れることも有効
従来は「ゴーニー・ゴッパチ」というように「ウェッジはPWを除いて2本」と考える方が多かったです。しかし近年は、アイアンのストロング化といった要因により、PWを除いて3本のウェッジをセッティングしている方も増えています。
一例を挙げると、2022年の石川遼プロは43度,48度,52度,56度,59度の5本体制を取っています(9IとPWのセッティングなし)。ほかにも、松山英樹プロも同様に48度,52度,56度,60度の4本をセッティングしています(PWのセッティングなし)。
ウェッジを複数本入れる際は、ロフト角に違いを出すことが基本ですが「同じロフトのウェッジを2本採用」といった考え方もあるでしょう。具体的には「52度,56度,56度(バンカー専用ウェッジ)」などです。
クラブは14本までセッティングできるため、現在14本未満の方やまったく使わない3Wなどが入っている場合は、ウェッジの追加も検討しましょう。
入れるべきウェッジの本数について詳しくはこちら▼
バンカーショットにおすすめのサンドウェッジ10選
ここでは、バンカーが簡単になるおすすめサンドウェッジ10選を紹介ます。
- DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ) DW-125G【キャスコ】
- R55 wedge【プロギア】
- オノフ ウェッジ フロッグスリープⅡ【オノフ】
- ボーケイ SM10 Kグラインド【タイトリスト】
- s159 ウェッジ Eグラインド(EYE2ソール)【ピン】
- MG4 クローム ハイバウンス ウェッジ【テーラーメイド】
- DJ-6 ウェッジ【フォーティーン】
- CB ウェッジ 【キャロウェイ】
- SMART SOLE(スマートソール) FULL-FACE【クリーブランド】
- EKB58【リンクス】
バンカー専用ウェッジからグリーン周りまで幅広く使えるモデルまで紹介しているため、クラブ選びの参考にしてください。
DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ) DW-125G【キャスコ】
キャスコから発売の「ドルフィンウェッジ DW-125G」はバンカーからの脱出能力に優れたモデルです。前作の「DW-123」のセミグースタイプとして開発されました。
最大の特徴は「潜らない・刺さらない・跳ねない」を実現した「クアッドソールX」です。トゥ・センター・ヒールでバウンス角を変えてスイング時の抵抗を減らした結果、ソール全体が働き、抜けの良さを実現しました。
ワイドなソール幅によって砂に潜りにくく、重心も低いため簡単にボールを上げられます。
また、リーディングエッジの浮きを抑えつつ、バウンス角につけた山のような形状により、芝や砂に刺さるのを防止します。さらに、トゥ・ヒール方向の設置点を短くして跳ね返りを防止しており、トップやホームランにも強い設計である点も魅力です。
バンカーだけでなくグリーン周り全体でも能力を発揮するため、幅広い初心者から中級者ゴルファーにおすすめです。
モデル名 | DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ) DW-125G |
メーカー | kasco(キャスコ) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 46:3.0/1.0/-11 48:3.0/1.0/-10 50:3.0/1.0/-9 52:3.0/1.0/-8 54:3.0/1.0/-7 56:8.0/3.0/-5 58:8.0/3.0/-3 60:8.0/3.0/-1 64:8.0/3.0/1 ※センター・ヒール・トゥ |
ライ角(度) | 46:63.0 48:63.0 50:63.0 52:63.0 54:63.5 56:63.5 58:63.5 60:63.5 64:63.5 |
クラブ長さ(インチ) | 46:35.25 48:35.25 50:35.25 52:35.25 54:35.0 56:35.0 58:35.0 60:35.0 64:35.0 |
シャフト | DYNAMIC GOLD S200 N.S.PRO MODUS3 TOUR120 N.S.PRO ZELOS7 N.S.PRO ZELOS6 N.S.PRO ZELOS7 LADIES N.S.PRO ZELOS6 LADIES |
重量(g) | 46:473 48:473 50:473 52:473 54:479 56:479 58:479 60:479 64:479 ※DYNAMIC GOLD S200の例 |
公式サイト | キャスコ公式サイト |
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ドルフィンウェッジの性能やおすすめモデル、口コミなどは「ドルフィンウェッジがおすすめの理由とは│ダサい?主なモデルや評判も紹介!」で詳しく解説しています。
R55 wedge【プロギア】
プロギアから発売の「R55 wedge」は、67.5度とアップライトな設計によりジャストインパクトがしやすいウェッジです。ダフっても抜けの良いワイドソールにより、バンカーショットの安心感が生まれます。
また、フェースを開かずオートマチックに打てるため、バンカーを意識せずにスイングできる点も魅力です。
グースネックのヘッドがボールをやさしく包み込む形なので、グリーン周りからもピンに寄せられるイメージを持てるでしょう。ボールを点ではなく線で捕まえられるため、グリーン周りが苦手な初心者から中級者は必見の一本です。
モデル名 | R55 wedge |
メーカー | PRGR(プロギア) |
発売日 | 2010年2月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 55/2.0 |
ライ角(度) | 67.5 |
クラブ長さ(インチ) | メンズ:35.0 レディース:34.0 |
シャフト | オリジナルシャフト |
重量(g) | メンズ:485 レディース:421 |
公式サイト | プロギア(PRGR)オフィシャルサイト |
オノフ ウェッジ フロッグスリープⅡ【オノフ】
「オノフ ウェッジ フロッグスリープⅡ」は幅広ソールが特徴で、やさしさに特化したウェッジです。
やさしさのポイントは、ソールセンターを凹ました独自のツインカットソールです。アプローチではザックリを防ぎ、バンカーショットでは砂にヘッドが潜らずエクスプロージョンショットを簡単に実現できる設計となっています。
また、ポンと置くだけで自然なハンドファーストに導かれる設計である点も魅力です。構えやすさや、ショットへの安心感が大きなウェッジといえます。
モデル名 | FROG’S LEAP-Ⅱ |
メーカー | ONOFF(オノフ) |
発売日 | 2018年7月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 51 58 64 |
ライ角(度) | 20/3 |
クラブ長さ(インチ) | 34.75 |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo |
重量(g) | 51:445 58:449 64:449 |
公式サイト | ONOFF |
ボーケイ SM10 Kグラインド【タイトリスト】
タイトリストから発売の「ボーケイSM10」シリーズでは、多数のグラインド(ソールの形)が展開されています。そのなかでも「Kグラインド」は、大きなバウンス角とワイドソールが特徴のモデルです。
意識的にフェースを開かずとも高いバウンス効果を発揮し、バンカーや深いラフからの脱出が容易になります。
また、スピン量を最大化するために、フェースの溝を精密にカットしている点もポイントです。さらに打球エリアに特殊な熱処理を施し、溝の耐久性を2倍に向上させています。
ツアーで最も多く使用されているウェッジブランドのひとつである点も、信頼感につながるでしょう。
モデル名 | SM10 |
メーカー | Titleist(タイトリスト) |
発売日 | 2024年3月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 46/10(F) 48/10(F) 50/8(F) 50/12(F) 52/8(F) 52/12(F) 54/8(M) 54/10(S) 54/12(D) 54/14(F) 56/8(M) 56/10(S) 56/12(D) 56/14(F) 58/4(T) 58/08(M) 58/10(S) 58/12(D) 58/14(K) 60/4(T) 60/8(M) 60/10(S) 60/12(D) 60/14(K) 62/8(M) ※カッコ内はグラインド |
ライ角(度) | 64 |
クラブ長さ(インチ) | 46:35.75 48:35.75 50:35.5 52:35.5 54:35.25 56:35.25 58/14:35.0 60:35.0 62:35.0 |
シャフト | Dynamic Gold(S200) N.S.PRO 950GH neo(S) BV105 |
重量(g) | Dynamic Gold(S200):129 N.S.PRO 950GH neo(S):98 BV105:110 ※シャフト重量 |
公式サイト | タイトリスト 日本公式サイト |
s159 ウェッジ Eグラインド(EYE2ソール)【ピン】
ピンから発売の「s159 ウェッジ」は、計6種類のソールグラインドが展開されている点が特徴です。そのなかでも「Eグラインド(EYE2ソール)」はバンカーから簡単に脱出できる設計です。
「バンカーからとにかく出したい」「オフセットが欲しい」「ハンドファーストで打ちたい」と考える方に寄り添ったモデルなので、バンカーが苦手な方におすすめです。
また、溝を番手別に設計した「新溝マイクロマックス・グルーヴ」により、スピン量の安定を実現しています。
Eグラインドに限定しても4種類の番手が発売されているため、セッティングに組み合わせやすいモデルといえます。ほかの番手はスキルに応じた別のグラインドを選択することが有力な選択肢です。
モデル名 | s159 ウェッジ Eグラインド(EYE2ソール) |
メーカー | PING(ピン) |
発売日 | 2024年3月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 54/10 56/10 58/8 60/8 |
ライ角(度) | 54:64.3 56:64.3 58:64.5 60:64.5 |
クラブ長さ(インチ) | 54:35.25 56:35.25 58:35.0 60:35.0 |
シャフト | N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 N.S.PRO 950GH neo N.S.PRO 850GH neo Z-Z115 DG EX TOUR ISSUE |
重量(g) | 約463g ※56度/Sグラインド/DG EX TOUR ISSUE・S200の例 |
公式サイト | PINGオフィシャルサイト |
MG4 クローム ハイバウンス ウェッジ【テーラーメイド】
テーラーメイドから発売の「MG4 クローム ハイバウンス ウェッジ」は、文字通りハイバウンスが特徴のウェッジです。
シリーズ初となる「HYDRO SPIN FACE」を搭載している点が魅力のひとつです。従来よりフェースの溝を深く掘ることに成功し、フェースとボールの間の水分や芝を逃せるようになりました。
その結果、消耗に対する耐用性が向上し、安定して高いスピン性能を発揮します。
さらに、やや丸みを帯びたトップラインとリーディングエッジにより、グリーン周りで目標に寄せるイメージを取りやすい点もポイントです。
モデル名 | MG4 クローム ハイバウンス ウェッジ |
メーカー | TaylorMade(テーラーメイド) |
発売日 | 2023年9月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 54/13 56/14 58/12 60/12 |
ライ角(度) | 64.0 |
クラブ長さ(インチ) | 54:35.25 56:35.25 58:35.0 60:35.0 ※Dynamic Gold EX TOUR ISSUEの例 |
シャフト | Dynamic Gold EX TOUR ISSUE N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105 N.S.PRO® 950GH NEO |
重量(g) | 54:約476 56:約476 58:約479 60:約479 ※Dynamic Gold EX TOUR ISSUEの例 |
公式サイト | テーラーメイド ゴルフ公式サイト |
DJ-6 ウェッジ【フォーティーン】
フォーティーンの「DJ-6 ウェッジ」は、アマチュアゴルファーが「道具でスピンをかけられる、そしてよりやさしく寄せられる」を追求したウェッジです。
シリーズ史上最も「ダフリに強い」を追求した新キャニオンソールが大きな特徴です。バンパーソールが適度にヘッドを地面に入り込ませ、キャニオンバンスがしっかりと地面を受け止めるため、深く潜らずにボールを前に押し出すことができます。
オートマチックにボールを打てるので「上げて下ろす」のシンプルな動きでバンカーやアプローチに臨めるでしょう。
さらに、打感とやさしさを両立した「シアターブレード構造」や、インパクト時の安定性を高める重量配分を実現している点もおすすめのポイントです。
モデル名 | DJ-6 ウェッジ |
メーカー | FOURTEEN(フォーティーン) |
発売日 | 2023年10月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 44/13 46/13 48/13 50/17 52/17 54/18 56/18 58/18 60/18 ※体感バウンス角 |
ライ角(度) | 44:63.0 46:63.0 48:63.0 50:63.5 52:63.5 54:64.0 56:64.0 58:64.0 60:64.0 |
クラブ長さ(インチ) | 44:35.5 46:35.5 48:35.5 50:35.25 52:35.25 54:35.0 56:35.0 58:35.0 60:35.0 ※N.S.PRO TS-114w_Ver2の例 |
シャフト | N.S.PRO DS-91w N.S.PRO TS-114w_Ver2 FT-62w_Ver2 FT-52w_Ver2 |
重量(g) | 44:438 46:438 48:438 50:442 52:442 54:446 56:446 58:446 60:446 ※N.S.PRO TS-114w_Ver2の例 |
公式サイト | フォーティーン 公式オンラインストア |
CB ウェッジ 【キャロウェイ】
キャロウェイから発売の「CBウェッジ」は、2020年秋に驚異的なやさしさで人気が出た「MACK DADDY CB ウェッジ」の後継モデルです。
本モデルもやさしさを最優先にしており、大型ヘッドのキャビティバッグ設計となっています。
また、大きなヘッドの外周部分に重量を配分して高慣性モーメント化を実現している点も魅力です。ハイバウンス設計も相まって、バンカーや深いラフからのショットも高い許容性のもとで臨めます。
さらに、ロフトが大きい番手のフルフェーススコアライン化によって、トゥ側でインパクトしても十分なスピン量を実現している点も魅力です。ロフト角も48度から60度まで、2度刻みとなっているため、自身のセッティングに組み込みやすい点もポイントです。
モデル名 | CB ウェッジ |
メーカー | Callaway(キャロウェイ) |
発売日 | 2023年7月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 48/10 50/12 52/12 54/14 56/14 58/12 60/12 |
ライ角(度) | 64.0 |
クラブ長さ(インチ) | 48:35.75 50:35.5 52:35.5 54:35.25 56:35.25 58:35.0 60:35.0 |
シャフト | N.S.PRO 950GH NEO(S) N.S.PRO ZELOS 7(S) |
重量(g) | 48:約452 50:約455 52:約455 54:約461 56:約461 58:約467 60:約467 ※N.S.PRO 950GH NEOの例 |
公式サイト | キャロウェイゴルフ公式サイト |
SMART SOLE(スマートソール) FULL-FACE【クリーブランド】
クリーブランドの「スマートソール FULL-FACE」は、ショットの安定性を高める大型ヘッドが特徴のウェッジです。ショット可能な面積の拡大や、慣性モーメントの増大による安定性の向上を実現しています。
ロフト角58度は、バンカーからの脱出に着目した「TYPE-S」グラインドとなっています。
また、ダフリやチャックリが軽減されるリーディングエッジバウンスが搭載されており、地面への潜り込みを防止可能です。まっすぐ構えやすいアライメントラインも搭載しているので、安心してバンカーショットに臨めるでしょう。
モデル名 | SMART SOLE(スマートソール) FULL-FACE |
メーカー | Cleveland(クリーブランド) |
発売日 | 2024年3月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 42/3(TYPE-C) 50/2(TYPE-G) 58/2(TYPE-S) 64/2(TYPE-L) |
ライ角(度) | (TYPE-C):66 (TYPE-G):64 (TYPE-S):64 (TYPE-L):64 |
クラブ長さ(インチ) | (TYPE-C):35.0 (TYPE-G):35.5 (TYPE-S):35.25 (TYPE-L):35.0 |
シャフト | KBS Hi-Rev MAX105スチールシャフト |
重量(g) | (TYPE-C):463 (TYPE-G):439 (TYPE-S):446 (TYPE-L):448 |
公式サイト | DUNLOP GOLFING WORLD |
EKB58【リンクス】
リンクスゴルフから発売の「EKB58」は、バンカーからの脱出に特化したバンカー専用ウェッジです。
リーディングエッジを一度砂に潜らせ、エクスプロージョンを引き起こす「EKB(エクボ)ソール」が大きな特徴です。
バンカーが硬い状態でもボールの下にヘッドが入り込むため、ホームランのミスも防止できます。
レディースモデルも展開されているので、バンカーが苦手であれば男女を問わずおすすめのウェッジです。
モデル名 | EKB58 |
メーカー | LYNX(リンクス) |
発売日 | 2013年5月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 58/11 |
ライ角(度) | 65.0 |
クラブ長さ(インチ) | 35.0 ※オリジナルスチールの例 |
シャフト | Lynx POWER TUNED EKB NS PRO 950GH S DG S-200 日本製オリジナルスチール 日本製オリジナルスチール(フレックスL) |
重量(g) | 463 ※オリジナルスチールの例 |
公式サイト | Lynx Golf |
まとめ
苦手な方が多いバンカーショットですが、ウェッジを変えるだけで驚くほど改善される場合があります。本記事では、バンカーショットが苦手な方のウェッジの選び方やおすすめのウェッジを解説をしました。
バンカーに苦手意識を持っている場合、バンカーで一発脱出できるだけでスコアアップの要因となります。
根本解決にはスキルを高めることが重要ですが「すぐに結果を出したい」「今のクラブが難しい」といった場合は、ウェッジの変更を検討してみてはいかがでしょうか。
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ウェッジを複数本入れる際は、ロフト角のバランスが重要です。
特に現在は、48度のウェッジを入れる選択肢も有力です。おすすめの48度ウェッジは「48度のウェッジおすすめ15選|選び方やおすすめのゴルファーも解説」で解説しています。
また飛び系クラブを使っている場合は46度、ロブショットを簡単に打ちたい場合は64度も有力な選択肢です。詳しくは以下の記事で解説しています。
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