本記事では、7番ユーティリティおすすめ10選や飛距離、特徴などを解説します。
「ユーティリティは5番まで」と考える方も多いですが、近年は7番まで展開しているモデルも多くあります。7番ユーティリティの採用によって、150~170ヤードの距離も安定してグリーンオンを狙えるようになるでしょう。
しかし、一言で7番ウッドといってもさまざまなモデルが展開されており、それぞれ特徴が異なります。各モデルの特性を確認し「7番ユーティリティが向いているかも」と判断したら、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
※最初からおすすめのモデルを知りたい方は「こちら」からジャンプできます!
現在はショートユーティリティ(UT)に注目が集まっている!
従来は「ユーティリティは5番まで」「男ならミドルアイアンを握るべき」などの考えがありました。しかし、昨今は6番・7番ユーティリティにも注目が集まっています。
近年は、ユーティリティを6番や7番まで展開しているメーカーが多く、セッティングしているプロゴルファーも現れています。
たとえば、青木瀬令奈プロが7番アイアンを抜き、7番ユーティリティを導入したことが話題になりました。7番ユーティリティを採用した要因として「飛距離は7番アイアンと変わらないが弾道が高く、落下角度を確保でき、ピンのあるエリアに止められる」点を挙げています。
ここからも、7番ユーティリティが非常に有力な選択肢と判断できるでしょう。
そして、7番ユーティリティの恩恵は、プロゴルファーよりもアマチュアゴルファーの方が受けられる可能性があります。6~7番アイアンの距離でも、しっかりとグリーンに止められるショットを実現しやすいため、検討してみることをおすすめします。
7番ユーティリティ(UT)の飛距離
7番ユーティリティの飛距離は、おおむね「6~7番アイアンの飛距離」が目安です。一般的な男性ゴルファーであれば、150~170ヤードほどでしょう。
ただし、実際の飛距離はロフト角によって異なります。一言で7番ユーティリティといっても、ロフト角は「28~33度」など各モデルで幅があります。
近年はロフト角が小さい飛び系アイアンも多いので、一概に「7番ユーティリティ=○番アイアン」とは断言できません。
たとえば、アイアンとユーティリティのロフト角が同じなら、長さがありミート率も出やすいユーティリティの方が5~10ヤード程度飛ぶケースが多いです。
一方で「飛び系の7番アイアン×ロフト角が大きめの7番ユーティリティ」では、同程度の飛距離になる可能性が高いでしょう。
7番ユーティリティを採用する際は、番手だけでなくロフト角にも着目し、飛距離の差のバランスが良いセッティングを目指しましょう。

参考までに、ロフト角が1度変わると飛距離が約2.5ヤード変わります!また、クラブの長さが1インチの伸びるとヘッドスピードは1m/s程度アップします!
7番ユーティリティ(UT)の使い方
基本的に、7番ユーティリティは「同じ距離を打てるアイアンと入れ替える」形で使います。たとえば、7番ユーティリティで6番アイアン相当の飛距離を打てる場合は、6番アイアンを抜いて7番ユーティリティを採用することが一般的です。
また、アイアンを抜かずに7番ユーティリティを追加して使い分ける選択肢も有力です。
7番ユーティリティとアイアンは、飛距離が同じでもショットの軌道が異なります。7番ユーティリティだと高弾道で上から落ちるようなショットとなる一方で、アイアンは低い弾道でランも出やすいです。この特性を活かし、以下のような使い分けができるでしょう。
- 風が強いからラインを出しやすい6番アイアン
- 無風でピンをデッドに狙いたいから7番ユーティリティ
ただ、すでに14本のクラブをセッティングしている場合は、別のクラブを1本抜かなくてはいけません。
5番アイアンや6番アイアンなど「最も長いアイアン」と「最も短いユーティリティ・ショートウッド」のつながりは悩みやすいポイントです。そこに7番ユーティリティを追加すれば、より柔軟なクラブセッティングとなるでしょう。

個人的には成功率が低い3番ウッドよりも、ミスが少なく使う機会も多い7番ユーティリティの採用がおすすめです!
7番ユーティリティ(UT)の強み・メリット
7番ユーティリティには、複数の強みやメリットがあります。
- アイアンより簡単にボールが上がる
- アイアンよりミスに強い
- レベルブローで打ちやすい
それぞれの強み・メリットを詳しく解説します。
アイアンより簡単にボールが上がる
7番ユーティリティは重心が低く深いため、同じ飛距離を打てるアイアンよりも簡単にボールを上げられます。ボールを簡単に上げられるので、アイアンよりもピンをデッドに狙えるでしょう。
また、ヘッドスピードに自信がない方にとって、6番アイアンを高弾道で打つことは難しく、番手通りの飛距離が出ないケースが多いです。その結果「7番アイアンと6番アイアンが同じ飛距離」といった事態につながることがあります。
7番ユーティリティであれば簡単にボールを上げられるため、番手通りの飛距離を打つことができ、飛距離の差をしっかりと出せるようになるでしょう。
アイアンよりミスに強い
アイアンよりミスに強い点も、7番ユーティリティの魅力です。
7番ユーティリティはソール幅がアイアンより広く、多少ダブってもソールが芝の上を滑ってミスを防止できます。また、アイアンよりスイートエリアが広いので、多少芯を外しても飛距離・弾道が安定しやすいです。
「ショートアイアンは打てるけど7番・6番あたりから安定性がなくなる」といった方は、7番ユーティリティの採用により、150~170ヤードの距離も安定してグリーンを狙えるようになるでしょう。
レベルブローで打ちやすい
レベルブロー(払い打ち)で打ちやすい点も7番ユーティリティの魅力です。
アイアンは必ずダウンブローという意識から、無理に打ち込んでダフってしまう方がいます。また、日本の高麗芝はアメリカの洋芝と比較して硬いため、ターフを取ってボールを飛ばすにはかなりのヘッドスピードが必要です。
加えて、日本の高麗芝は硬い分ボールが浮きやすく、ダウンブローで打ち込まなくてもしっかりとインパクトできるという考え方もあります。
アベレージゴルファーの場合、ヘッドが芝に負けて飛距離ロスにつながる場合があるため、レベルブローで打てる7番ユーティリティの方が向いている可能性があるでしょう。
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7番ユーティリティ(UT)の注意点・デメリット
一方で、7番ユーティリティにはアイアンと比較した際のデメリットも存在します。
- アイアンより操作性が低い
- 7番ユーティリティを展開していないメーカーがある
それぞれの注意点・デメリットを解説します。
アイアンより操作性が低い
7番ユーティリティは、同じ飛距離を打てる6番・7番アイアンと比較して操作性が低いです。
7番ユーティリティはヘッドが大きく、フェースをコントロールして高低差もしくはドロー・フェードを打ち分ける難易度が高いためです。
「6番・7番アイアンの距離は操作性を重視してコースマネジメントをしたい」といった方には向いていない可能性があります。
7番ユーティリティを展開していないメーカーがある
近年、7番ユーティリティはメジャーな存在になりつつありますが、5番や6番までしか展開していないメーカーも多いです。
また、モデルによって番手の展開に違いがあり、上級者向けのモデルほど7番ユーティリティを展開しているケースが少ない傾向にあります。
自分が求めているメーカー・モデルで必ずしも7番ユーティリティが展開されているとは限らない点に留意してください。
7番ユーティリティとアイアン、どちらを選ぶべき?
「結局7番ユーティリティと6番・7番アイアンのどちらを選ぶべき?」と悩む方も多いでしょう。
ここでは、1つの目安として7番ユーティリティが向いている人とアイアンが向いている人の特徴を紹介します。

あくまでの目安なので、以下の内容以外に強みや採用する理由がある方は積極的に導入してみてはいかがでしょうか!
7番ユーティリティが向いている人
7番ユーティリティが向いている主なゴルファーは以下の通りです。
- アイアンよりも簡単にボールを上げたい
- ピンをデッドに狙ったショットを打ちたい
- アイアンよりもミスに強いクラブを使いたい
- 6番アイアンや7番アイアンで飛距離の差が出ない
- レベルブローをイメージしてスイングしたい
これらに該当する方は、7番ユーティリティの採用を検討してみてはいかがでしょうか。
アイアンが向いている人
一方で、7番ユーティリティよりもアイアンが向いているゴルファーの特徴は、以下の通りです。
- 寛容性よりも操作性を重視したい
- スリムなヘッドの方がショットのイメージが湧く
- 多様なモデルの中からクラブを選びたい
- ミドルアイアンにこだわりがある
これらに該当する方は、従来通り6番・7番アイアンの採用が適しているかもしれません。
7番ユーティリティ(UT)の選び方
一言で7番ユーティリティといっても、各モデルで性能はさまざまです。以下では、7番ユーティリティを選ぶ際に着目すべき4つのポイントを解説します。
- ロフト角
- ヘッド形状
- 重量
- シャフト
各性能を比較して自分のレベルやスイング、セッティングに合ったクラブを選択しましょう。
ロフト角
一言で7番ユーティリティといっても、ロフト角は28~33度とメーカーによって異なります。ロフト角が1度異なると、飛距離が約2.5ヤード変わるので、番手だけでなくロフト角にも着目しましょう。
また、7番ユーティリティのロフト角だけでなく、自身の6番アイアンや7番アイアンのロフト角も考慮することが重要です。同じロフト角であれば、基本的にクラブが長くミート率も出やすい7番ユーティリティの方が飛ぶ傾向があります。
まずは「7番ユーティリティをどのように使うか」を明確にしましょう。
ヘッド形状
ユーティリティのヘッド形状は「ウッド型」と「アイアン型」に分けられます。
- ウッド型:ヘッドの形状がフェアウェイウッド(FW)に近いモデル
- アイアン型:ヘッドの形状がアイアンに近いモデル
現在、ユーティリティはウッド型が主流であり、7番ユーティリティのほとんどはウッド型です。アイアン型の選択肢は少ないですが、ひとつの参考として考えてください。
なお、アイアン型ユーティリティはウッド型ユーティリティとアイアンの中間の性能を有しています。ウッド型と比較して「操作性を出しやすい」や「低い弾道のボールを打ちやすい」などが特徴です。
アイアン型ユーティリティについて詳しくはこちら!▼
重量
7番ユーティリティは、6番・7番アイアンよりも20g前後軽い重量がおすすめです。
重量が軽すぎると、ヘッドスピードが上がる一方で、スイング軌道が不安定になる原因となります。
一方で重量が重すぎると、スイングの軌道は安定しやすいですが、クラブに振られる形になりやすく、ミスショットの原因になります。
シャフト
ユーティリティのシャフトの選択肢は、以下の2つです。
- カーボン
- スチール
「ユーティリティ=カーボンシャフト」と考えている方も多いですが、ショートユーティリティの場合はスチールシャフトも検討したいところです。
基本的に、アイアンのシャフトがカーボンであれば、7番ユーティリティもカーボンシャフトがおすすめです。一方で、アイアンがスチールシャフトの方は、7番ユーティリティをセッティングする目的によって選択しましょう。
スチールシャフトは、シャフトが捻じれにくく、方向性が安定しやすい点がメリットです。
また、カーボンシャフトは、スチールシャフトより方向性に劣るものの、しなりを使えて高弾道・高飛距離になりやすい点が特徴です。スチールシャフトよりも軽量という特性もあります。
一例を挙げるならば、7番ユーティリティのシャフト選びでは以下のような考え方があります。
【スチールシャフトが向いている人】
・ショートアイアンに近い感覚でスイングしたい
・アイアンと同様にシビアな方向性を求めたい
・アイアンの重量が重い
【カーボンシャフトが向いている人】
・6~7番アイアンよりも簡単にボールを上げたい
・飛距離を重視したい
・アイアンの重量が軽い
・アイアンよりフェアウェイウッドやロングユーティリティが得意
クラブ重量を目安にする場合、アイアンのシャフトが100g未満であれば、まずはカーボンを試してみることをおすすめします。
7番ユーティリティ(UT)おすすめ10選
ここでは、7番ユーティリティおすすめ10選を紹介します。
- G440ハイブリッド【ピン】
- ELYTE MAX FASTユーティリティ【キャロウェイ】
- Qi35 MAX レスキュー【テーラーメイド】
- GT1 ユーティリティメタル【タイトリスト】
- ゼクシオ プライム ハイブリッド【ゼクシオ】
- HI-3【フォーティーン】
- UX-002【フォーティーン】
- Q(キュー)【プロギア】
- PXG 0311 BLACK OPSハイブリッド【PXG】
- UFO Speed by POWER TORNADO【キャスコ】
G440ハイブリッド【ピン】
ピンの「G440ハイブリッド」は、高慣性モーメントを維持しつつ、理想の重心線に近づいた「飛び重心」設計を実現したモデルです。インパクト時のパワーのロスを最小限に抑えることで、高初速性能の実現に成功しました。
また、クラウン部分の余剰重量を下部へ配置した低重心設計により、高弾道なショットを実現可能です。さらに、前作よりシャローとなった新ヘッド形状によって、楽にボールを拾える効果が期待できます。
ネック部分の弾道調整機能では、ロフト角を±1~1.5度、ライ角をスタンダード/フラットから計8ポジションに調整できます。
モデル名 | G440ハイブリッド |
メーカー | PING(ピン) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #2:17 #3:20 #4:23 #5:26 #6:30 #7:34 |
ライ角(度) | #2:58.0 #3:58.5 #4:59.0 #5:59.5 #6:60.0 #7:60.5 |
長さ(インチ) | #2:40.75 #3:40.25 #4:39.75 #5:39.25 #6:38.75 #7:38.25 ※カーボンシャフトの例 |
ヘッド体積(cc) | #2:122 #3:120 #4:118 #5:117 #6:117 #7:113 |
総重量(g) | 約366 ※PING TOUR 2.0 CHROME 85(S)/#4の例 |
シャフト | ALTA J CB BLUE PING TOUR 2.0 CHROME 85 PING TOUR 2.0 BLACK 90 FUJIKURA SPEEDER NX GREY AWT 3.0 LITE N.S.PRO 850GH neo N.S.PRO 950GH neo N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 DG EX TOUR ISSUE |
公式サイト | PINGオフィシャルサイト |
ELYTE MAX FASTユーティリティ【キャロウェイ】
「ELYTE MAX FASTユーティリティ」は、キャロウェイの2025年モデルのユーティリティです。シリーズ中、最も高弾道かつオートマチックな性能である点が特徴です。
従来よりコントロールポイントの数を増加させ、高い飛距離性能や方向性、寛容性などの実現に成功しています。また、トゥ・ヒールに2つのウェイトが搭載されており、左右に弾道を変えることができます。
シリーズ最多の計6種類の番手(3H~8H)が展開されており、目的やアイアンに合わせて柔軟にセッティングできるでしょう。
モデル名 | ELYTE MAX FASTユーティリティ |
メーカー | Callaway(キャロウェイ) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #3:18 #4:21 #5:24 #6:27 #7:30 #8:33 |
ライ角(度) | #3:58.0 #4:58.5 #5:59.0 #6:59.5 #7:60.0 #8:60.5 |
長さ(インチ) | #3:40.0 #4:39.5 #5:39.0 #6:38.5 #7:38.0 #8:37.5 |
ヘッド体積(cc) | #3:118 #4:118 #5:109 #6:105 #7:101 #8:97 |
総重量(g) | 約341 ※LIN-Q GREEN 40 for Callaway (S)の例 |
シャフト | LIN-Q GREEN 40 for Callaway |
公式サイト | キャロウェイゴルフ公式サイト |
Qi35 MAX レスキュー【テーラーメイド】
「Qi35 MAX レスキュー」は、高い寛容性が魅力のテーラーメイドの2025年モデルです。
アドレス時に安心感を感じられる大型ヘッドシェイプが採用されています。また、シャローヘッドに低重心設計を施すと同時に、ヘッド内部の重量を最適化させ、高弾道かつ高い直進性のショットを実現できるモデルとなりました。
7番のロフト角は35度と大きめの仕様である点も特徴です。ロフト角31度の6番も展開されています。
モデル名 | Qi35 MAX レスキュー |
メーカー | TaylorMade(テーラーメイド) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | #3:20 #4:23 #5:27 #6:31 #7:35 |
ライ角(度) | #3:59.0 #4:59.5 #5:60.0 #6:60.5 #7:61.0 |
長さ(インチ) | #3:40.75 #4:40.25 #5:39.75 #6:39.25 #7:38.75 |
ヘッド体積(cc) | 109 |
総重量(g) | 約344 ※2025 Diamana BLUE TM60(S)の例 |
シャフト | 2025 Diamana BLUE TM60 |
公式サイト | テーラーメイド ゴルフ公式サイト |
GT1 ユーティリティメタル【タイトリスト】
「GT1 ユーティリティメタル」は、軽量設計が特徴のタイトリストの2025年モデルです。非力なゴルファーでもヘッドスピードアップし、飛距離の向上を期待できます。
ロフト角は7番としても導入できる29度が展開されています。また、低・深重心設計により、高弾道化や許容性の向上を成功させている点も魅力です。
さらに、前後に配備された調整可能なウェイトや、ネック部分の弾道調整機能により、スイングに合わせて柔軟にクラブをカスタマイズできます。純正シャフトの「Fujikura AIR SPEEDER Next Gen」は、ヘッドスピードアップに貢献する軽量設計となっています。
モデル名 | GT1 ユーティリティメタル |
メーカー | Titleist(タイトリスト) |
発売日 | 2025年2月 |
ロフト角(度) | 20 23 26 29 |
ライ角(度) | 20:57.5 23:58.0 26:58.5 29:59.0 |
長さ(インチ) | 20:40.5 23:40.0 26:39.5 29:39.0 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | – |
シャフト | Fujikura AIR SPEEDER Next Gen |
公式サイト | タイトリスト 日本公式サイト |
ゼクシオ プライム ハイブリッド【ゼクシオ】
「ゼクシオ プライム ハイブリッド」は、高初速エリアが広く、低重心化による高弾道性能を備えたモデルです。軽量設計も相まって、非力なゴルファーでも扱いやすいユーティリティとなっています。
また、スライスや右へのミスを抑制できるドローバイアス設計も特徴です。フェース面のバルジを最適に設計することで、オフセンターでのショットでも最適なギア効果を発揮します。
7番のロフト角は28度と比較的小さいですが、ロフト角31度の8番も展開されています。アイアンのロフト角に合わせて柔軟にセッティングできるでしょう。
モデル名 | ゼクシオ プライム ハイブリッド |
メーカー | XXIO(ゼクシオ) |
発売日 | 2025年4月 |
ロフト角(度) | #4:19 #5:22 #6:25 #7:28 #8:31 |
ライ角(度) | #4:60.0 #5:60.5 #6:61.0 #7:61.5 #8:62.0 |
長さ(インチ) | #4:40.5 #5:40.0 #6:39.5 #7:39.0 #8:38.5 ※60度法 |
ヘッド体積(cc) | #4:120 #5:120 #6:116 #7:116 #8:111 |
総重量(g) | #4:315 #5:320 #6:325 #7:330 #8:335 ※シャフトフレックスRの例 |
シャフト | ゼクシオ プライム SP-1300 カーボンシャフト |
公式サイト | DUNLOP GOLFING WORLD |
HI-3【フォーティーン】
フォーティーンの「HI-3」は、ドライバーのヘッドスピードが40m/s未満の方がターゲットの中空ユーティリティアイアンです。
重心位置や反発性能のすべてにおいて「球を上げる」が追求されています。ミドルアイアンが苦手でも安定して高弾道なショットを実現可能です。
また、つかまりを重視したスライスを解消できる重心アングルもおすすめのポイントです。オリジナルシャフトは3種類あり、ヘッドスピード30~40m/sまでの方が最適なモデルを選べます。
7番ユーティリティに相当するロフト角として30度と34度が展開されており、自分のアイアンに合わせて選択可能です。
モデル名 | HI-3 |
メーカー | FOURTEEN(フォーティーン) |
発売日 | 2022年9月 |
ロフト角(度) | 24 27 30 34 |
ライ角(度) | 24:60.5 27:61.0 30:61.5 34:62.0 |
長さ(インチ) | 24:39.0 27:38.5 30:38.0 34:37.5 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | 24:332 27:338 30:346 34:351 ※FT-50iの例 |
シャフト | FT-40i FT-50i FT-60i |
公式サイト | フォーティーン 公式オンラインストア |
UX-002【フォーティーン】
フォーティーンの「UX-002」は、上達を目指すアマチュアゴルファー向けの1本です。高い打ち出し角を実現できる重心位置や、やさしさと振りやすさを両立させたバランスの良い慣性モーメントがおすすめのポイントです。
また、ソールのリーディングエッジ側に幅狭で角度の強いバンスソールが採用されており、安心してダウンブローで打ち込めます。シャフトの「FT-63u」させ、ダウンブローで打つ際のヘッド挙動の安定化し、手元つぶし剛性も高めており、アイアン感覚で打てる性能となっています。
7番ユーティリティのロフト角は26度で、その下にはロフト角30度の8番ユーティリティも展開されています。
モデル名 | UX-002 |
メーカー | FOURTEEN(フォーティーン) |
発売日 | 2023年9月 |
ロフト角(度) | #5h:20 #6h:23 #7h:26 #8h:30 |
ライ角(度) | #5h:59.5 #6h:60.0 #7h:60.5 #8h:60.5 |
長さ(インチ) | #5h:40.25 #6h:39.75 #7h:39.25 #8h:38.75 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #5h:345 #6h:350 #7h:355 #8h:360 |
シャフト | FT-63uカーボンシャフト |
公式サイト | フォーティーン 公式オンラインストア |
Q(キュー)【プロギア】
プロギアの「Q(キュー)」は、ボールを拾いやすいディープフェースと、ボールを上げやすい低重心設計が魅力のオールラウンドギアです。
ラフやフェアウェイバンカーなど、難しいライからのショットを想定して開発されており、どのような状況からもパーやボギーを狙えます。
ロフト角は18度・23度・28度・33度の4種類が展開されています。28度と33度が7番ユーティリティに近い働きをするロフト角なので、アイアンのセッティングに合わせて選択しましょう。
モデル名 | Q(キュー) |
メーカー | PRGR(プロギア) |
発売日 | 2018年3月 |
ロフト角(度) | 18 23 28 33 |
ライ角(度) | 18:58.5 23:58.5 28:58.5 33:60.5 |
長さ(インチ) | 18:40.5 23:39.5 28:38.5 33:37.5 |
ヘッド体積(cc) | 18:164 23:162 28:96 33:98 |
総重量(g) | 18:335 23:344 28:359 33:370 ※REGシャフトの例 |
シャフト | REG HEAVY LIGHT |
公式サイト | プロギア(PRGR)オフィシャルサイト |
PXG 0311 BLACK OPSハイブリッド【PXG】
PXGの「PXG 0311 BLACK OPSハイブリッド」は、あらゆるゴルファーのレベルに適した低スピン設計のユーティリティです。
PXGの最先端テクノロジーが搭載されており、高い慣性モーメントや寛容性、精度正確性、飛距離の最大化などが実現されています。
また、デフォルトで取り換え可能な2.5gのウェイト2つと、12.5gのウェイトが1つ搭載されている点もおすすめのポイントです。求めるスピンとバイアスに合わせて自分好みにセッティングできます。
モデル名 | PXG 0311 BLACK OPSハイブリッド |
メーカー | PXG |
発売日 | 2024年1月 |
ロフト角(度) | #2:17 #3:19 #4:22 #5:25 #6:28 #7:31 |
ライ角(度) | #2:58.0 #3:58.5 #4:59.0 #5:59.5 #6:60.0 #7:60.5 |
長さ(インチ) | #2:40.75 #3:40.25 #4:39.75 #5:39.25 #6:38.75 #7:38.25 |
ヘッド体積(cc) | – |
総重量(g) | #2:230 #3:235 #4:240 #5:245 #6:250 #7:255 ※ヘッド重量 |
シャフト | Mitsubishi Diamana V2 PXG Hybrid 60 Aerotech SteelFiber Private Reserve 70 R – Parallel Mitsubishi Tensei CK Pro Orange Hybrid 60 R Mitsubishi Tensei CK Pro Orange Hybrid 80 R UST Attas MB Hybrid 65 R UST Attas MB Hybrid 75 R |
公式サイト | PXG JP |
UFO Speed by POWER TORNADO【キャスコ】
キャスコの「UFO Speed by POWER TORNADO」の最大の特徴は3番(15度)からA(46度)まで計9種類展開されているロフト角の豊富さです。
ロフト角30度の7番ユーティリティはもちろん、8番や9番まで取り入れたい方にもおすすめです。
また、深重心と大きな重心角によって、高弾道かつつかまりの良いショットを実現できます。完成モーメントも大きいため、オフセンターのヒット時にも安定した飛距離性能・方向性を発揮します。
モデル名 | UFO Speed by POWER TORNADO |
メーカー | kasco(キャスコ) |
発売日 | 2022年3月 |
ロフト角(度) | #33:15 #44:18 #55:22 #66:26 #77:30 #88:34 #99:38 #PP:42 #AA:46 |
ライ角(度) | #33:58.5 #44:59.0 #55:59.5 #66:60.25 #77:61.0 #88:61.75 #99:62.5 #PP:63.25 #AA:63.75 |
長さ(インチ) | #33:41.25 #44:40.5 #55:39.75 #66:39.0 #77:38.25 #88:37.5 #99:36.75 #PP:36.0 #AA:35.5 |
ヘッド体積(cc) | #33:133 #44:131 #55:125 #66:119 #77:98 #88:92 #99:86 #PP:80 #AA:78 |
総重量(g) | #33:327 #44:333 #55:339 #66:347 #77:355 #88:363 #99:372 #PP:381 #AA:390 ※シャフトフレックスSの例 |
シャフト | オリジナルカーボンシャフト |
公式サイト | キャスコ公式サイト |
まとめ│7番ユーティリティ(UT)でスコアアップを目指そう!
今回は7番ユーティリティおすすめ10選や飛距離、使い方などを解説しました。
7番ユーティリティはアイアンよりも簡単にボールを上げたい方や、6番・7番アイアンの飛距離差が出ない方、アイアンよりもミスに強いクラブが欲しい方など幅広い方におすすめのクラブです。
150~170ヤードの距離でも高弾道でグリーンを狙えるため、スコアアップに近づける要因となるでしょう。
近年はショートユーティリティにも注目が集まっており、7番ユーティリティを展開するメーカーも多いので、自分に合った1本を見つけてください。
スコアアップにはショートウッドの採用もおすすめです!▼
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