「64度のウェッジのおすすめを知りたい」
「アマチュアに64度のロブウェッジは必要?」
などと考えていますか。
現在は世界のトッププロも64度のウェッジを採用しています。アマチュアゴルファーにとってもメリットのある1本です。
しかし、ロフト角が非常に大きい64度のウェッジには、ほかのクラブと比較した注意点もあります。64度ウェッジの特性を適切に理解して、自分に合ったモデルを選択しましょう。
本記事では、64度のウェッジのおすすめ10選やメリット・デメリット、バンカーでの打ち方などを解説します。
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世界のトッププロも採用する64度ウェッジ
現在は、ロブウェッジの代表ともいえるロフト角60度よりも、さらに大きな64度のウェッジを採用しているトッププロが存在します。
【64度の採用実績がある世界のトッププロの例】
・全米オープンの2019年覇者「ゲーリー・ウッドランド選手」
・やメジャー2勝の実績を誇る「ダスティン・ジョンソン選手」
・マスターズ3勝を誇る「フィル・ミケルソン選手」
日本人ゴルファーでは「石川遼選手」が採用していた時期があります。
64度のウェッジは、1打を争うプロゴルファーにとって大きな武器となるクラブです。クラブの特性やメリット・デメリットを確認して「64度のウェッジを採用すべきか」を判断しましょう。
64度のウェッジのメリット│おすすめのゴルファーとは
64度のウェッジの主なメリットは、以下の4つです。
- スイングを変えずに高弾道のショットを打てる
- 高スピンなショットを打ちやすい
- 左足下がりのショットを打ちやすい
- 大きな振り幅でアプローチできる
以下では、各メリットを詳しく解説します。
スイングを変えずに高弾道のショットを打てる
64度のウェッジは、フェースが最初から大きく上を向いているため、高弾道のショットを打ちやすい特徴があります。ボールを上げる意識やフェースを開く動きが不要なので、スイングを変えずにロブショットを打ちやすいです。
そのため、以下のようなシチュエーションでコースマネジメントの幅が広がるでしょう。
- バンカー越え
- 下りのグリーン
- グリーン手前のピンポジション など
高スピンなショットを打ちやすい
64度のウェッジは、高スピンなショットを打てる点も特徴の1つです。
通常、高スピンのショットを打つ際は、フェースを開いて大きなロフト角を作る必要があります。しかし、64度のウェッジは最初から十分なロフト角があるため、大きくフォームを変えずにスピンが効いたショットを打ちやすいのです。
スピンが効いたショットを打てれば、少ないランでピンに寄せたい場合などに重宝するはずです。
左足下がりのショットを打ちやすい
左足下がりのライからもピンに寄せやすい点が、64度のウェッジのメリットです。
通常、左足下がりのライではボールにスピンがかかりにくく、打ち出しも低くなる傾向があります。通常のAWなどで打つと、ボールがグリーン奥にこぼれてしまうケースがあるでしょう。
そこで、64度のウェッジであれば左足下がりでもAWやSWより高い弾道のショットを打ちやすく、しっかりとスピンも入るため、グリーン上で止めやすくなります。
大きな振り幅でアプローチできる
大きな振り幅でアプローチできる点も64度のウェッジの魅力です。
ロフト角が大きい64度のロブウェッジは、当然同じ振り幅だとAWやSWより飛距離が出にくいです。そのため、30~50ヤードのアプローチショットを打つ際も、ある程度大きな振り幅でスイングできます。
中には「小さい振り幅のアプローチはザックリやトップが出てしまう」と悩む方もいるでしょう。そのような方は、64度のウェッジを使った大きなスイングのアプローチが有力な対処法になる可能性があります。
64度のウェッジのデメリット│難しい?不要なゴルファーとは
一方で、64度のウェッジにはAWやSWにないデメリットもあります。具体的には、以下のようなゴルファーは、64度のウェッジが不要な可能性があります。
- ショットの安定性が低いゴルフ初心者
- ロブショットの必要性が薄いと考えている方
- 多くのモデルからクラブを選びたい方
ここでは3つのデメリット・注意点を解説します。
安定性を高める難易度が高い
64度のウェッジはロフト角が非常に大きいため、以下のようなミスが出やすいです。
- ダルマ落とし
- ザックリ・ダフリ
- 飛距離のバラつき
64度のロブウェッジを使いこなすには、安定したスイングができる技術に加えて、練習量も必要といえるでしょう。
通常のクラブでもトップやダフリ、飛距離のバラつきが生じる初心者などには向いていない可能性が高いです。
お助けウェッジなら初心者にもおすすめ
ただし、64度のウェッジのなかには、初心者にピッタリのお助けウェッジも数多く存在します。
一般的に、ロフト角が大きなクラブは扱いが難しいとされています。しかし、お助けウェッジであれば、安定性や寛容性を発揮しつつバンカーショットやアプローチショットが可能となるでしょう。
むしろ初心者の場合は、お助けウェッジを積極的に活用して、スコアアップを目指す選択肢も有力です。
モデル数が少ない
64度のウェッジは、すべてのメーカーで発売されているわけではありません。
多くのモデルでは58度や60度までの展開となっており、自分が好きなメーカーや使用しているアイアン・ウェッジのメーカーから64度のウェッジが発売されていないケースは多々あります。
そのため、少ないラインナップのなかから、自分に合ったモデルを選ぶ必要があります。アイアンやほかのウェッジと異なるメーカーを使わざるを得ないケースもある点に留意してください。

幅広い選択肢から64度のウェッジを選びたい場合、カスタムも視野に入れることをおすすめします!
日本のゴルフ場ではメリットを最大限に活かせない場合も
日本のゴルフ場では64度のウェッジの性能を最大限に活かせない可能性があります。
64度のウェッジを採用しているゴルファーは海外プロが中心です。海外の芝は日本の芝とは異なり、ボールが沈みやすく、芝の中からクリーンにボールを打つ技術が求められるためです。また、海外ツアーはグリーンの形状やピンポジションが厳しい傾向があり、繊細でシビアなショットを求められるケースが多いです。
一方で、日本のゴルフ場は海外のコースほどシビアなロブショットを求められるケースは少ないです。実際に日本のプロゴルファーで64度のウェッジを採用している人は多くありません。マチュアゴルファーが普段プレーするコンディションの場合、ロブショットが必要なケースはさらに少ないでしょう。
もちろん、64度のウェッジを使う目的が明確であれば問題ありませんが、誰しもが必須のクラブとはいえないでしょう。
ゴルフ初心者にロブウェッジが不要な理由とは?▼
64度のウェッジの飛距離
7番アイアンの飛距離が140ヤード程度の標準的なアマチュアゴルファーの場合、64度ウェッジのフルショットの飛距離は50~60ヤード程度です。
このくらいの中途半端な距離のアプローチを苦手としている方も多いため、フルショットでピンを狙える点は大きなメリットとなるでしょう。
ちなみに、石川遼プロが64度のウェッジでフルショットした際の飛距離は65ヤード程度といわれています。
64度のウェッジでバンカーは脱出しやすくなる?
多くの方が苦手としているバンカーショットですが、通常は56~58度前後のSWで打つ方が多いでしょう。そして、56~58度のウェッジのフェースを開いた時のロフト角は、概ね64度程度になります。
つまり、64度のウェッジをバンカーショットで使えば、フェースを開くことなく、スクエアにスイングが可能となります。
しかし、アマチュアゴルファーがバンカーショットを一発で脱出できない原因のひとつは「飛距離の出なすぎ」です。64度のウェッジを通常通りフェースを開いて使うと、さらに飛距離が出なくなり、バンカーから脱出できないリスクが生じるため要注意です。
そのため「オープンに構えて打つバンカーショットが苦手」と考える人などは、64度ウェッジでのバンカーショットを試してみてもよいでしょう。
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64度のロブウェッジの選び方
64度のウェッジを選ぶ際に特に着目すべきポイントは、以下の4点です。
- ソール幅
- バウンス角
- ロフト角のラインナップ
- 各モデルの性能
ロブウェッジのラインナップは決して多くありませんが、モデルを比較する際の参考にしてください。
ソール幅
ゴルフクラブのソール幅とは、クラブの底の部分であるソールの幅を指します。
ソール幅が広いモデル(ワイドソール)のメリットは寛容性の高さです。多少ダフってもソールが芝の上を滑り、適切にコンタクトできます。また、自然と重心位置が低くなるため、弾道が上がりやすく、安定性も発揮できる点も魅力です。
一方で、ソール幅が狭いモデル(ナローソール)のメリットは、高い操作性を出せる点です。ソールが狭いとフェースのコントロールをしやすくなり、フェード・ドロー、高低差といった操作性が出しやすくなります。
バウンス角
ゴルフクラブのバウンス角とは、リーディングエッジからソールが出っ張っている部分(バウンス)の角度を指します。
バウンス角が大きいモデル(ハイバウンス)は、リーディングエッジが地面に刺さりにくい点が魅力です。多少ダフってもミスの量を最小限に抑えられます。
一方で、バウンス角が小さいモデル(ローバウンス)は、ショットに操作性を出しやすいです。バウンスが地面に当たらないため、スピンや弾道の調節がしやすく、イメージ通りのコースマネジメントが可能となります。
ロフト角のラインナップ
ウェッジのモデルをそろえたい場合は、シリーズのロフト角のラインナップにも着目しましょう。
しかし、64度のウェッジが展開されていれば、幅広いロフト角を取り扱っているはずなので、大きな心配は不要でしょう。
各モデルの性能
各メーカーのモデルによって、スピン性能や寛容性といったさまざまな性能・特徴があります。
なかには、バンカーショットや寛容性などに特化したお助けクラブも存在します。
64度のウェッジに求める性能を明確にして、それに即した性能のモデルを選択しましょう。
64度のウェッジおすすめ10選
64度のウェッジは、ほかのメジャーなロフト角のウェッジと比較すると少ない傾向があります。それでも選択肢は幅広いため、各モデルを比較・検討して自分に合った一本を見つけましょう。
ここでは、64度のウェッジおすすめ10選を解説します。
- RTZ ウエッジ【クリーブランド】
- SMART SOLE(スマートソール) FULL-FACE【クリーブランド】
- DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ)DW-125G【キャスコ】
- DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ)DW-123【キャスコ】
- FROG’S LEAP-Ⅱ【オノフ】
- 無刻印 wedge【オリジナルブランド】
- FAT SOLE WEDGE【オリマー】
- DERUNDAⅦ【アルベングループ】
- ミルドグラインド ハイ・トゥ ウェッジ【テーラーメイド】
- TUNE Nウェッジ【プロギア】
RTZ ウエッジ【クリーブランド】
「RTZウェッジ」は、ウェッジに求められるスピン性能やフィーリングを理想に近づけたクリーブランドの2025年モデルです。
計4種類のグラインドが存在し、64度はロブショットを含む多彩なショットに対応できる「Adapt(FULL-FACE)」で展開されています。
余剰重量の創出に成功しており、より打点位置に近い重心位置を実現している点も特徴です。高い飛距離安定性や方向安定性を発揮します。
さらに、深く狭い高精度設計の溝が高いスピン性能を発揮し、ラフやウェットなコンディションでの安定性にも優れています。
モデル名 | RTZ ウエッジ |
メーカー | Cleveland(クリーブランド) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 46/10 48/10 50/10 52/10 54(Adapt)/8 54(Mid)/10 54(Full)/12 56(Adapt)/8 56(Mid)/10 56(Full)/12 58(Low)/6 58(Adapt)/8 58(Mid)/10 58(Full)/12 60(Low)/6 60(Adapt)/8 60(Mid)/10 60(Full)/12 64/8 ※カッコ内はグラインド |
ライ角(度) | 64 |
クラブ長さ(インチ) | 46:35.5 48:35.5 50:35.375 52:35.375 54:35.25 56:35.25 58:35.0 60:35.0 64:35.0 ※60度法 |
シャフト | ダイナミックゴールドシャフト N.S. PRO 950GH neo スチールシャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 スチールシャフト |
重量(g) | 46:466 48:466 50:471 52:471 54:473 56:473 58:475 60:475 64:475 |
公式サイト | DUNLOP GOLFING WORLD |
SMART SOLE(スマートソール) FULL-FACE【クリーブランド】
クリーブランドの「スマートソール FULL-FACE」は、大型ヘッドで高い寛容性を誇るモデルです。計4種類のバリエーションが展開されており、64度はボールを高く上げて止めるのに最適な「TYPE-L」となっています。
リーディングエッジバウンスが採用されており、地面への潜り込みを防止できる点も特徴です。ソールが地面を滑るので、ダフリやチャックリで悩む方などにおすすめです。
さらに、まっすぐ構えやすいアライメントラインが搭載されています。大型ヘッドと相まって、安心してターゲット方向にアドレスを取れるでしょう。
モデル名 | SMART SOLE(スマートソール) FULL-FACE |
メーカー | Cleveland(クリーブランド) |
発売日 | 2024年3月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 42/3(TYPE-C) 50/2(TYPE-G) 58/2(TYPE-S) 64/2(TYPE-L) |
ライ角(度) | (TYPE-C):66 (TYPE-G):64 (TYPE-S):64 (TYPE-L):64 |
クラブ長さ(インチ) | (TYPE-C):35.0 (TYPE-G):35.5 (TYPE-S):35.25 (TYPE-L):35.0 |
シャフト | KBS Hi-Rev MAX105スチールシャフト |
重量(g) | (TYPE-C):463 (TYPE-G):439 (TYPE-S):446 (TYPE-L):448 |
公式サイト | DUNLOP GOLFING WORLD |
DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ)DW-125G【キャスコ】
キャスコから発売されている「ドルフィンウェッジ DW-125G」は、前作「DW-123」のセミグースネックモデルです。
大きな特徴は「潜らない・刺さらない・跳ねない」を実現した「クアッドソールX」です。バウンス角をトゥ・センター・ヒールで変化させ、スイング時の抵抗の減少に成功しました。高い抜けの良さを発揮し、ダフリのミスを軽減します。
また、フェースを開かなくてもソール全体が機能するため、スイングは変えずにシンプルかつやさしく打つことができます。ほかにも、砂に潜らない「ヒールフィン」や、ザックリミスを防ぐ「ピラミッドシェイプ」など、やさしさを高めるさまざまな機能が搭載されています。
モデル名 | DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ) DW-125G |
メーカー | kasco(キャスコ) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 46:3.0/1.0/-11 48:3.0/1.0/-10 50:3.0/1.0/-9 52:3.0/1.0/-8 54:3.0/1.0/-7 56:8.0/3.0/-5 58:8.0/3.0/-3 60:8.0/3.0/-1 64:8.0/3.0/1 ※センター・ヒール・トゥ |
ライ角(度) | 46:63.0 48:63.0 50:63.0 52:63.0 54:63.5 56:63.5 58:63.5 60:63.5 64:63.5 |
クラブ長さ(インチ) | 46:35.25 48:35.25 50:35.25 52:35.25 54:35.0 56:35.0 58:35.0 60:35.0 64:35.0 |
シャフト | DYNAMIC GOLD S200 N.S.PRO MODUS3 TOUR120 N.S.PRO ZELOS7 N.S.PRO ZELOS6 N.S.PRO ZELOS7 LADIES N.S.PRO ZELOS6 LADIES |
重量(g) | 46:473 48:473 50:473 52:473 54:479 56:479 58:479 60:479 64:479 ※DYNAMIC GOLD S200の例 |
公式サイト | キャスコ公式サイト |
ドルフィンウェッジについて詳しくはこちら!▼
DOLPHIN WEDGE(ドルフィンウェッジ)DW-123【キャスコ】
「ドルフィンウェッジ DW-123」は、先述した「DW-125G」の前作モデルです。ストレートネックである点がDW-125Gとの大きな違いです。セミグースネックよりもストレートネックが好みの方におすすめします。
また、ダフリを防止してやさしさを実現するテクノロジーは、おおむねDW-125Gと共通しています。クアッドソールXやヒールフィン、カットオフトゥなど、独自の技術が豊富に取り込まれた一本になっています。
さらに、スピン性能を向上させたスコアライン設計や、ショットの安定性を高めたミーリング加工もポイントです。
クラブ名 | DOLPHIN WEDGE DW-123 |
発売日 | 2023年3月 |
ロフト角:バウンス角(センター/ヒール/トゥ) | 46:2.0/0.0/-12 48:2.0/0.0/-11 50:2.0/0.0/-10 52:2.0/0.0/-9 54:2.0/0.0/-8 56:7.0/2.0/-6 58:7.0/2.0/-4 60:7.0/2.0/-2 64:7.0/2.0/0 |
ライ角(度) | 46:63.0 48:63.0 50:63.0 52:63.0 54:63.5 56:63.5 58:63.5 60:63.5 64:63.5 |
長さ(インチ) | 46:35.25 48:35.25 50:35.25 52:35.25 54:35.0 56:35.0 58:35.0 60:35.0 64:35.0 |
重量(g) | 46:446 48:446 50:446 52:446 54:452 56:452 58:452 60:452 64:452 ※N.S.PRO 950GH neoの例 |
ヘッド素材 | 軟鉄 |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo Dolphin DP-231 |
公式価格(税込) | 24,200円~ |
FROG’S LEAP-Ⅱ【オノフ】
オノフから発売の「FROG’S LEAP-Ⅱ」は、バンカーやアプローチが苦手なゴルファー向けに開発されたお助けウェッジです。
寛容性を高めるための大きな要因が「スーパーワイドツインカットソール」です。非常に幅広なソールに加え、ソールセンターを凹ませた独自のソール形状により、アプローチでのザックリやトップ、ヘッドが砂に潜り込むバンカーでのミスを防止します。
また、ポンと置くだけで自然とハンドファーストになるすわりの良さや、ヘッドが開閉しにくいデザインにより、よりシンプルなスイングが可能となっています。方向性や飛距離のバラつきを最小限に抑えられるでしょう。
モデル名 | FROG’S LEAP-Ⅱ |
メーカー | ONOFF(オノフ) |
発売日 | 2018年7月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 51 58 64 |
ライ角(度) | 20/3 |
クラブ長さ(インチ) | 34.75 |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo |
重量(g) | 51:445 58:449 64:449 |
公式サイト | ONOFF |
無刻印 wedge【オリジナルブランド】
「無刻印 wedge」は海外の製造工場と直接打ち合わせを行い、一貫製造・直接輸入によってコストを最小限に抑えたモデルです。1本3,000円台で購入できるため(Amazon/楽天の場合)「お試しで64度のウェッジを使ってみたい」などと考える方におすすめです。
ヘッドはオーソドックスなストレートネック形状です。ソール幅がナロー気味であるため、十分に操作性を出せます。
また、フェース面が大きめのためアドレス時の安心感があり、バウンスもしっかりついています。バンカーでのエクスプロージョンも容易になるでしょう。
モデル名 | 無刻印 wedge |
メーカー | オリジナルブランド |
発売日 | – |
ロフト角/バウンス角(度) | 46/6 48/8 50/8 52/10 54/10 56/10 58/10 60/12 62/12 64/12 70/10 72/10 |
ライ角(度) | 64 |
クラブ長さ(インチ) | 46:35.5 48:35.5 50:35.5 52:35.5 54:35.5 56:35.0 58:35.0 60:35.0 62:35.0 64:35.0 70:35.0 72:35.0 |
シャフト | オリジナルスチールシャフト |
重量(g) | 46:461 48:461 50:461 52:461 54:461 56:469 58:469 60:469 62:469 64:469 70:469 72:469 |
FAT SOLE WEDGE【オリマー】
オリマーの「FAT SOLE WEDGE」は、全米工房でヒットし、日本にも上陸してきた初心者~中級者向けのハイロフトウェッジです。
非常にワイドなソール形状によって、高い寛容性や低重心化を実現しています。バンカーや難しいライでも安定したショットを可能となるでしょう。
価格も5,000円~7,000円台(Amazon/楽天)であるため、比較的気軽に購入しやすいウェッジといえるでしょう。
モデル名 | FAT SOLE WEDGE |
メーカー | ORLIMAR(オリマー) |
発売日 | – |
ロフト角/バウンス角(度) | 60/7 64/7 |
ライ角(度) | 60:64.0 64:64.0 |
クラブ長さ(インチ) | 35.0 |
シャフト | オリマーカスタムスチールシャフト |
重量(g) | 304 |
DERUNDAⅦ【アルベングループ】
「DERUNDAⅦ」はバンカーからの脱出に特化したお助けウェッジです。
58度と64度の2種類が展開されており、64度はトップのミスが多い方や、硬めのバンカーが苦手な方におすすめの一本となっています。
ルールにも適合しているため、バンカーからの脱出を目的として64度のウェッジを求めている方にもピッタリです。
なお、グリーン周りのアプローチに特化した「YORUNDAⅦ」も発売されています。
モデル名 | DERUNDAⅦ |
メーカー | アルベングループ |
発売日 | 2018年 |
ロフト角(度) | 58 64 |
ライ角(度) | – |
クラブ長さ(インチ) | – |
シャフト | カーボン スチール |
重量(g) | 465 ※スチールシャフトの場合 |
公式サイト | AlpenGroup アルペングループ |
ミルドグラインド ハイ・トゥ ウェッジ【テーラーメイド】
※リンクの写真は60度です。
テーラーメイドから発売の「ミルドグラインド ハイ・トゥ ウェッジ」は、モデル名の通りフェースのトゥ側を高く設計し、ヒールに寄った重心をセンターに移動した点が特徴のモデルです。
高いスピン性能や操作性を発揮し、さまざまなライから多彩なショットを打ちやすくなります。
また、56~64度のモデルはフェース全面にスコアラインを並べる「フルスコアライン設計」により、安定したスピン量を実現しています。
「エイジドカッパーフィニッシュ」仕上げにより、ヘッドを使い込むことで味わいの深い色に変化していく点もおすすめのポイントのひとつです。
モデル名 | ミルドグラインド ハイ・トゥ ウェッジ |
メーカー | TaylorMade |
発売日 | 2018年10月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 50/9 52/9 54/10 56/10 58/10 58(ATV)/12 60/10 64/12 |
ライ角(度) | 64 |
クラブ長さ(インチ) | 50:35.5 52:35.5 54:35.25 56:35.25 58:35.0 58(ATV):カスタム受付 60:35.0 64:カスタム受付 ※N.S.PRO 950 GHの例 |
シャフト | Dynamic Gold N.S.PRO 950GH |
重量(g) | 50:約445 52:約445 54:約454 56:約454 58:約457 58(ATV):カスタム受付 60:約457 64:カスタム受付 ※N.S.PRO 950 GHの例 |
公式サイト | ミルドグラインド ハイ・トゥ ウェッジ |
TUNE Nウェッジ【プロギア】
※リンクの写真は58度です。
プロギアから発売の「TUNE Nウェッジ」は「グリーン周りを易しくするニッポンウェッジ」がコンセプトのモデルです。
少し浮いた状態でのショットが多い日本芝に合う小FP設計となっており、ボールをやさしく拾うことができます。
また、フェース面のレーザーミーリングにより、ショットの安定性の向上に成功しています。ロフト角も48~64度まで2度刻みと豊富であるため、アイアンや目的に合わせて柔軟にセッティングしやすいモデルといえます。
モデル名 | TUNE Nウェッジ |
メーカー | PRGR(プロギア) |
発売日 | 2018年9月 |
ロフト角/バウンス角(度) | 48/8.5 50/10.0 52/10.0 54/12.0 56/12.5 58/12.5 60/11.0 62/10.0 64/10.0 |
ライ角(度) | 64.0 |
クラブ長さ(インチ) | – |
シャフト | – |
重量(g) | 48:292.0 50:294.5 52:294.5 54:294.5 56:298.5 58:298.5 60:298.5 62:298.5 64:298.5 ※ヘッド重量 |
公式サイト | プロギア(PRGR)オフィシャルサイト |
まとめ
今回は、64度のウェッジおすすめ10選や飛距離、バンカーでの使い方、自分に合ったクラブの選び方などを解説しました。
世界で戦うプロゴルファーには取り入れられている64度のウェッジですが、日本においては未だマイナーなクラブといえます。
しかし、ロブショットを打ちたい方やバンカー脱出を目的としている方にとっては、有力な選択肢となる1本です。寛容性に優れたお助けウェッジも数多く展開されているため、自分にピッタリの1本を見つけてくださいね。
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